時期外れというか、時期遅れのフィギュアネタの後に、時期尚早の幽霊ネタです。
ヤフーニュースで事故物件住みます芸人の体験したヤバい話という記事があって、幽霊より生きている人間の方が怖い、っていうコメント欄の書き込みから、何年か前に聞いた説を思い出しました。
「私達は幽霊を見たくない!出会いたくない!と思っているけど、実は幽霊の方も同じ。」
これ、最初に聞いた時、なかなか新鮮でした。
生きている人間は肉体と魂の両方を持っているが、霊は魂だけ。だから基本的に、生きている人間の方が存在として強い。
生きている人間が幽霊に出会った時に恐怖で心臓がドキン!とすると、その衝撃波が幽霊に伝わり、それが、形のない魂だけの存在である幽霊にとって相当なダメージになる。だから、幽霊は生きている人間に出会いたくない、姿を見られたくないと思っている、という説。
面白い。斬新です。
そんな角度から幽霊の事を考えた事なかった!
魂だけの存在より肉体と魂の両方を持っている存在の方が強い。
1より2の方が強いって事ですね。
うん、なかなか理にかなっている。
もっとも、トランプのように、2より1(エース)の方が強いって考え方もありますけど。
魂だけなら、肉体的に傷を負ったりするリスクもないし、元から肉体がないから失う物もない、という考え方も成り立ちますからね。
要するに考え方次第なんですけど。
でも、実は幽霊の方も私達にビビってるっていうのは、その発想自体が面白いな、そういう視点で幽霊という存在を見た事なかったな、と、目からウロコでした。
本当だったら面白いな。
もしそうだったら、幽霊というものに対する恐怖心がちょっとだけ和らぎます。ちょっとだけ親近感も湧いてきます。
あくまでちょっとだけ。
でも、やっぱり幽霊には出会いたくない!
幽霊に関するもう一つの珍説。
「どんな人でも、必ず一生に一度は幽霊を見る。違いは、幽霊を見た事に気づくか、気づかないまま人生を終えるか、それだけ。」
これはヤバい!
私は見たくないです!
だってやっぱり怖いもん。
でも、これがもし本当なら、私は見た事に気づかないまま人生を終える派でいたいです。
あれ?もしかして今までの人生で既に見てる?
幽霊は必ず夜に出るとは限りません。
真っ昼間、明るい日差しの中、普通の生きている人間と同じように道を歩いているかもしれません。
「シックスセンス」であったように、自分が死んでいる事を気づかず、普通に歩き回っている幽霊もいるかもしれません。そして、あまりにも普通に歩いているので幽霊だと気づかず、普通の人だと思って道ですれ違っているかもしれません。
実は自分にだけ見えていて、他の人には見えていない通行人とすれ違っているかもしれません。
例えば、病院の待合室やバスの中などで、自分以外に5人の人がいる、と思っているけれど、実は4人しかいなかった、なんて事もあるかもしれません。
何か考え事をしていて、「あ、今、窓の外を人が通ったな」とぼんやり思っていたけど、実はそこは二階、でも、考え事をしていたので、人が通るはずがない所を人が通りすぎた、という異常に気づかないままでいた事があるかもしれません。
こういう事が絶対ないとは言い切れませんもんね。
もし、これまでの人生でまだ幽霊を見てなくて、これから見ることになっていて、しかも見たことに気づく派だったら・・・
陽気でお茶目な幽霊さんを希望します。
「出ちゃった❤テヘ、ペロ!」みたいな感じの。
オカルトカテゴリーですニャ
「エクソシスト」より「オーメン」の方が怖いニャ
久々に読んだ「シックスセンス」小説版 あれ?涙腺弱くなってる?