謎好きにゃんこの妄想

謎と名のつくものに目がないにゃんこ好きが妄想脳で綴るブログですニャ

フィギュア国別対抗戦 SP 

せっかく6カ国参加してるのに、テレビだけ見てると3カ国対抗戦みたい。もっと他の国の選手の演技も観たい。

 

 

女子

 

チェン

今回は特に優遇採点はなし。と思ってたら、あれ?よく見ると最初のコンビネーションの回転不足が。ルッツはq又は<、トゥループは完全に<。テクニカル様はルッツを見逃し、トゥループはqで誤魔化してますね。ルッツをqとすると、基礎点9.26、GOE-2.95で6.31のところ7.15貰えてます。

アメリカスケ連様とテクニカル様、失礼しました、舐めてましたわ。今回は比較的まともに採点されてるなんて思って、あなた方を過小評価してしまって。手抜きはしないんですね。

それにしても、プレロテが当たり前みたいになってる中で見ると、チェンのジャンプがめちゃくちゃクリーンに見える。それを考えたら、彼女のの回転不足は多少見逃してあげてもいいんじゃないかなんておかしな事を思ってしまう。チェンの回転不足のジャンプとシェルバコワの(着氷だけ見たら)回転足りてるジャンプ、空中での回転数同じくらいなんじゃ?下手したら、チェンの回転不足ジャンプの方が多く回ってるかもしれない。

 

坂本

ノーミスなのに、演技後あまり笑顔がなくテンション低い。ルッツのエッジ判定が気になってたんだろうな。世界選手権で痛い目に遭わされたから。確かに世界選手権の時は取られても仕方なかったんだけど。

でも、自己ベストが出てからもリアクション薄い。FSではどういう点が出て、どういうリアクションするのか。気になる。

 

テネル

このプログラム好きじゃない。今季のテネルのプログラムはSPもFSも好きになれない。曲が良くない。

 

トゥクタミシェワ

このプログラムは好き。それにしても、なぜにいつも黒のヒラヒラ衣装?

 

シェルバコワ

おっと!珍しい。Missアンタッチャブル・シェルバコワ様のフリップに!が。テクニカル様勇気振り絞ったね。ただ、スローで見たら大丈夫なように私には見えたけど。真正面か真後ろから見ないと断言は出来ないけど。ところで、フリップのエッジエラー取ったのに、ルッツのは取らないってどゆこと?私にはルッツの方がエラー度高いように見えますが。シェルバコワ様のルッツがジ・アンタッチャブルって事なのかな?

アル・カポネ捕まえたいけど、殺人や密造酒の方では証拠掴めないから、脱税の方で逮捕しましたよ、みたいな事?でもさすがドン・シェルバコワ様。!が付いても2と3が並ぶ。

あと、ステップの加点とPCSが高過ぎると思います。

・・・テクニカル様、どうかご無事で。

 

紀平

アクセル、跳びあがった瞬間から軸が傾いてて思わずアッて声が出た。足首の痛みに加え、腰も痛めてるらしい。無理しなくて良かったんじゃない?そういう事なら辞退できるはずでしょう。シーズン最後で、来シーズンまでにじっくり治せるからと思ったのかもしれない。でも、本当無理しないで。

ルッツをループに変え、ビールマンを封印してましたね。FSも構成を変えてきそうですね。聞いたところでは、プログラム自体昨シーズンのに変えるとか。

前半 3A  2A3T  3S  3F 

後半 3F3T(又は2T)  2A2T2Lo   3Lo

みたいな感じになるのかな?とにかく無理しないで。

 

SPの結果、国旗の並びが綺麗すぎる!

 

 

男子

 

コリヤダ

高校球児登場。いくつか着氷が危なかったけど、うまくまとめました。この人って、欧米人にありがちな、チャラついたりノリノリで調子良いってのをあまり感じない。職人っぽいものを感じる。こういう人こそジャパーンのサムラ〜イをモチーフにしたプログラムが似合うんじゃないかな?

 

 

 

第2グループの6分間練習終わってリンクから出る所で、ブラウンや羽生選手がスケートのエッジカバー?を掛けるのを大人しく待ってる宇野選手が、後輩らしい謙虚さがあって微笑ましかった。一歩引いた場所で待ってて、同じく羽生選手が場所を空けるのを待ってたネイサンにさりげなく順番を譲るのも。

 

今大会は、解説が織田さんで非常にわかりやすい。スピンでこれこれをやったからレベルが上がる、とか、ここがもうちょっとこうだったら加点がもっと付くのに、とか、具体的に解説してくれてイチイチなるほど、と納得できる。フィギュアの知識がない人にはもっと役立つ解説だと思う。「フィギュアは普段観ないけど五輪だから観てみるか」率の高い五輪の際には、解説は織田さんでゼヒ。

あと、いつも思うんだけど、選手が静止してから音楽が始まるまでの「神聖な時間」くらい、実況アナはお喋り止めてくれないかな。ファンとしては、あの時間に選手と緊張感を共有したいんだよね。ここで黙って「神聖な時間」を尊重してくれる気の利いたアナと、沈黙が続く=放送事故という業界の常識にドップリ首まで浸かってるからなのか、黙っていられないアナとの、フィギュアへの愛情や理解度の差が出ると思う。

 

 

グラスル

4ルッツ、挑戦したけど勢い不足で回転不足になり転倒。4フリップからのコンビネーションは一応着氷したけどフリップが回転不足。トリプルアクセルは回転不足で転倒。なんか危なっかしい跳び方するね。見ててハラハラする。若さと気合だけで跳んでるみたいな。その若さと気合を持て余してる、コントロールしきれてない感じ。

ルッツの!と<はまあまあ妥当。<<取られてもおかしくなかったかも。

フリップはeか、甘めに見ても!じゃないですか?真後ろからの映像だったんで、アウト気味になってるのがよく見えちゃいましたよ。フリップの着氷は、これがネイサンだったら間違いなくqにしてたであろうくらいの回転不足、いや、ネイサンだったらマーク付かないかも。

シェルバコワの時も思ったけど、同じ選手のエッジエラーを取ったり取らなかったりってどゆこと?1プログラムで1個までって決まりがあるのかな?スーパーのお一人様1個まで的なヤツ?

全体的に粗いけど、チャレンジ精神と全力感があって好印象。出場出来なかったリッツォの分までよく頑張りました。

演技後、腰を押さえてた。大丈夫かな?

 

エイモズ

フィギュアの技術的にどのくらいの上手さなのか私には分からんけど、エイモズの演技好きだわ〜。単純に楽しい。普段フィギュアをあまり観ない、興味がない人にもエイモズやブラウンのプログラムの楽しさはきっと伝わると思う。そういうのこそ表現力としてもっともっと評価すべきものだと思う。少なくともPEとINはもっと点をあげて欲しいなあ。あ、TRも。

 

ブラウン

この曲カッコいい〜!でもリズム感とか、フィギュアでやるには難しいかも。ブラウンくらいの選手だから滑りこなせる曲かもしれない。

ステップの加点、もっとくれよォ〜!エイモズと同じかそれ以上くれてもいいだろ〜?同じ国の他の選手のありきたりなステップには盛りまくってるんだからさあ、とブー垂れながら観返してたら、よく見ると途中ちょっとミスってたね。ループ?の所でターンが少しつっかえてる。だから、5を付けてる人が1人もいなくてほとんどが4、2や3を付けてる人もいる。ここはジャッジがちゃんと見てたって事ですね。ジャッジの皆さん、失礼しました。

クラスターの所でのミスだったからレベル取り損ねる?って思ったけど、レベル4取れてるのでレベル判定には関係なかったのかな?本当ステップのレベルって分からん。

スケートの経験ないジャッジが意外に多いって聞いてだけど、技術部門だけは経験者じゃないと資格持てないらしいですね。考えてみれば、トップレベルで活躍してた元スケーターの解説者でも、スピンやステップの判定に関してはなかなか断定的な説明が出来ないですもんね。それくらい見極めが難しいんだから、滑った事ない人があの短時間で判定するのは無理かもしれない。

 

宇野

全てのジャンプをミスりましたが、よく踏ん張った。特に最後のトリプルアクセルは絶対最小限のミスに抑える!という気持ちを感じました。

ただし、マーク付かなかったけど、フリップは<じゃないかな?トゥループはqが付いてるけど、<でもおかしくない。

転倒したジャンプのqは得点に全く影響しないので、事実上見逃したようなもの。世界選手権の時も、シェルバコワやネイサンの転倒した4回転にq付けて、仕事しましたよ感を演出してたテクニカル様がいましたね。いやあ、ISUも芸が細かい。qの新設はかなり効果あげてますよ。これって得点操作に相当使えるツールですよ。決定打、リーサルウェポンと言ってもいい。

フィギュアファンからの信頼を更に失う事にも大きく貢献してます。元々失い代が残ってたかどうかは意見の分かれる所でしょうが。何にしても、ISUと各国スケ連、ジャッジの皆さん、良かったですね。

・・・ランビ先生、やっぱりマスク姿似合います。

 

羽生

今回、札付きのジャッジが何人も招集されてると聞いてたんでどうなる事かと思ったけど、意外にまともな採点してない?約1名、コンビネーションジャンプとフライングキャメルスピンに4と5が並ぶ中3を付けてる人が居ましたけど。でもこのJ2、5人のジャッジが-1を付けたトリプルアクセルには0付けてるんだよね。

トリプルアクセル以外には全てのジャッジが3以上を付けてて、多少のバラつきはあっても意図的な羽生サゲをやってる風な人が居ない。世界選手権に比べたら相当まともな採点になってると思う。

不審な動きをしてるのはテクニカルだけ。そのテクニカルもドン・シェルバコワに!を付けるという気概を見せてて、何だったら世界選手権もこのメンバーで良かったんじゃない?って思ってしまうくらい。まあ、FSまで見てみないと何とも言えないけど。SPでまともな採点してるように見せて油断させて、FSで本性を現すという事も考えられるから。

トリプルアクセルの踏みとどまり方が宇野選手と似てて、仲良し感が出ちゃった?宇野選手は何とか踏ん張った感が強かったけど、羽生選手のはもはやミスと言うより、逆に高度な技術とみなしていいのでは?というくらいの踏みとどまり方で、これにマイナスを付けなかったジャッジが居たのも納得。いや、むしろ、加点をあげてもいいんじゃない?ウィンドミル風着氷という新技という事で。これ、狙ってやろうと思ってもなかなか出来ないですよ、多分。

前に、メッシングがジャンプで転倒した時に、転倒した勢いで壁の所までお尻で滑って行って、その滑って行った勢いを利用して壁を蹴って手を使わずにスッと起き上がって何事も無かったように演技を続けた事があって、これはもうミスじゃない!転倒は転倒で減点していいけど、あの起き上がり方はもはや1つの技術、いや芸術なので、その分加点をあげてもいいんじゃないか、と思った事があったのを思い出した。

ミスを新種の技か振り付けの一部と思わせるくらいの演技には、何らかの加点か救済ルールがあってもいいんじゃないか、そう思うくらいの選手の身体能力の凄さを目の当たりにすると、ミスなのに感動すら覚えてしまう。

 

ネイサン

いや、ホント、どうしたの?ジャッジが珍しくネイサンの演技に割とまともな点を出してて。ジャッジがまともな採点をすると、逆に不安になってしまう私がいる。

4フリップ、素晴らしかったです。総じて幅や着氷後の流れに欠けるネイサンのジャンプに、ルール上は4以上はあり得ないんだけど、私の勝手なマイルールでは4の評価は納得のジャンプです。5はさすがに付けすぎ。

トリプルアクセルは、イーグルから入ってるので一応難しい入りにあたるのですが、高さと幅○、踏み切りと着氷○、無駄な力入ってない○の三拍子揃ってこその難しい入り評価のはずなので、3までが限界のはず。4を付けてるのはルール逸脱。私が設定したいい加減なマイルールでも4はあり得ない。だってスピードないし、回転に若干身体が振られてて美しいジャンプではなかったから。2くらいが妥当だと。これに関しては難しい入りという項目に惑わされて多目の採点しちゃってるのでは?と思います。

コンビネーションは2がほとんど。どっちの着氷も詰まり気味で、セカンドジャンプがほぼ同じ場所で踏み切り着氷でしたから。ここは妥当。どうした?盛らなくていいの?大丈夫?アメリカスケ連からヤキを入れられない?

まともな採点したジャッジを心配してしまうっておかしな現象が、私の中で起こってます。

今回はPCSも比較的まともなんですよね。

トリプルアクセルで踏ん張った羽生選手に47.85、見た目ノーミスのネイサンに47.70。羽生選手にミスがあった分、PEはネイサンの方が上ですが、それ以外は羽生選手と同じか少し下。まとも過ぎる。おかしい。

演技終わって戻ってくる所で、珍しく無邪気な笑顔を見せたネイサンがチャーミングだった。コーチの前であんな笑顔見せた事あったっけ?今回はラファエルさんが居なくて、ふざけたマスクを付けてネイサンを迎えたのはどうやらアイスダンスのベイカー選手らしい。ネイサン、ラファエルさん居ないとあんな自然な笑顔を見せるのね。

ネイサンは多分賢い人だと思うんで、自分が過剰にアゲられ、羽生選手がサゲられてるのは薄々分かってると思う。だからなのか、元々の性格なのか、ネイサンは演技後やキスクラで派手なアクションをほとんどしない。そこにある種の品格、人柄を感じる。

ラファエルさんからなんて言われてるんだろうな。オレがお前を五輪王者にしてやるから黙ってついて来いとか言われてるんかしら?不相応に高い得点を貰ってる事はある程度理解してるはずで、それがラファエルさんの政治力ゆえだという事もある程度感じてるんじゃないかと想像してるんだけど。

実際のところどうなんだろう?