時期外れですが。机上の空論的 フィギュア日本選手の得点アップを狙ったジャンプ構成を考えてみたニャ
以下は、半年くらい前に書いて途中になったまま放置していたものです。シーズンも終わって時期外れですが、中途半端な内容ですが、せっかく書いたので・・・。
本当は田中刑事選手の事とかも書きたかったんですが。
不満です!
とっても不満です!
何であの選手のあの演技がこんな低い点なんニャ💢
得点が出た時に「エ~、低っ!」って思う事よくあります。
その筆頭が松田悠良選手。
ほとんどミスらしいミスもなく、スピードに乗った優雅な演技なのに何でこんなに点が低いんだ?
確かに2A-3T-3Loは回転不足になりやすい。そこで基礎点とGOEを損しているのはわかっている。そこは仕方がない。でも他は特に点を抑えられる要素がほとんど見当たらないんですけど。
プロトコルを見ると3連続その他のジャンプの回転不足、シットスピンのレベル2がネックになってるみたいです。
それと気になるのが後半のジャンプ構成。1.1倍になる後半に5つのジャンプを跳んでいる割に、それほど点が稼げていないと思うのです。
そこで、理屈通りに簡単にいかないことは一旦置いといて、あえて机上の空論で得点を稼ぐジャンプ構成を勝手に考えてみたニャ。
*得点はNHK杯での得点→構成変更後 加点が少しついたと仮定した得点
①2A-3T<-3Lo 11.40ー0.10=11.30
→ 2A-2T-3Lo 9.70+0.30=10.00
②3Lz< 4.20ー0.70=3.50 そのまま
☆後半☆
③3F 5.83ー0.70=5.13 そのまま
④2A 3.63+0.29=3.92
→ 2A-3T 8.36+0.14=8.50
⑤3Lo-2T 7.04+0.10=7.14
→ 3Lo 5.61+0.39=6.00
⑥3F<-2T 5.50ー0.50=5.00 そのまま
⑦3S 4.84+0.50=5.34 そのまま
この構成にすれば計算上あと2点位技術点が稼げます。
①の3連続はセカンドジャンプが毎回回転不足になるので、いっその事3Tから2Tに落とし、基礎点とGOEが抑えられる事を防ぐ。その分後半に3Tをつけるコンビネーションを入れる。回転不足対策と後半の基礎点アップ、一石二鳥です。
問題はセカンドを2Tにした場合、そのあとの3Loを跳ぶ勢いが出るのか、という所。ここは素人の私にはわからない所です。セカンドジャンプを回転不足の3Tではなく、回りすぎた2Tにする事は出来ないのでしょうか?
2-3-3を跳ぶ感覚で、尚且つセカンドを最初から2Tのつもりで跳んだと判定されるように跳ぶ、3Loに繋げるために「セカンドは2Tだけどちょっと回りすぎちゃった」体で、というのはどうなんでしょう?回りすぎたジャンプというのは採点ルール上どうなんでしょうか?
やっぱりややこしい?かえって難しいわ、というツッコミが聞こえてきそうです。
ただ、せっかく後半に5つのジャンプを跳んでいるのに、そのうち2つのコンビネーションがどちらも2Tをつけたジャンプというのはもったいないと思うので。最初の3連続を後半に跳べれば一番いいんでしょうが、さすがにそれは難しいでしょう。
後半の3Tをつけるコンビネーションは3Fの方でもいいのですが、多分2Aにつけた方が成功率が高い気がします。もし3Fにつけるのであれば③の方につけて、うまくいかなかった時には上記の変更後の通り④を2A-3Tにするのがベスト。⑥の3Fに無理に3Tをつけようとすると失敗した時に同じ単独ジャンプの繰り返しという事になって7割の得点になってしまうので避けた方が良いと思います。やはり⑥は3-2のままにしておいた方がリスクが少なくなります。
2A-3T-3Loにどうしてもこだわりがあって変えたくないのであれば、後半のコンビネーションのセカンドを2トゥループから2ループに変えるとか。松田選手のスキルがあれば出来そうな気がするんですが。
もっとも私が考えつく位の事は当然本人もコーチも考えているはずなので、今の松田選手の技術、体力など総合的に判断して今の構成になっているんでしょう。
やっぱり地道に一つ一つの要素の質を上げていくしかないんでしょうか。
でもそれでは話が終わってしまうので、悪あがきで続けてみます。
坂本香織選手。
幅のあるジャンプが武器なのに前半にジャンプを多く跳ぶもったいない構成になっています。
後半に4本のジャンプを跳ぶようにするだけでも、もう1~2点稼げます。
フリーのジャンプ構成は①3F-3T ②3Lz ③3S ④2A-3T ⑤3F-2T-2Lo ⑥3Lo ⑦2A
これで後半のジャンプは、ジュニアの試合の場合2本だけ。もったいない!更にミス率の高い⑥3Loと基礎点の高い②3Lzを入れ替えればもっといい。
②と⑥を入れ替えて後半4本の構成に変えると、ジャンプの基礎点が44.34から46.93にアップします。
もっと徹底するなら
前半 3Lo 3S
後半 3F-3T 2A-3T 3Lz 3F-2T-2Lo 2A
こうすれば基礎点は47.89になります。体力的に厳しくなるかもしれませんが、坂本選手の滑りを見ていると不可能ではないと思うんですが。
坂本選手は来期シニアデビューする・・・んですよね?
期待してます。
フィギュアスケートカテゴリーですニャ
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捕らぬ狸の何とやら 来期のジャンプ構成を勝手に考えてみたニャ