衝撃です!!
メドベちゃんがコケた!
ジュニア時代のメドベちゃんを知らず、昨シーズンは諸事情で幾つか試合を見逃した私、初めてメドベちゃんのコケるシーンを見ました。
安定感では宮原選手と女子のツートップを張るメドベちゃんも、当たり前ですけど人の子だったんですね。
それでも140点越え。さすが女王です。
コケたのは3ルッツでした。
基礎点が高いのに1回しか跳ばないという事は、もしかしてあまり得意なジャンプではないのかな?
手を上げて跳んでましたけど、無理にタノにしなくても良かったんじゃないかな?それでバランス崩してコケたら元も子もないですもんね。タノのせいでコケたかどうかは分かりませんけど。
メドベちゃんのプログラム、私はどちらかと言うとSPの方が好きです。
最初の、子供を表現している所が特に好き。無邪気な感じが上手く出ていて。
ジャンプだけでなくスピンでもステップでもきっちり点が取れるメドベちゃん。
あえてケチをつけるとすれば、2A-2T-2Tの3連続ジャンプかな?なんか2番目と3番目のジャンプ、ヨッコラショ、ヨッコラショって感じで跳んでいるように見えます。
プロトコルを見ると、あの3連続だけいつもあまり加点が付いてないので、ジャッジもヨッコラショ感を感じてるのかもしれません。
【樋口選手、GPSデビュー戦で表彰台おめでとう】
シニアデビューの樋口選手、頑張りましたね。
SPもFSもジャンプで大きなミスをしたのに高得点が出ました。SPではスピン、ステップ全てレベル4。今シーズン厳しくなってるステップでもレベル4が取れてる!
今の日本の若い選手はジャンプが得意な選手が多いですが、そこだけに頼る事なく表現力やスケーティングの技術も磨いていて、短期間でドンドン点を伸ばせている所が凄いと思います。
FSでは最大の得点源、後半の3Lz-3Tが抜けてしまいました。ジャパンオープンでも同じ失敗をしてましたが、もしかして悪いイメージが残っていたんでしょうか?
それでも129.46でパーソナル・ベスト!という事はもしジャンプミスがなければ140点近い点が出たかもしれないという事ですよね。
恐るべし、10代の選手。
SPで2位だったカナダのデールマン選手を残して樋口選手が3位をキープ。
デールマン選手はSPとは別人のようでした。やっぱり相当プレッシャーがあったのかな?
樋口選手が表彰台に乗れたのは良かったですが、デールマン選手がキスクラで涙ぐんでる姿を見て複雑な気持ちになりました。
いや、プレッシャーに打ち克つ力も含めて、その選手の実力なんですよね。
プレッシャーという点で言うと、樋口選手だって同じくらい、もしかしたらもっと強いプレッシャーを感じてたかもしれない。
デールマン選手にはこの悔しさ、この経験を活かして、もっともっと強い選手になって欲しいと思います。
あのスピードに乗った勢いのある演技、好きです。
あと、地元フランスのルカブリエ選手。SPで14点近くも点を伸ばしたとか。
FSではもう少しで120点という得点。これまで100点台を出したことがないなんて思えない、ジャンプもスピンもキレがあって、元気で伸びやかな演技でした。
途中の衣装早替えにもビックリ!エキシビジョンでは観た事あるような気がするけど、試合で観たのは初めてです。
GPSはフランス大会のみのエントリーなんだそうです。残念!世界選手権かどこかでまた観られるといいな。