謎好きにゃんこの妄想

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いつの間にイジられキャラに? いい意味で?残念な(≧▽≦)ハリウッドスター 「よく死ぬ俳優」ショーン・ビーン

私がショーン・ビーンを知ったのは「ストーミー・マンディ」(86)という映画です。
ワーキング・ガール」(88)で売れてブイブイ言わすようになる前のメラニー・グリフィスがヒロイン。あれ?私、別にメラニー・グリフィス好きじゃないのに、何でビデオ借りたんだろう?

そうそう、忘れてました!この映画スティングが出てたんですね。そうだった!スティング目当てで借りたんだった!それなのにスティングが出てた事、すっかり忘れてました。

お目当てのスティングを忘れるくらい、それくらいショーン・ビーンは衝撃だった!
もろ、タイプです❤顔が超どストライク!外人の中では最も好きなタイプの顔です!!特に「ストーミー・マンディ」の頃のショーン様は完璧!!!確か革ジャン着てたと思うんですが、それがまたメチャクチャ似合ってカッコよくて。
今は、甘さの中にも、貫禄のある渋いお顔ですが、若い頃はぐんとシャープでキレ味鋭い感じ。どこか反骨精神を感じさせる、内に何か深く強いものを秘めている、そんな雰囲気がありました。若いけど地に足がついていて、イケメンだけど甘ったるくない、チョコレートに例えるならカカオ90%のビターチョコ、それが「ストーミー・マンディ」のショーン・ビーン

ストーリーはほとんど忘れてます。どうやら、アメリカからイギリスにやって来て強引なやり方でビジネスを始めたトミー・リー・ジョーンズと、そのトミー・リー・ジョーンズに脅かされる、イギリス魂スティングの対立、そこにイギリス男ショーン・ビーンアメリカ女メラニー・グリフィスのラブストーリーが絡む、というあらすじだったみたいです。そんな話だったっけ?全く記憶にない。
・・・見えます!見えます!ストーリーもスティングもそっちのけで、ポカ~ンと口開けてテレビ画面にくぎ付けで、ショーン・ビーンのカッコよさにただただ惚けてた昔の私が見えます!

一概に決めつけてはいけないと思いますが、イギリスの男性ってアメリカ人とはひと味違って、雰囲気があるというか、独特の陰影があるというか、奥行きみたいなものを感じます。もちろん、味気ないイギリス男も奥行きのあるアメリカ男もいます。思い込み、固定観念だろうとは思います。でも、やっぱり時々考えるんですよね。ベネディクト・カンバーバッチが、エディ・レッドメインが、古くは(ゴメン)ヒュー・グラントアメリカ人だったら、世の女性たちはここまで彼らに魅了されたのか?
逆に、ジェームズ・フランコがもしイギリス人だったら・・・少なくとも私は、今よりもうちょっとジェームズ・フランコにハマってたような気がします。(今の所ジェームズ・フランコは私の中で「ストライクゾーンに入りかけたのに、直前でグイーンとそれてボールになった人。もう一息なのに、なんか惜しい人」になってます。)

日本で言うと、関西弁の男性のアドバンテージ、的なもんですかね?同じ事を喋っても関西弁だと愛嬌を感じ、東京弁?だとムカつく、みたいな。
これは別に根拠があるわけではなく勝手に思ってる事なんですが、「西日本出身の人は、誰でも一度は東京(或いは関東圏)の人のしゃべり方にイラッときた事がある」説・・・西日本出身の皆様、どうでしょう?
その説が正しかったとして、イラッとくるポイントは人それぞれだと思います。私は「さー」の3連発にイラッと来ます。「でさー、俺さー、あのさー・・・」。2回までは許せるんですけど、3回以上続くとイラッ!私の知る限り、芸能人では松潤がこの地雷を踏む率ナンバー1でございます。
以前、ある東京の人が大阪に行った時、電車の中で喋ってたら後ろからパカ~ンと殴られたって話、聞いた事があります。「誰だ?」とムッとして振り返ったら、全員が知らん顔。多分周りの大阪人全員がその東京人の喋りにイラッとしてたんでしょうね。我慢できずにパカ~ンした人は「やったったわ!」周りの人は「ようやった!」って感じだったのでしょうか?手を出すのはさすがにマズイですが、気持ちはわからなくもない。東京の人にしてみたら、普段通りに普通に喋ってるだけなのにそんな理不尽な・・・でしょう。東京人に罪はない。わかっているのにやっぱり何かイラッと来るんですよね、こればかりはしょうがない。所詮田舎者の僻み。都会人のハンデくらいに思ってご容赦下さいませm(__)m

思いっきり脱線しました(>_<)



★「パトリオット・ゲーム」(92)

ストーミー・マンディ」を観たのが多分88年か89年頃だったんじゃないかと思います。衝撃の一目惚れをしたものの、特にその後ショーン様の動向を追いかけていたわけでもなく、ショーン・ビーンという俳優の存在を忘れかけた頃に公開されたのがこの「パトリオット・ゲーム」。

キャ~!相変わらずカッコいい~!!ちょっと老けて「ストーミー」の頃の"哀愁の美青年"風味は薄まったけど。その分イカツくなって、IRAのテロリストから、弟を殺したハリソン・フォードとその家族を執拗につけ狙う復讐の鬼へと、ゴリゴリの武闘派を体現してました。取り調べの間ほとんど喋らず、一転裁判の場でハリソン・フォードに憎しみをぶつけるショーン様演じるテロリスト・ショーン。この裁判のシーンが一番印象深いです。

多分、「ストーミー」「パトリオット」と観て、その後長い月日が流れる間に、私の記憶の中でこの2つがごっちゃになったんだろうと思いますが、「ストーミー」も、舞台がアイルランドで、ショーン様の役はIRAに繋がりのあるアイルランド人、という風に何となく思い込んでました。そしてショーン様自身もアイルランド出身、となぜか決めつけてました。実際には舞台はニューキャッスル、従って役はアイルランド人ではなく、そしてショーン様の出身地は・・・ナント!!マイ・ディア・シェフィールドではないですか!

ひゅ~ん!なんて事!なんて偶然!!私、行きましたよ、シェフィールドに!ショーン様の出身地とも知らず。
こ、これって・・・もしかして運命?


※全く中身のない、ダラダラと無駄に長いだけのイギリス旅行記。シェフィールドについては最後の方に若干記述がございます。もし「読んでやろう!」という物好きな方がいらっしゃいましたら、謙遜でなく本当に薄っぺらい内容なので、ハードルをこれ以上ないという所まで下げてからお読み下さるようお願い申し上げます。
やっぱり新鮮なオモシロ体験だった・・・若かりし頃のヨーロッパ旅行 イギリス篇

この旅行記にも書きましたが、シェフィールドで私が会った人々はみんな暖かかったです。「ストーミー」の舞台ニューキャッスルにも1日か2日滞在したのですが、ここはあんまりいい印象がなかった。そこそこの規模の街なのに活気が今一つ、しかも何となく人がよそよそしくて取っつきにくい感じがしました。みんながみんなそういう人ばかりじゃなくて、たまたまだとは思います。でも、短期滞在の旅行者にとっては、そのたまたま出会う人が大事なんですよね。そこで街の、或いは国の印象が決まってしまう。

シェフィールドの人々の素朴な暖かさを思い出して、ショーン様への愛着が今更ながら募ってきました。ショーン様もきっと、あの素朴で暖かいシェフィールド人の一人なんだろうな、と。




ショーン様が「パトリオット・ゲーム」で世界的にメジャーになった時、私は確信してました。

ショーン・ビーンはこれから、イギリスを代表する"クールでセクシーな正統派二枚目"の王道を往く事になるだろう、と。


・・・あれから20数年、ショーン・ビーンはイギリスを代表する"クールでセクシーな正統・・・"
あ、あれ?

イギリスを代表する俳優・・・その通り。
役柄にもよりますが、全体として見たらクールでセクシー・・・まあ当たらずと言えども遠からず。
で、クールでセクシーな正統派・・・派・・・は?

あれれれれ?(コナン君風に)

気がつけば、いつの間にか「よく死ぬ俳優」として有名になっちゃってるじゃないですか!
「出演作でよく死ぬ俳優」第一位に選ばれてるじゃないですか!
死ぬシーンだけ集めたパロディ?動画まで作られてるじゃないですか!
ネットでイジられ倒しているではないですか(≧▽≦)

こ、こんなはずでは・・・😅

どうしてこうなった?

ざ、残念・・・(≧▽≦)


いや、意外と嬉しいかも・・・(///∇///)

だって、考えてみたら正統派二枚目の王道を往くなんてつまんないですもん。そういう立派な俳優は他にもたくさんいますもん。
この際「よく死ぬ俳優」でも何でもいいです。とにかく何か一つコレっていうのを極める方が面白いと言えば面白い。極めたもん勝ち!ですよ。まあ本人はそういう称号?を狙ったわけではなく、一つ一つ役をこなしていった積み重ねの結果がたまたまこういう事になっただけなんでしょうが。

死ぬシーンだけを集めた「Sean Bean Death Reel」見ました。確かにインパクトのあるデスシーンばかりですな。直接体に凶器が当たる刺殺はともかく、撃たれて死ぬ演技って結構難しそうなんですけど、さすが百戦錬磨のショーン様、派手に撃たれまくるのからヒュンって撃たれてあっさり倒れるのまで、緩急をつけつつ亡くなっておられます。

以下、ショーン・ビーン出演作以外のも含め、ちょっぴりネタバレあります。

オープニングは「サウンド・オブ・サイレンス」ですね。
「007ゴールデンアイ」は観てないと思いこんでましたけど、ショーン様の死ぬシーンを観て「あ、これ観たわ」って思い出しました。
パトリオット・ゲーム」確か最後死んだはず。どんな死に方だったっけ?すっかり忘れてて、動画を見てもどれが「パトリオット」のシーンかわかりませんでした。もしかしてこの動画には含まれてない?そんなはずはないですよね、出世作ですから。
馬に引き裂かれるシーンだけは怖くてどうしても見れませんでした。あれは何の映画?
ゲーム・オブ・スローンズ」もありましたね。主役なのに、次のシーズンへ続くのに死ぬって・・・さすが、キング・オブ・よく死ぬ俳優。(そう言えば、主人公が途中で死ぬの、映画でもありました。「CSI 」のウィリアム・ピーターセン主演の「LA大捜査線/狼たちの街」(85)。エー!ここで死ぬの?ってビックリしました。)
ロード・オブ・ザ・リング」の英雄的な死のシーンは本人一番のお気に入りだそうです。
牛に追われて体当たりされて崖から墜ちるヤツもインパクト大。ショーン様より一緒に墜ちていく牛の方が可哀想って思っちゃいました。
ラストは「ヒッチャー」ですね。かつてちょっと好きだったルトガー・ハウアーが演じた役。ルトガーとショーン様、何となく似てる気がします。顔が似てるとかそういう事じゃなく。悪役が多いというのもありますが、私が独断と偏見で勝手にカテゴライズしている「北欧顔」のイケメンという共通項で。私が勝手に認定している「北欧顔」は、ショーン様、ルトガーの他、ウィリアム・ハートジェフ・ダニエルズテッド・レヴィン(「名探偵モンク」のストットルマイヤー警部、実は「背信の日々」(88)では超がつく白人至上主義者、「羊たちの沈黙」(91)では異常殺人鬼バッファロー・ビルを演じてたんですよね。すっかり更正していい親父さんキャラになっちゃってる)など。おっと、忘れちゃいけない、スティングも。国籍、ルーツ等は無視!あくまで顔の印象のみで認定しております。
・・・ところで、なんニャの?あのおっとりしたBGMは。



★「RONIN」(98)

ロバート・デニーロジャン・レノ主演。タイトルは日本語の「浪人」から。主を持たない侍→国家や組織から外れたプロフェッショナル、という事らしいです。
ショーン様は、プロフェッショナルのふりしてチームに潜り込んだけど、前半か中盤辺りでデニーロにアマチュアだと見抜かれてあっさりクビになる役でした。その後出てこなかったと思うので、クビになっただけで死ななかったと思います😸マヌケで、ストーリーにはあまり影響ないどうでもいい役、って感じで物足りなさはあるけれど、とりあえず今回は生き延びたので良かった、良かった・・・いや、良くない?キング・オブ・よく死ぬ俳優としては不甲斐ない、と憤るべきか?

この映画には、元フィギュア女王カタリーナ・ビットも出てます。でもチョイ役。しかも割と酷い扱い。出てきたと思ったらすぐ殺されます。「アルマゲドン」の松田聖子よりはマシか。



★「フライトプラン」(05)

※ネタバレあり。

酷い映画だった・・・。脚本が杜撰すぎて。よくこんな脚本でOKが出たなあ、よくジョディ・フォスターやショーン様が出演OKしたなあ、と不思議でしょうがない。
娘が機内で突然消えた、しかも夫を亡くしたばかりで元々精神的にまいっていた、とは言え、ヒロインの言動は常軌を逸している。百歩譲ってそこは何とか納得できたとしても、あのラストシーンはどうなの?散々やらかしまくっておいて、何でドヤ顔?
「ほれ見い、娘おったやろ?ウチの言うた通りやったやろ?」
・・・その前にアラブ人に謝れ!

ショーン様は機長役。今回は悪役ではございませんでした。半狂乱のヒロイン、ヒロインを嵌めてその陰で大金をせしめようとした犯人たち、とアブナイ面々が搭乗し、しかも機内には爆弾が・・・そんな物騒な飛行機の機長という、どう見ても死亡フラグが立ってる役・・・ですが、見事生還しました!どうした?キング・オブ・よく死ぬ俳優!らしくないぞ!


ネットでいろいろ見てると、ショーン・ビーン・マニアの間では、「この映画ではいつ死ぬのか?」「どんな死に方をするのか?」に注目が集まり、たまに生き残ったりするとそれがトピックになってるようで・・・。
ショーン様、新しい映画の楽しみ方をファンに与えてるわけですね😸


サウンド・オブ・サイレンス」(01)「トロイ」(04)「ナショナル・トレジャー」(04)「アイランド」(05)など観てるんですが、今いち印象が薄い。あ、「サウンド・オブ・サイレンス」の死ぬシーンだけはよく覚えてます。・・・やっぱりキングだな。


私、「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズも「ゲーム・オブ・スローンズ」もほとんど観ておりません。「ゲーム・・・」はシーズン1の途中まで観たけど、全然面白いと思わなかったです。

そう言えば、「ロード・・・」も「ハリー・ポッター」シリーズもテレビ放映の時チラッと観ただけ。今一つ面白さがわかりません。何で世界であんなに熱狂的に受け入れられてるんだろう?不思議です。




イギリスを代表するクールでセクシーな正統派二枚目、という私の予想を見事に裏切り、ほとんどイジられキャラと化しているショーン・ビーン

ショーン・ビーン」で検索したら、関連人物に、なぜか往年のドラキュラ俳優クリストファー・リーが並んでたり、「MR.ビーン」ことローワン・アトキンソン宛のファンレターが間違って届いたり(MR.ビーン宛のものがショーン・ビーンに届くというのはあながち間違ってない、だってショーン様もMR.ビーンであることに間違いはないわけだから)・・・なんかもう、全てがイジりに見えてきます。




統計で見ると、実はショーン・ビーンの出演作での死亡率は30%台らしいです。




・・・とりあえず50%を目指そうぜい!!




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