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謎好きにゃんこの妄想

浅~い知識とおふざけ妄想脳で謎解きするニャ🐱

幕府VS薩長、もう一つの真実・・・?

幕末の倒幕運動。

一般には「黒船にビビった幕府がアメリカの脅迫に負けて開国、その弱腰ぶりに激怒した各地の武士が尊皇攘夷を掲げて蜂起」「薩長にとっては関ヶ原のリベンジ」的な説で収まっているようです。確かにその通りなんでしょうが、もう一つ表には出なかった対立点があった事をご存知でしょうか?




"つけ毛"の技術が江戸時代にもあった、というのを数年前にテレビで見ました。もっとも今と比べたら技術と呼べる程の物でもなく、糊で毛をくっ付けるだけなんですが。髪結いさんに家に来てもらってチョンマゲを結い直してもらう、という体裁をとって、家族にも内緒でコッソリつけてもらってたみたいです。何だかちょっと可愛いですね。

薄毛の悩み、昔からあったんですね。武士といえども人の子。時代や価値基準が違っても、人間的な悩みは今と大して変わらなかったんじゃないかと思います。

増して日本にはお辞儀の文化があります。お辞儀、それはすなわち頭頂部を相手に向ける行為・・・。礼儀を重んじる武士にとって、年々風通しが良くなっていく頭部を相手に向かって傾ける事がどれ程気まずいものだったか・・・。


しかし、武士の社会にはちゃんと救済システムがありました。
それが月代(さかやき)。そう、あのザビエルスタイルです。

戦国時代、文字通り武士は戦に明け暮れてました。重い鎧を身に付け、重い兜を被って。その状態で弓を射たり刀や槍を振り回すわけです。気候、天候に関わらず。兜の中、暑い日には当然蒸れます。単に汗が溜まって気持ち悪いとか痒いとかでは済みません。のぼせて気が遠くなったりもします。いかに鍛練を積んでいる武士といえども熱中症には勝てません。
戦場で意識が飛ぶということはすなわち死を意味します。そこで頭部の蒸れを防ぐために戦国武将は頭頂部を剃るようになったのです。

江戸時代、戦のない太平の世になってもこのヘアスタイルは受け継がれました。一応勇猛を誇った戦国武将への敬意と憧れから、ということになっているようです。

が、本当にそれだけだったのでしょうか。
男性はほぼ毎日髭を剃りますよね。一日サボっただけでうっすら無精髭状態になりますよね。頭もほぼ同じでしょう。あの美しいツルツル状態を保つ為にはマメに剃る必要があったと思います。
正直面倒な作業だったでしょう。若い内は。

戦国武将への敬意と憧れだけで300年近くあのシステムを続けて来たとはとても思えません。日本人というのは意外とご都合主義かつ合理主義な面があると私は思っているので(正反対の面も持ってますが)。

あのザビエルスタイルが幕末まで続いたのは、それが理にかなっていたからじゃないんでしょうか。

若い頃は面倒だった、髭剃りならぬ頭頂部剃り。でも歳を重ねるにつれ・・・
つくづく「このシステムあって良かったぁ~♪」こう思ったお侍さんは少なくなかっただろうと思います。

もしあのシステムが途絶えていたら・・・歳をとって頭が寂しくなってきた時に、とりわけお城に登ってお殿様にご挨拶をする時に、頭下げづらい・・・お殿様も気を遣う・・・お家大事の武家社会で、主従の間にそんな気まずさが入り込むことは死活問題だったのではないでしょうか。考えようによってはあのヘアスタイルが十五代に渡る徳川の世を築き上げたとも言えるんじゃないでしょうか。



もうお分かりですね。
ザビエルスタイル=徳川十五代の天下の象徴なんです。
幕末のあの動乱は、あのシステムを死守したい幕府側と拘らない薩長との、ヘアスタイルを巡る戦いだったんです。

幕府を倒しそれまでの封建的な政治態勢を終わらせる。土台から日本を作り替える。それはライフスタイルの変化にも繋がる。あのシステムもなくなってしまうかもしれない。

「でも構わない!だって僕達フサフサだも~ん🎵」

そう言えば薩摩や長州って薄毛のイメージあんまりないです。
西郷どんに至っては真逆のイメージ。(もっとも西郷隆盛とされている肖像は、実は本人ではなく親戚だという話もあります。本当の西郷隆盛は割と細身で長身なのだとか。そうそう、隆盛という名も間違えられたのが、本人が「まあ、いいか」ってスルーしたので、そういう事になっちゃったらしいです。大らかなところはイメージ通りですね)。


とまあ、9割おふざけで新説を組み立ててみました。
でも、月代に救われたお侍さんはきっと少なからずいたと思いますよ。ここだけはそれなりに説得力があると自負しています。



ちなみに私は薄毛、並びにスキンヘッドの男性は好きですよ。似合う、似合わないがあるとは思いますが。
外国では薄毛はセクシーなイメージなんだとか。男性ホルモンが多いと薄毛になりやすいと言いますもんね。



何しろエセ歴女なもので、私の知識は偏ってたりいい加減だったりします。筋金入りの歴女の方はどうか西郷どんのように大きな心で見逃してください。