謎好きにゃんこの妄想

浅~い知識とおふざけ妄想脳で謎解きするニャ🎵

天才とバカは紙一重 「深イイ」話と「う~ん」な話も紙一重

昨今の過剰、異常なキムタク叩き。
何をやっても誉めちぎられる男から、何をやっても叩かれる男へ、華麗(?)な転身。
SMAP解散騒動をきっかけに堕ちた偶像になってしまってますが、キムタク自身が変わったんでしょうか?
私の目には、変わったのは世間の見る目、のように思えるんですが。
前にも書きましたけど、キムタクが何をやっても誉めちぎってた頃の風潮以上に、何をやっても叩きまくる今の風潮、気持ち悪っ!





紳助さんがいなくなっても続いている「深イイ話」。
もう長らく見てませんが。


この番組が始まった頃はほぼ毎週見てました。
深イイ話候補なので、毎回いい話ばかり出てきますけど、私の心のレバーは「う~ん」の方が多かった記憶があります。
へそ曲がりのひねくれ屋ですから。


毎週見ていた頃のエピソードで、特によく覚えている話があります。



黒澤明監督にまつわる話。

監督は画面に映らない所にまで気を配っていた。
ある映画で、薬棚が置いてある部屋のシーンを撮っていた。薬棚は中が見えない作りなので、中は空のまま。ところが監督はどうしてもそれが気になる。監督は棚の中にたくさんの薬瓶を入れるようスタッフに指示した。
たとえ、画面に映らなくてもリアルさに拘る。その監督の拘りにスタッフは皆感銘を受けた。

記憶を頼りに書いたので細かいところが違っているかもしれませんが、大体こういう話でした。


スタジオでは、紳助さんを含めた2~3人以外が「深イイ」でした。
その日のゲストに内藤剛志さんがいて、やっぱり俳優さんなのでこの話に感激。「こういう監督のいる現場だと役者としても士気が上がる」みたいなコメントをしてたと思います。記憶違いかもしれませんが。
他の出演者も「さすが世界の黒澤!」「見えない所まで気を配る、こういう事の積み重ねが素晴らしい作品を作るんですね」みたいなコメントを連発。



本当にそうですか?

これ、別に悪い話ではないけど、かと言って特にいい話でもないような。



人はそれぞれいろんな拘りを持っています。仕事にしろ私生活にしろ。他人からみたらバカバカしい、意味のない事でも当人にとっては大事な事だったりします。だから、他人がとやかく言う事ではない。周りに迷惑をかけない限り、どんな拘りを持とうが自由です。

この、黒澤明監督の話もそういう事なんじゃないでしょうか?
黒澤監督の、仕事をする上での拘りに過ぎないのではないでしょうか?
そこにいい悪いも、深イイ深くないも無い。

監督自身、そこまで深く考えてたわけでは無いのではないでしょうか?ただ、そうしたかった、そうしないとどうも気分が悪い、気になってしょうがない、そんな感じだったのではないかな?と思います。
まあ、深く考えず気になるからそうしただけ、という所が逆に深い、と解釈する事も出来ますが。



この「深イイ」のレバーを押した方々にずっと訊いてみたかった。

「この話が、巨匠・黒澤明ではなく、二流・三流の、評価が低い監督のエピソードだったら、それでも深イイと思いましたか?」




多分、これが二流・三流の監督の話だったら、こんな事に拘ってるからロクな映画が撮れないんだ、と現場のスタッフ、キャストから総スカンを喰らい、業界中の人から袋叩きにあってたんじゃないですかね、今のキムタクみたいに。



「深イイ」を押した人のコメントの後、「う~ん」を押した紳助さんのコメント。随分前の事なんで正確には覚えていませんが、私の考えと似ていたので凄く共感したのは覚えています。

あと、紳助さんも映画を撮っていて、その時の経験談も話してました。

周りのスタッフ、キャストは玄人ばかりで、細かい所にやたらと拘るんだとか。
ある時、撮影済みの映像をチェックしていたスタッフが、「監督、あの道の左の方に映りこんでいる影が気になるんですけど。」と言ってきた。紳助さんが見ると画面のほんの一部で、よく見ないと気がつかないほど。紳助さんは答えた。「映画を観た客があの影が気になるようやったら、どっちみちこの映画アカンやろ。」


一刀両断。

お見事っす、紳助さん。



画面に映らない所にまで拘る=名作が撮れる、かどうかはわからないですよね。関係あるかもしれないし無いかもしれない。
多分、黒澤明監督自身にだってわからない事でしょう。
それなのに「さすが世界の黒澤!」とか変に持ち上げられて、あの世で監督も困ってたかも。


ちなみに、私は黒澤作品、あまり好きではありません。何で世界であんなに高く評価されてるのかよくわからない。タケちゃんもそうだけど。外国人の映画のツボが今一つ・・・

特に遺作の「まあだだよ」。途中で我慢できなくなって観るのを止めました。
長野オリンピックの閉会式で欽ちゃんが「みんなで歌いましょう!」と言って「ふるさと」を歌ってた時に感じたのと同じものを感じました。学芸会っぽいというのか、感動を作って押しつけてる感というのか・・・「ほのぼの」「友和」を装ってる感じが何だか耐えられなくて。
椿三十郎」は面白かったけど。



私は紳助さんの事はあまり好きではありません。
でも、ショウビジネスに関わってる人たちの中で、ある種の真摯さを持っている数少ないタレントさんの一人だったと思っています。

番組に料理人を呼んだら、その料理が仮に美味しくなくても「美味しい」と言っておくのが礼儀、みたいな中で、紳助さんは「ゴメン、視聴者騙したらアカンから正直に言わしてもらうな。俺の好みや無いわ。」と、業界の慣習ではなく視聴者の方を向いていた。それも「マズイ」と言う言葉は使わず、料理人に対する気遣いや敬意も忘れずに。


TVのお約束だとか大人の事情だとか、視聴者には関係ない事に縛られて、視聴者の方を全く向いてないTV関係者がほとんどの中で、あれだけ長くTVの仕事をして、いわば「首までドップリ業界に浸かっている」はずの紳助さんが、業界の悪弊に染まらないように常に意識していたのは凄い事だと思います。

こういうタレントさん、後はタモリさんとかさんまさん(さんまさんはちょっと危ういけど)くらいかな?

ここ数年、TV番組の劣化が加速している一因に、紳助さんがいなくなった事もあるかも。





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