謎好きにゃんこの妄想

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フィギュア初心者ならではのジャンプの見分け方

私はフィギュアスケートが昔から大好きです。一時期冷めてた事もありますが、その期間を除いても10年以上は見続けて来てると思います。

と言っても、それほど知識があるわけではなく、いわゆる「ムダに観戦歴が長いだけ」のフィギュア・ファンです。

そんな初心者の私ですが、ここ数年少しずつ勉強して、最近はジャンプを見分ける事が出来たり、採点予想がそこそこ当たったり・・・それまでの「わー!!ジャンプ高ーい!スピン速ーい!ステップ凄ーい!」という感覚的鑑賞からちょっとばかり進歩して、多少は通っぽい見方が出来るようになりました。

そして、以前より更にフィギュアを観るのが楽しくなりました。


そこで今日は「フィギュア、たまに見るけどよく分からん。難しすぎて」と思っている方にちょっとだけ、もしかしたら少しは役に立つかもしれない「初心者だからこそ分かりやすく伝えられる(かもしれない)」ジャンプに関するアレコレについて書いてみたいと思います。


※注意
以下の解説はあくまで「初心者に毛の生えた程度の」フィギュアファンである私がざっくり「こんな感じかな?」と理解している内容なので、細かいところが不正確だったりすると思います。(大体は合っているとは思うのですが💦)その前提でお読みいただければ幸いです。



※2019.3.25
今シーズンのルール変更を受けて追記しました。




●フィギュアのジャンプは6種類

難しい方から順に

アクセル
ルッツ
フリップ
ループ
サルコウ
トゥループ

となっています。


現在、男子は4回転時代に入っていて、今シーズンついにアメリカの若きエース、ネイサン・チェンが人類初!公式戦で4回転ジャンプを制覇しました。

ちなみにアクセルジャンプは他のジャンプより半回転多く回るので、ここで言う4回転ジャンプ制覇!の中には含まれていません。
ネイサンはアクセルジャンプを苦手としているので、4回転アクセルはもしかすると、アクセルの得意な羽生、宇野、両選手のどちらかが人類初成功させるかも?と思っています。


難易度の高いジャンプの方が基礎点が高いのは当然ですが、選手によってジャンプの得意・不得意があって、必ずしも難しいジャンプの方が苦手、というわけではないのが面白い所。ちなみにネイサンは4ルッツ、4フリップが割と得意で4サルコウ、4トゥループは比較的ミス率高かったりします。中国の金博洋選手もルッツが得意。
4フリップを世界初成功させた宇野選手、4ループを世界初成功させた羽生選手、共にギネスに載りました。



女子は、ごくごく一部に4回転を成功させたり、チャレンジしたりしている選手もいますが、まだまだ3回転がメイン。


3回転ジャンプの基礎点

3アクセル  8.5
3ルッツ   6.0
3フリップ  5.3
3ループ   5.1
3サルコウ  4.4
3トゥループ 4.3


※追記
2018ー2019シーズンのルール変更に伴い、ジャンプの基礎点も一部を除いて大きく変わりました。

3アクセル  8.0
3ルッツ   5.9
3フリップ  5.3
3ループ   4.9
3サルコウ  4.3
3トゥループ 4.2

以上のように3回転ジャンプは、フリップを除いて基礎点が下がりました。アクセルに至っては0.5点も。4回転ジャンプは更に大きく下がっています。
その代わり、それぞれの要素(ジャンプ、ステップ、スピン)の質の評価GOEは+3から-3だったものが、+5から-5に幅が広がりました。






3アクセルを公式戦で成功させた女子選手は、現在までに10人弱、その内約半分が日本人選手です。伊藤みどり中野友加里浅田真央、そしてジュニアの紀平梨花
3アクセルは単独でも難しいのに、紀平選手は今季公式戦で女子初!3アクセル-3トゥループという大・大・大技を成功させました。しかも2点近いGOEがつく質の高い美しいジャンプでした。頼もしい!



●初心者的ジャンプの見分け方

それではさっそくジャンプの見分け方について。

ジャンプ、見分けられなくても中継で解説者が教えてくれるので、無理に見分ける必要はないと言えばないです。ただ、解説は跳んだ後で「3ルッツ」など技の名前を紹介してくれるのですが、跳ぶ前、もしくは跳んだ瞬間に分かるようになると、ちょっとだけ通の気分が味わえて観る楽しさが増すと思います。



〇「唯一前向きに跳ぶ」アクセル

これはすぐわかります。今日初めてフィギュアを観る、という人でさえ。何故なら6種類の中で唯一前向きに跳ぶジャンプだから。

何故アクセルジャンプは難しいのか?半回転多いから?(前向きに跳び、後ろ向きに着氷するため。例えば3アクセルなら3回転半回ります)
それだけではないようです。

アクセルの難しさは、助走で踵に重心をかけて前向きに滑り、跳び上がる瞬間に爪先に重心を移動させて踏みきる、この踵から爪先に重心移動するタイミングと跳び上がるタイミングとの兼ね合いが難しい、と以前に解説で聞いた事がある気がします。間違ってたらごめんなさい。

とにかく、アクセルは一目瞭然、分かりやすいジャンプです。



〇「助走で後ろ向きにまっすぐ滑ったら」ルッツ

アクセルを除く残り5種類のジャンプの中で最も見分けやすい、と個人的に思っているのがこのルッツジャンプ

ルッツは、左足の外側のエッジで踏みきって跳び、右足で着氷するジャンプです。でも、跳ぶ瞬間にどっちの足で踏みきったか、足元にばかり注目していると演技全体を観れなくなり、楽しみが損なわれると思います。

もっと分かりやすい所でジャンプの種類が見分けられるなら、それに越した事はないですよね?通の人からすればもしかしたら邪道かもしれませんが、まあ初心者なので。


そろそろジャンプを跳ぶな、というのは、加速するので見ていれば大体わかります。ジャンプを跳ぶ直前の態勢・助走、それが最も特徴的なのがルッツ。

★後ろ向きにまっすぐ滑る、この助走の態勢になったら「ルッツを跳ぶんだな」と思ってまず間違いないです。

ただし、選手によっていろいろとクセやスタイルが違うので、見分けづらい事もあります。
例えば羽生選手のように、あまり「跳ぶぞ、跳ぶぞ」と長く構えずに、自然な流れの中でスッとジャンプを跳ぶ、しかもコンビネーションではなく単独でルッツを跳ぶタイプの選手は助走が短いので分かりづらいかもしれません。

逆に分かりやすいのは、男子なら4回転ルッツを跳ぶネイサン、金両選手。4回転ルッツはさすがに大技なので、しっかり助走をつけないと跳べない(と思う)ので。
女子なら宮原、三原、樋口、白岩各選手など、3ルッツからのコンビネーション(3ルッツ-3トゥループ、3ルッツ-2トゥループ-2ループなど)を得意とする選手が分かりやすいと思います。単独の3ルッツに比べて、3ルッツからのコンビネーションジャンプはやはり大技なだけに、これもしっかり助走をつけないといけない(と思う)ので。



〇「一旦前向きに滑り、直前に後ろ向きになって左足で踏み切る」フリップ

フリップはルッツと同様、左足で踏みきり右足で着氷するジャンプです。ルッツとの違いは、外側のエッジで踏みきるルッツに対して、内側のエッジで踏みきる事。

★後ろ向きに真っ直ぐ助走するルッツに対して、基本的には、一旦前向きになり、跳ぶ直前に後ろ向きになるのがフリップの特徴だと思っています。

ただ、これも選手のクセによっては、「一旦前向きになり、跳ぶ直前に後ろ向きになる」一連の動作が、ジャンプ前に入れるターンに見えてしまう時があって、私にとっては比較的見分けづらいジャンプです。

それから、その「一旦前向きになり、跳ぶ直前に後ろ向きになる」助走が、弧を描くような軌道になるという特徴もあります。ただし、これも選手によってはそう見えない場合もあります。

個人的に、フリップを見分けやすい選手は、男子なら宇野選手、女子なら宮原、メドベデワ両選手などだと思っています。これらの選手のフリップは、「弧を描くような軌道で」一旦前向きになり、跳ぶ直前に後ろ向きになる助走をとっているので。
※追記
宇野選手はフリップの跳び方をちょっと変えたような気がします。助走の軌道や姿勢、後ろ向きになるタイミングが以前と違ってる感じが。以前は弧を描くように、外側から回り込むような感じで、前向きから後ろ向きにゆっくり方向転換していたのが、今は割と直線的な軌道で助走し、跳ぶ直前に後ろ向きになってる気がします。

逆にわかりづらいのは、直前にターンを入れ、そこからすぐフリップを跳ぶ羽生選手。もっとも今では「ターンから直ちに跳ぶ」のが羽生選手のフリップの特徴として刷り込まれてるので、逆に見分けやすくなってますが。あと、羽生選手のジャンプ構成あるあるで、前半、4回転ジャンプを2~3本跳んだ後に跳ぶのが単独3フリップ、っていうのも個人的にあります。

ちなみにルッツとフリップは、アクセル以外では基礎点の高い方から一番と二番という事で、FS(フリースケーティング)ではこのどちらかを2回跳ぶ構成にしている女子選手がほとんどです。
ルッツを2回跳ぶ構成の選手は、宮原、三原、樋口、白岩、ザギトワ各選手、フリップを2回跳ぶ構成の選手は、坂本、紀平、本田、メドベデワ各選手など。
ルッツを2回跳ぶ選手はフリップが苦手っぽかったり、逆にフリップを2回跳ぶ選手にルッツが苦手な選手が多かったり、という印象があって何だか面白いな、と思います。


ルッツとフリップはエッジの使い分けが難しいようで、いわゆる「エッジエラー」を取られるリスクのあるジャンプです。ルッツ派の選手にフリップ苦手が多く、フリップ派の選手にルッツ苦手が多い、っていうのはこの辺りに原因があるようです。
エッジエラーについては次回触れたいと思います。



〇「右足の前に左足がグーンとクロスしたら」ループ

「腰を少し落として椅子に座ったような構えから跳ぶ」という説明をよく目にするのですが、これは選手のクセによって必ずしもそうとは言えないので私は違う所で判断しています。

★ループの特徴は、踏みきる時に左足が右足の前に来る所。これはちょっと文章では説明しづらいのですが。


ループは右足で踏みきるジャンプです。

同じく右足で踏みきるトゥループは、踏みきる方とは反対の左足の爪先(トゥループのトゥは爪先の意)で氷を蹴って、その勢いで跳び上がるジャンプ。

ルッツ、フリップも踏みきる左足とは反対の右足の爪先をついて跳び上がります。

ルッツ、フリップ、トゥループのように爪先をついて跳び上がるジャンプは「踏みきる方の足が前」その足の後ろで、反対側の足の爪先で氷を蹴ります。

ループはこれと逆で「踏みきる方の右足が後ろ」その前に左足を添える感じで跳びます。

う~ん、書けば書くほどわかりづらい説明になってしまいますニャ~💦

踏みきる瞬間足が縦に並ぶ・・・これも分かりづらいか・・・

次のサルコウを説明してから、ループの説明をした方が分かりやすいかもしれません。



〇「踏み切る瞬間両足がハの字になる」サルコウ

サルコウは、踏みきる瞬間両足がカタカナの「ハ」の字になるのが特徴です。このジャンプは比較的見分けやすいと思います。

あと、選手によりますが、踏み切る直前に右足を跳ね上げる、という特徴もあります。

これに対して、ひらがなの「こ」の字のようになるのがループ、と言えば分かりやすいでしょうか?どうかな?やっぱ分かりづらい?とにかく左足がグイーンと右足の前にクロスするようになった状態で跳び上がるのがループです。

羽生選手が、もしケガの影響でジャンプ構成を変えていなければ、FSで一番最初に跳ぶのが4ループ。それを見てもらえば多分わかるのではないかと思います。



〇「一旦前向きになり、跳ぶ直前に後ろ向きになって右足で踏み切る」トゥループ

ループの所で説明したように、左足の爪先をついて右足で踏みきるのがトゥループ

ただ女子の場合は、トゥループを単独で跳ぶ選手は少なくて、大抵はルッツやフリップなど基礎点の高いジャンプにくっつけてコンビネーションにする事が多いです。
3ルッツ-3トゥループとか3フリップ-3トゥループという具合に。あ、あと2アクセル-3トゥループというのもありますね、宮原選手の得意なジャンプです。


男子は4トゥループを跳ぶ選手が多いので、トゥループを見分けるなら男子の演技がおすすめです。私は羽生選手の4トゥループの入り方が特に好きです。胸を張った体勢の助走からスッと力みなく跳んで美しく回る、その一連の流れが華麗で。

女子なら、カナダのガブリエル・デールマン、ロシアのエリザベータ・トゥクタミシェワが3トゥループー3トゥループをプログラムに取り入れているので、参考にしやすいと思います。
3回転ー3回転のコンビネーションの中では最も難易度、基礎点の低い連続ジャンプなのですが、この2人の3トゥループー3トゥループは質が高く加点が多くつくので、他の選手の高難度のコンビネーションと遜色ない得点を得られます。
トゥクタミシェワは高さ、デールマンは飛距離がスゴい!私は飛距離がスゴくてダイナミックなデールマンの3トゥループー3トゥループが特に好き。デールマンが3Tー3Tを跳ぶと会場のお客さんが「オーッ!」って感じにザワつくのがテレビで観ててもわかります。別にデールマン選手の知り合いでもなんでもないのですが、お客さんがザワつく度にナゼか「見た?今の。スゴいっしょ?」って自慢したくなってしまいます。

★助走はフリップに似ているかな?と思っています。一旦前向きになり直前に後ろ向きになって跳ぶジャンプかな?と。もしかしたら明確な違いがあるのかもしれませんが、私にはほぼ同じに見えます。
左足で踏み切ったらフリップ、右足で踏みきったらトゥループ、と覚えてますが、演技を観ているときは選手の動き全体を見ているので足元ばかり見ていられなくて「あれ?今どっちの足で踏みきった?」と迷ってしまい、解説者の「3フリップ」「4トゥループ」などの解説を聞いてから「あ、今のフリップだったんだ!」「トゥループだったんだ!」と納得する事も多いです。


何だかあんまり役に立ちそうもない、かえって分かりづらい説明になってしまいましたね💦



オリンピックのフィギュア、団体戦が始まりましたね。宇野選手、好発進のようです。

個人戦が始まるまでにジャンプの採点ルールなどについてアップ出来たらいいな、と思ってますが・・・。
説明ヘタだからあんまり参考にならないかもしれませんが😓😓😓



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