半年近く放置していた時期外れのフィギュアネタを前回アップしてから、何やら勢いがついてしまい、頭が来期の日本選手のプログラムの事に向いてしまっている今日この頃。
そこで。
勝手な期待と願望を込めて・・・。
「来期このジャンプ構成で自己ベスト軽々更新ニャ🎵」
☆宮原知子バージョン
アメリカのフィギュア専門サイトか何かの「16-17シーズンのベストFS人気投票」で宮原選手が女王メドベデワを抑えて1位になってましたね。
私にとってもあのプログラムは今期(前期と言うべき?)ナンバーワンです。
今期のFSは
前半 ①3Lo ②3Lz-3T ③3F
後半 ④3Lz-2T-2Lo ⑤2A-3T ⑥3S ⑦2A
基礎点合計47.54
となってました。
ここからどう基礎点を上げていくか。
3Aとか、3Loをセカンドにつけるコンビネーションとか、そういう一段階上の技術を習得する以外で現状出来る事は、基礎点の高いジャンプをなるべく多く後半に跳ぶ、という事しかないのかなと思います。
そこで。
再び机上の空論の出番だす。
前半 ①3Lz-3T ②3F
後半 ③3Lz-2T-2Lo ④3Lo ⑤2A-3T ⑥3S ⑦2A
これで基礎点は48.05となります。
あ、あれ?0.51しか違わない!(焦💦)
こ、こ、こんなはずでは。
そりゃそうですよね。考えてみたら3ループが後半になっただけですから。
もういっそのこと7本全部後半に跳んじゃう?ジュニア女王のザギトワちゃんみたいに。それなら2.07アップしますけど。
う~ん、さすがにそれはダメだな。
技術的、体力的にどうとかいうより、一つのプログラムとしてどうかな。
確かに、徹底的に点を稼ぐという意味ではいいんでしょうが、そこまでやっちゃうと、全体のバランス的に良くないような気が個人的にはしています。
この辺は好みというか、感じ方の違いになってくるんだろうと思いますが。
ザギトワちゃんとか、あと、確か、やはりロシアの選手だったと思いますが、ジュニア男子の誰かも、FSでジャンプを全部後半に固め跳びしてましたけど、う~ん、どうかなあ。
彼らの演技を観ていて、後半のジャンプの連続に、ノルマをこなしている感というのか、スケジュールを消化している感というのか、何だかそういう印象を持ってしまったんですが。
ただただジャンプをひたすら跳んでるだけで、そのプログラムのテーマとか、ストーリー性とか、そんなものがどこかに行ってしまってる感じを受けたんですが。
やっぱりフィギュアは技術を競うだけではなく見せる(魅せる)競技でもあると思うので、プログラムが一つの流れになっていないと、どんなに高度な技を組み込んでいても、どんなに高得点を叩き出しても「素晴らしいプログラムを観た」という満足感がない。
前半ステップやスピンを感情豊かに美しく決めても、後半、つなぎもそこそこに「ジャンプ跳んだ、はい、次!助走つけて、はい、次のジャンプ!」みたいに慌ただしく跳びまくられては興ざめです。
やはりそこは、曲調の変化に合わせて、ここはしっとりとキャメルスピン、ここからアップテンポになるのに合わせてコンビネーション・ジャンプ!とか、メリハリがないと。
後半のジャンプ固め跳びはSPならまだそれほど気にならないんですが、FSはなあ。
脱線してしまいました。
いろいろ考えたんですが、宮原選手の場合、やはり今のジャンプ構成がMAXなんですかね。とすれば、来期得点を伸ばすには一つ一つの質を上げていくしかないという事になりますね。
一つだけ可能性があるとすれば、加点が多くつきやすい得意の2A-3Tを、以前のように2回入れる構成にする、という事なんですが、それだと演技構成点に影響が出るかも。バラエティに富んだジャンプ構成の方が評価されやすいと聞いた事があるので。
だから、今期は1回に減らしたのかなあ、と思ってました。実際に、その事がどのくらい演技構成点アップに貢献したのかはわかりませんが。
同じコンビネーション・ジャンプを2回入れる事で、もし演技構成点が下がるとすると、せっかくジャンプで加点されても相殺されて意味がなくなってしまう。
ただ、宮原選手は、3ルッツからのコンビネーション・ジャンプ、あまり加点がもらえないんですよね。
セカンドジャンプはどのジャンプにくっつけても同じ基礎点なんだから、加点が多くもらえるコンビネーションにした方が得。ルッツ、アクセル以外で、例えばサルコウとかループとかにくっつけてはどうでしょうか?今単独で跳んでいるサルコウもループも、毎回綺麗な質の良いジャンプが跳べていると思うので、3トゥループをつけてコンビネーションにしてもいけるんじゃないかと思うんですが。
例えば。
前半 ①3S-3T ②3F
後半 ③3Lz-2T-2Lo ④3Lo ⑤2A-3T ⑥3Lz ⑦2A
これだと基礎点48.21です。
基礎点自体は大して変わらないですが、2回跳ぶルッツのうち一つを単独にすればコンビネーションの時より加点が多くつく確率が高くなるのでは?しかも単独なら後半に回しても無理がない。基礎点の高いルッツを2つとも後半に跳べば少しでも点が稼げます。
まあ、全て皮算用なんですけど。
もしかしたら、サルコウやループをコンビネーションにするよりも、ルッツからのコンビネーションの方が宮原選手にとっては跳びやすいのかもしれません。三原、樋口両選手もそうですが、ルッツからの3-3を跳ぶ選手が多いという事は、サルコウやループより、ルッツ、或いは人によってはフリップ(メドベちゃん、真凛ちゃんとか)の方がコンビネーションにしやすいジャンプなのかもしれません。
個人的には、今期のケガがもう一回り宮原選手を大きくしてくれるんじゃないかと、そうなって欲しいと思っているんですが。
宮原選手は人一倍努力家として知られているし、シャイだけど芯が強い人なんじゃないかとテレビで見ていて思うので。きっとケガで今期後半滑れなかった事もプラスに変えてくれるはず、と勝手に想像して勝手に期待しています。
多分、素人が思うほど、そんな簡単なものじゃないんだろうな、と漠然とわかってはいるのですが。
フィギュアスケートカテゴリーですニャ
いくら何でも極端過ぎニャいかい?GPSカナダ大会採点
高橋大輔とピカチュウを愛する男?GPS フランス大会 男子編
惜しかった!悔しい!でも頑張った!!三原、本郷両選手 GPS 中国大会 FS
机上の空論的 フィギュア日本選手の得点アップを狙ったジャンプ構成を考えてみたニャ