謎好きにゃんこの妄想

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女子はロシアが一人勝ち!フィギュアGPS前半戦を振り返る その1 アメリカ大会

●第1戦 アメリカ大会 

日本からは、男子は友野一希、島田高志郎、女子は坂本香織、樋口新葉、山下真瑚の5選手が出場。


○男子

今季シニアデビューの島田選手。ジュニア時代に初めて見て、ジュニア時代の羽生選手に似て線が細く王子様感のある選手だな、と思ってました。今は線が細いけど、シニアに上がる頃には頼もしい感じになっていくのかな?と。
スラッと細身で手足が長く、表現力はまだまだだけどちょっとした仕草に品がある。
4回転の安定感はまだ低い。ただ、助走が短くヨッコラショ感があまりなく回転の早いジャンプが跳べるので、決まった時は大きな加点が見込める。特にルッツ。ジュニア時代の試合で真横からのアングルで捉えたのがあって、その幅に驚いた記憶があります。
シニア初戦はショートで抜け、フリーで転倒があってちょっぴりほろ苦いものになってしまいましたが、世界中のフィギュアファンに存在感はアピール出来たんじゃないかと思います。

友野選手のショートはちょっと面白い振り付けのプログラムでしたね。コンテンポラリーバレエの要素を含んだものらしい。と聞いてもコンテンポラリーバレエってどんなものか知らないけど。
フリーは「ムーランルージュ」。あの髪型は正解なの?遠目に見ると、5分刈りの人がベレー帽かぶってる風に見えるんですけど。
冒頭の4トゥループー3トゥループ、メッチャ綺麗だった。それだけに、その後のジャンプがことごとく決まらなくてもったいなかったですね。でも「何とか降りるぞ!」って気合いみたいなものは伝わってきました。
友野選手は見せ方、お客さんの沸かせ方が上手いと思います。振り付けの人が「ここで観客を沸かせたい」と思っておそらく振り付けているであろうポイント、ポイントでピシッとポーズを決めて会場のお客さんを沸かせて巻き込み、それを自分の力にしている感じがします。振り付け師さん思いのスケーターですね。
エキシビジョンでもいつもウケてるし。
演技後拾い上げてたフクロウのぬいぐるみ、目がクリっとして可愛かった😺友野選手はフクロウ好きなの?

アジア勢の金博洋、チャ・ジュンファン両選手は実力が全く出しきれてなかったですね。2戦目を注視しましょう。

ジェイソン・ブラウンのスケーティングは相変わらず美しい。ジャンプを少々ミスしてもそれほど気にならない。柔軟性を活かした回転の早いスピン、独創的なステップ、全体的にスピードがあって伸びのある滑らかなスケーティング、本当に素晴らしい。ロン毛だった頃はミスが多く粗い印象が強かったですが、最近はジャンプミスがあってもうまく纏めて、どんどん洗練されてきてる。4回転に頼らなくてもこれだけ高いレベルで戦える、それを体現してくれてる選手。ボロノフみたいに息の長い選手になって欲しい。出来るだけ長く見ていたい選手です。

ネイサンは本当に強くなったなあ。苦手だった3アクセルが今では得点源の1つになっているし、スピンもステップも弱点がない。それにあのバランス感覚!あんな体勢や動きでよくコケないな、って不思議に思うくらい、氷上とは思えないくらい、自由に動いてる。

突出した身体能力とバランス感覚という事ではネイサンに勝るとも劣らないキーガン・メッシング。あの、重力を感じさせない、スピード感溢れる、スーっと流れるスケーティング、大大大好きです。
スピードをガーっと出して、そのままスピードに乗ってヨッコラショ感なくスッと跳び上がり、ガシッと感なく柔らかく着氷するジャンプが好き。
情感豊かで大きく伸びやかで、観てる人を楽しませたい、というサービス精神が伝わってくるステップが好き。(顔を作っただけで表現した気になってる、自己満足のなんちゃって表現力がウリのスケーターとは一線を画す。誰とは言わんけど)
独創的なポジションで美しく早く回るスピンが見ていて気持ちよくて大好き。
フリーではジャンプミスが響いて自己ベストから40点近く低い得点になってしまいましたが、ブラウン選手と同様、ジャンプの出来不出来に関わらず何度でも観たくなるスケーターです。
ショートの演技後、天を見上げて投げキッスしてたのは今年交通事故で亡くなった弟さんに向けてたのかな。


○女子

坂本選手のプログラムは今季ショート、フリーどっちもノリのいいカッコいいプログラムになってますね。ついでにエキシビジョンのも。坂本選手のスピーディでダイナミックなスケーティングに凄く合ってると思います。昨シーズンの女性らしい大人なプログラムも好きだったけど、今季のも好き。
フリーではジャンプが2本も抜けてしまい、ショートの2位から4位に順位を下げました。抜けた以外は悪くない内容だったけど、競技である以上は結果が全て。て言うか、2本もジャンプが抜けた時点で悪くない内容というのは違うか。今季は日本女子には辛口、と決めているので、坂本選手には喝を入れたいと思います。「自分を甘やかしている所があった。練習不足が出た」って、意識低すぎ!

樋口選手のショートのヘアメイクはあれで正解なの?どうしても手抜きに見えるんですけど。
樋口選手も坂本選手同様、ショートで好発信するもフリーで自滅。転倒はともかく、あの抜けグセだけは本当にどうにかしないといけないと思います。
フリーはフラメンコ。ジュニア時代の「マスク・オブ・ゾロ」もそうだけど、フラメンコって樋口選手に合いますね。

山下選手に関しては、改めて触れるのも苦しいくらいボロボロでしたね。足の甲に痛みがあるとかで、その影響なんだろうとは思うのですが。痛みそのものが原因なのか、痛みによる練習・調整不足が原因なのかわかりませんが、あんなにボロボロになるくらい不調なら棄権した方が良かったんじゃないか、無理して悪化したら元も子もないし、他の選手に枠を譲ってあげた方が日本のフィギュア界トータルで考えた時にプラスになるのでは?と、部外者としては勝手に考えてしまいました。
もちろん、コーチや医療スタッフなどが検査・検討してゴーサインが出たから出場したんだろうとは思いますが、「不調をおして強行出場する事」が何となく美談のように語られがちな風潮があまり好きではないので、「よほどの事がない限り棄権なんかあり得ない」という変な思い込みや拘りが、もしも選手や関係者の間にあるとしたら嫌だなと。
根性論という事ではなく、気持ちも戦う上で大事な要素なので、不調でも不調なりにここまでやれた、という実感を得ることは先々プラスになるとは思います。ただそれも時と場合によるし、目先や一選手だけの事だけでなく、大きな視点で合理的な判断をする事も時には必要だと思います。たとえ冷酷だと言われようと。そのためのスケ連じゃないのかな?
明らかに体のキレがないな、調整できてないな、という山下選手の代わりに、出場資格はないけど有望な選手、国際大会に出場経験の少ない選手にチャンスを与えるという選択肢はなかったのかな?ルール的には可能だったはずですが。山下選手には酷かもしれないけど。
出ようと思えば出られるけど体調があまり良くない時は思いきって休む、という考え方もフィギュアだけでなくスポーツ界にもう少しあって欲しい、とスポーツ好きの一人としては思います。

優勝は大方の予想通りシェルバコワ選手。
ショートではステップでエッジが氷の溝に引っ掛かったような感じで転倒。3ルッツー3ループの回転不足もあって得点はあまり伸びませんでした。でも、なんくるないさー。私には絶対的に自信のある4ルッツ2本があるもんねー、というような事を思ってたかどうかはわかりませんが、淡々とやる事をやって当たり前のように優勝をかっさらっていきました。
フリーでは衣装の色早替えが話題になりました。欲を言うなら、青から赤じゃなく、同系色にするか、濃淡をもうちょっとどうかするかして欲しかったな。赤色にチェンジした後、裾から元の青色がチラチラ見えて、その赤と青の組み合わせがあんまり美しくない。重なって見えた時に美しく見える色の組み合わせにして欲しかった。

テネル選手は骨折してアメリカ大会の4週間前にようやく練習を再開したそうですが、そんな感じ全然しなかったです。ショートもフリーも大きなミスなく初戦からなかなかの完成度。改めて坂本選手、練習不足が出たって意識低すぎですよ!
ショートはピアノが印象的な曲。振り付けが音に凄く合ってたし、テネル選手もそれをうまくこなしてましたね。ただ、このプログラム、なんかイラッとくるんですよねぇ。曲、振り付け、衣装、それぞれ個別に見ると別にどうもないのに、3つ合わさるとなんか気に障る。なんでだろう?どういう所がどうイラつくのか自分でもわからないんですけど。特に最後のポーズ決める所でイラッ!!のMAX。ま、それだけ印象的て個性的なプログラムだということなのかもしれません。
そのせいか、フリーは印象が薄い。柔らかい感じの美しいプログラムだとは思うんですけど。

トゥクタミシェワ選手はショートで得意の3Tー3T、3ルッツが今一つの出来で、3アクセル成功のアドバンテージを守りきれず出遅れてしまいました。フリーは大きなミスなく滑りきりましたが、あまり点が伸びず140点に達しませんでした。もしかしてステップ、レベル2だった?左上の暫定ではそうなってたような。3アクセル以外のジャンプやスピンの加点も全体的に低かったみたいですね。
私、トゥクタミシェワ選手の演技、あまり好みじゃないんですよね。何だか上半身が固くて背中に物差し入れてるみたい。姿勢がいいという見方も出来るのかもしれませんが、やっぱり私にはこわばってるように見える。ヨイショヨイショと漕ぐ感じがなく滑らかなスケーティングなので、スケーティング技術は高い方なんじゃないかと思うのですが、ベテランの割にいつも演技構成点が低めなのはあの上半身の固さにあるのかな?と思ったり。上半身や腕を柔らかく使って全身で表現するという場面があまり無く、いつも肘から先をヒラヒラさせるか手首をクリンクリン回すマンネリな動きなので、どのプログラムも同じに見えてしまうんですよね。
あと、どうしても一挙手一投足にマダム感、と言うよりオバチャン感が・・・。さっき言った手首クリンクリンとか頭を振る動きとか。紹介Vに出てくるオフの様子を見てても、ちょっとした仕草や決めポーズがいちいちオバチャンくさい。気品というものがあまり感じられない。路地裏の小さいカラオケスナックの、酒焼けしてガラガラ声のキップのいいママのイメージ。実際のトゥクタミシェワ選手の声は可愛いですけど、あくまでイメージで。それに、トゥクタミシェワ選手の踊りを見てるとどうしても場末のキャバレーのダンサーを連想してしまう。どんな曲のどんなプログラムでも。
日本女子には辛口に、って思ってたら、何だかトゥクタミシェワ選手にも毒舌になってしまいました。いやもう、毒舌どころかほとんど悪口じゃんって?トゥクタミシェワ選手自体は好きですよ。あくまで身のこなしや演技が好きじゃないだけ。

アメリカのアンバー・グレンという選手、初めて見る選手だけど、あのお目々バチバチケバケバメイクは正解なの?私は変だと思ったんだけど。

何せファッションセンスや美的センスに全く自信ないので、実際どうなのかはよくわかりません。