謎好きにゃんこの妄想

浅~い知識とおふざけ妄想脳で謎解きするニャ🎵

いつの間にイジられキャラに? いい意味で?残念な(≧▽≦)ハリウッドスター 「よく死ぬ俳優」ショーン・ビーン

私がショーン・ビーンを知ったのは「ストーミー・マンディ」(86)という映画です。
ワーキング・ガール」(88)で売れてブイブイ言わすようになる前のメラニー・グリフィスがヒロイン。あれ?私、別にメラニー・グリフィス好きじゃないのに、何でビデオ借りたんだろう?

そうそう、忘れてました!この映画スティングが出てたんですね。そうだった!スティング目当てで借りたんだった!それなのにスティングが出てた事、すっかり忘れてました。

お目当てのスティングを忘れるくらい、それくらいショーン・ビーンは衝撃だった!
もろ、タイプです❤顔が超どストライク!外人の中では最も好きなタイプの顔です!!特に「ストーミー・マンディ」の頃のショーン様は完璧!!!確か革ジャン着てたと思うんですが、それがまたメチャクチャ似合ってカッコよくて。
今は、甘さの中にも、貫禄のある渋いお顔ですが、若い頃はぐんとシャープでキレ味鋭い感じ。どこか反骨精神を感じさせる、内に何か深く強いものを秘めている、そんな雰囲気がありました。若いけど地に足がついていて、イケメンだけど甘ったるくない、チョコレートに例えるならカカオ90%のビターチョコ、それが「ストーミー・マンディ」のショーン・ビーン

トーリーはほとんど忘れてます。どうやら、アメリカからイギリスにやって来て強引なやり方でビジネスを始めたトミー・リー・ジョーンズと、そのトミー・リー・ジョーンズに脅かされる、イギリス魂スティングの対立、そこにイギリス男ショーン・ビーンとアメリカ女メラニー・グリフィスのラブストーリーが絡む、というあらすじだったみたいです。そんな話だったっけ?全く記憶にない。
・・・見えます!見えます!ストーリーもスティングもそっちのけで、ポカ~ンと口開けてテレビ画面にくぎ付けで、ショーン・ビーンのカッコよさにただただ惚けてた昔の私が見えます!

一概に決めつけてはいけないと思いますが、イギリスの男性ってアメリカ人とはひと味違って、雰囲気があるというか、独特の陰影があるというか、奥行きみたいなものを感じます。もちろん、味気ないイギリス男も奥行きのあるアメリカ男もいます。思い込み、固定観念だろうとは思います。でも、やっぱり時々考えるんですよね。ベネディクト・カンバーバッチが、エディ・レッドメインが、古くは(ゴメン)ヒュー・グラントがアメリカ人だったら、世の女性たちはここまで彼らに魅了されたのか?
逆に、ジェームズ・フランコがもしイギリス人だったら・・・少なくとも私は、今よりもうちょっとジェームズ・フランコにハマってたような気がします。(今の所ジェームズ・フランコは私の中で「ストライクゾーンに入りかけたのに、直前でグイーンとそれてボールになった人。もう一息なのに、なんか惜しい人」になってます。)

日本で言うと、関西弁の男性のアドバンテージ、的なもんですかね?同じ事を喋っても関西弁だと愛嬌を感じ、東京弁?だとムカつく、みたいな。
これは別に根拠があるわけではなく勝手に思ってる事なんですが、「西日本出身の人は、誰でも一度は東京(或いは関東圏)の人のしゃべり方にイラッときた事がある」説・・・西日本出身の皆様、どうでしょう?
その説が正しかったとして、イラッとくるポイントは人それぞれだと思います。私は「さー」の3連発にイラッと来ます。「でさー、俺さー、あのさー・・・」。2回までは許せるんですけど、3回以上続くとイラッ!私の知る限り、芸能人では松潤がこの地雷を踏む率ナンバー1でございます。
以前、ある東京の人が大阪に行った時、電車の中で喋ってたら後ろからパカ~ンと殴られたって話、聞いた事があります。「誰だ?」とムッとして振り返ったら、全員が知らん顔。多分周りの大阪人全員がその東京人の喋りにイラッとしてたんでしょうね。我慢できずにパカ~ンした人は「やったったわ!」周りの人は「ようやった!」って感じだったのでしょうか?手を出すのはさすがにマズイですが、気持ちはわからなくもない。東京の人にしてみたら、普段通りに普通に喋ってるだけなのにそんな理不尽な・・・でしょう。東京人に罪はない。わかっているのにやっぱり何かイラッと来るんですよね、こればかりはしょうがない。所詮田舎者の僻み。都会人のハンデくらいに思ってご容赦下さいませm(__)m

思いっきり脱線しました(>_<)



★「パトリオット・ゲーム」(92)

「ストーミー・マンディ」を観たのが多分88年か89年頃だったんじゃないかと思います。衝撃の一目惚れをしたものの、特にその後ショーン様の動向を追いかけていたわけでもなく、ショーン・ビーンという俳優の存在を忘れかけた頃に公開されたのがこの「パトリオット・ゲーム」。

キャ~!相変わらずカッコいい~!!ちょっと老けて「ストーミー」の頃の"哀愁の美青年"風味は薄まったけど。その分イカツくなって、IRAのテロリストから、弟を殺したハリソン・フォードとその家族を執拗につけ狙う復讐の鬼へと、ゴリゴリの武闘派を体現してました。取り調べの間ほとんど喋らず、一転裁判の場でハリソン・フォードに憎しみをぶつけるショーン様演じるテロリスト・ショーン。この裁判のシーンが一番印象深いです。

多分、「ストーミー」「パトリオット」と観て、その後長い月日が流れる間に、私の記憶の中でこの2つがごっちゃになったんだろうと思いますが、「ストーミー」も、舞台がアイルランドで、ショーン様の役はIRAに繋がりのあるアイルランド人、という風に何となく思い込んでました。そしてショーン様自身もアイルランド出身、となぜか決めつけてました。実際には舞台はニューキャッスル、従って役はアイルランド人ではなく、そしてショーン様の出身地は・・・ナント!!マイ・ディア・シェフィールドではないですか!

ひゅ~ん!なんて事!なんて偶然!!私、行きましたよ、シェフィールドに!ショーン様の出身地とも知らず。
こ、これって・・・もしかして運命?


※全く中身のない、ダラダラと無駄に長いだけのイギリス旅行記。シェフィールドについては最後の方に若干記述がございます。もし「読んでやろう!」という物好きな方がいらっしゃいましたら、謙遜でなく本当に薄っぺらい内容なので、ハードルをこれ以上ないという所まで下げてからお読み下さるようお願い申し上げます。
やっぱり新鮮なオモシロ体験だった・・・若かりし頃のヨーロッパ旅行 イギリス篇

この旅行記にも書きましたが、シェフィールドで私が会った人々はみんな暖かかったです。「ストーミー」の舞台ニューキャッスルにも1日か2日滞在したのですが、ここはあんまりいい印象がなかった。そこそこの規模の街なのに活気が今一つ、しかも何となく人がよそよそしくて取っつきにくい感じがしました。みんながみんなそういう人ばかりじゃなくて、たまたまだとは思います。でも、短期滞在の旅行者にとっては、そのたまたま出会う人が大事なんですよね。そこで街の、或いは国の印象が決まってしまう。

シェフィールドの人々の素朴な暖かさを思い出して、ショーン様への愛着が今更ながら募ってきました。ショーン様もきっと、あの素朴で暖かいシェフィールド人の一人なんだろうな、と。




ショーン様が「パトリオット・ゲーム」で世界的にメジャーになった時、私は確信してました。

ショーン・ビーンはこれから、イギリスを代表する"クールでセクシーな正統派二枚目"の王道を往く事になるだろう、と。


・・・あれから20数年、ショーン・ビーンはイギリスを代表する"クールでセクシーな正統・・・"
あ、あれ?

イギリスを代表する俳優・・・その通り。
役柄にもよりますが、全体として見たらクールでセクシー・・・まあ当たらずと言えども遠からず。
で、クールでセクシーな正統派・・・派・・・は?

あれれれれ?(コナン君風に)

気がつけば、いつの間にか「よく死ぬ俳優」として有名になっちゃってるじゃないですか!
「出演作でよく死ぬ俳優」第一位に選ばれてるじゃないですか!
死ぬシーンだけ集めたパロディ?動画まで作られてるじゃないですか!
ネットでイジられ倒しているではないですか(≧▽≦)

こ、こんなはずでは・・・😅

どうしてこうなった?

ざ、残念・・・(≧▽≦)


いや、意外と嬉しいかも・・・(///∇///)

だって、考えてみたら正統派二枚目の王道を往くなんてつまんないですもん。そういう立派な俳優は他にもたくさんいますもん。
この際「よく死ぬ俳優」でも何でもいいです。とにかく何か一つコレっていうのを極める方が面白いと言えば面白い。極めたもん勝ち!ですよ。まあ本人はそういう称号?を狙ったわけではなく、一つ一つ役をこなしていった積み重ねの結果がたまたまこういう事になっただけなんでしょうが。

死ぬシーンだけを集めた「Sean Bean Death Reel」見ました。確かにインパクトのあるデスシーンばかりですな。直接体に凶器が当たる刺殺はともかく、撃たれて死ぬ演技って結構難しそうなんですけど、さすが百戦錬磨のショーン様、派手に撃たれまくるのからヒュンって撃たれてあっさり倒れるのまで、緩急をつけつつ亡くなっておられます。

以下、ショーン・ビーン出演作以外のも含め、ちょっぴりネタバレあります。

オープニングは「サウンド・オブ・サイレンス」ですね。
「007ゴールデンアイ」は観てないと思いこんでましたけど、ショーン様の死ぬシーンを観て「あ、これ観たわ」って思い出しました。
パトリオット・ゲーム」確か最後死んだはず。どんな死に方だったっけ?すっかり忘れてて、動画を見てもどれが「パトリオット」のシーンかわかりませんでした。もしかしてこの動画には含まれてない?そんなはずはないですよね、出世作ですから。
馬に引き裂かれるシーンだけは怖くてどうしても見れませんでした。あれは何の映画?
ゲーム・オブ・スローンズ」もありましたね。主役なのに、次のシーズンへ続くのに死ぬって・・・さすが、キング・オブ・よく死ぬ俳優。(そう言えば、主人公が途中で死ぬの、映画でもありました。「CSI 」のウィリアム・ピーターセン主演の「LA大捜査線/狼たちの街」(85)。エー!ここで死ぬの?ってビックリしました。)
ロード・オブ・ザ・リング」の英雄的な死のシーンは本人一番のお気に入りだそうです。
牛に追われて体当たりされて崖から墜ちるヤツもインパクト大。ショーン様より一緒に墜ちていく牛の方が可哀想って思っちゃいました。
ラストは「ヒッチャー」ですね。かつてちょっと好きだったルトガー・ハウアーが演じた役。ルトガーとショーン様、何となく似てる気がします。顔が似てるとかそういう事じゃなく。悪役が多いというのもありますが、私が独断と偏見で勝手にカテゴライズしている「北欧顔」のイケメンという共通項で。私が勝手に認定している「北欧顔」は、ショーン様、ルトガーの他、ウィリアム・ハートジェフ・ダニエルズテッド・レヴィン(「名探偵モンク」のストットルマイヤー警部、実は「背信の日々」(88)では超がつく白人至上主義者、「羊たちの沈黙」(91)では異常殺人鬼バッファロー・ビルを演じてたんですよね。すっかり更正していい親父さんキャラになっちゃってる)など。おっと、忘れちゃいけない、スティングも。国籍、ルーツ等は無視!あくまで顔の印象のみで認定しております。
・・・ところで、なんニャの?あのおっとりしたBGMは。



★「RONIN」(98)

ロバート・デニーロジャン・レノ主演。タイトルは日本語の「浪人」から。主を持たない侍→国家や組織から外れたプロフェッショナル、という事らしいです。
ショーン様は、プロフェッショナルのふりしてチームに潜り込んだけど、前半か中盤辺りでデニーロにアマチュアだと見抜かれてあっさりクビになる役でした。その後出てこなかったと思うので、クビになっただけで死ななかったと思います😸マヌケで、ストーリーにはあまり影響ないどうでもいい役、って感じで物足りなさはあるけれど、とりあえず今回は生き延びたので良かった、良かった・・・いや、良くない?キング・オブ・よく死ぬ俳優としては不甲斐ない、と憤るべきか?

この映画には、元フィギュア女王カタリーナ・ビットも出てます。でもチョイ役。しかも割と酷い扱い。出てきたと思ったらすぐ殺されます。「アルマゲドン」の松田聖子よりはマシか。



★「フライトプラン」(05)

※ネタバレあり。

酷い映画だった・・・。脚本が杜撰すぎて。よくこんな脚本でOKが出たなあ、よくジョディ・フォスターやショーン様が出演OKしたなあ、と不思議でしょうがない。
娘が機内で突然消えた、しかも夫を亡くしたばかりで元々精神的にまいっていた、とは言え、ヒロインの言動は常軌を逸している。百歩譲ってそこは何とか納得できたとしても、あのラストシーンはどうなの?散々やらかしまくっておいて、何でドヤ顔?
「ほれ見い、娘おったやろ?ウチの言うた通りやったやろ?」
・・・その前にアラブ人に謝れ!

ショーン様は機長役。今回は悪役ではございませんでした。半狂乱のヒロイン、ヒロインを嵌めてその陰で大金をせしめようとした犯人たち、とアブナイ面々が搭乗し、しかも機内には爆弾が・・・そんな物騒な飛行機の機長という、どう見ても死亡フラグが立ってる役・・・ですが、見事生還しました!どうした?キング・オブ・よく死ぬ俳優!らしくないぞ!


ネットでいろいろ見てると、ショーン・ビーン・マニアの間では、「この映画ではいつ死ぬのか?」「どんな死に方をするのか?」に注目が集まり、たまに生き残ったりするとそれがトピックになってるようで・・・。
ショーン様、新しい映画の楽しみ方をファンに与えてるわけですね😸


「サウンド・オブ・サイレンス」(01)「トロイ」(04)「ナショナル・トレジャー」(04)「アイランド」(05)など観てるんですが、今いち印象が薄い。あ、「サウンド・オブ・サイレンス」の死ぬシーンだけはよく覚えてます。・・・やっぱりキングだな。


私、「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズも「ゲーム・オブ・スローンズ」もほとんど観ておりません。「ゲーム・・・」はシーズン1の途中まで観たけど、全然面白いと思わなかったです。

そう言えば、「ロード・・・」も「ハリー・ポッター」シリーズもテレビ放映の時チラッと観ただけ。今一つ面白さがわかりません。何で世界であんなに熱狂的に受け入れられてるんだろう?不思議です。




イギリスを代表するクールでセクシーな正統派二枚目、という私の予想を見事に裏切り、ほとんどイジられキャラと化しているショーン・ビーン

ショーン・ビーン」で検索したら、関連人物に、なぜか往年のドラキュラ俳優クリストファー・リーが並んでたり、「MR.ビーン」ことローワン・アトキンソン宛のファンレターが間違って届いたり(MR.ビーン宛のものがショーン・ビーンに届くというのはあながち間違ってない、だってショーン様もMR.ビーンであることに間違いはないわけだから)・・・なんかもう、全てがイジりに見えてきます。




統計で見ると、実はショーン・ビーンの出演作での死亡率は30%台らしいです。




・・・とりあえず50%を目指そうぜい!!




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知る人ぞ知る?キュートでコケティッシュなハリウッド女優 ロザンナ・アークエット



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知る人ぞ知る?キュートでコケティッシュなハリウッド女優 ロザンナ・アークエット

この前「知る人ぞ知る」女優篇やったから、次は男優篇って思ったんですけど、なかなか筆が進まなくて。どうしても女優さんの方に思い入れが強くて。
多分、男優に対しては、女優の場合と違って「異性としてタイプかどうか」という、ちょっと不純な目線が混じってるからかな?いや、別に不純じゃないか・・・やっぱ不純?映画ファンとしては邪道?
女優は一度好きになると余程の事がない限り冷めないけど、男優はちょっとした事で冷めちゃうんですよね。


ロザンナ・アークエットは「知る人ぞ知る」と銘打つには有名すぎるんですけど、映画好きな人でも若い人にはもしかしたらあまり知られてないかもしれないので、一応「知る人ぞ知る」シリーズに入れちゃいました。



★バンビ顔?のコケティッシュな魅力

美人と言っていいと思うし、とっても可愛い。それでいて単なる「美人」という言葉も単なる「可愛い」という言葉も今一つ。彼女の魅力を言い尽くせてない。


「キュート」
「コケティッシュ

これこれ!これです!
小鹿ちゃんみたいな顔立ち、小柄だけどグラマラスなボディ、細くスッとした脚のライン・・・羨ましいっす。

ロザンナ・アークエットは芸能一家の出身。妹のパトリシアはTVドラマ「ミディアム」で有名ですね。ロザンナもゲスト出演してました。
それから、TOTOの大ヒット曲「ロザーナ」。タイトルがロザンナ・アークエットの名前を取ってつけられたというのはあまりにも有名ですが、単に響きが良かったので名前拝借、という説と、曲自体がロザンナの事を唱ったもの、という説があり、どっちが本当なのかよくわかりません。wiki先生は前者の説を取ってるようです。



以下、ネタバレあります。



★「マドンナのスーザンを探して」(85)

マドンナの、と頭についてますが、主演はロザンナ・アークエットです。

ロザンナ演じる平凡な主婦ロバータが、ある時「必死にスーザンを探している(Desperately seeking Susan=原題)」という広告を目にし、好奇心と冒険心からスーザン(マドンナ)をストーキング。自分とは全く違う生き方をしているスーザンに興味津々、スーザンが古着屋で物々交換したジャケットを手に入れちょっぴり成りきりスーザンしているうちにスーザンと間違われて、襲われた拍子に頭打って、記憶喪失になって・・・というお話。

ロザンナ、めちゃくちゃ可愛いです。この映画のレビューで「この頃のロザンナはおバカで可愛い女を演じたら抜群だった」ってのがありました。確かに😝
しゃべり方に特徴があるんですよね。ちょっとハスキーで、ちょっと舌足らずで、時々声が裏返った感じになる。
立ち居振舞いも可愛い。コミカルで。ロザンナは、特に後年シリアスな映画にも出てますけど、やっぱりこの映画みたいなラブコメが一番似合う気がします。
コミカルな動きとか表情とかしゃべり方とか、ちょっと大げさ気味ではあるんだけど、ロザンナがやるとウザくない。わざとらしくない。多分ロザンナの個性的なキャラと親和性があるからだと思います。

全盛期のメグ・ライアンなんかもそうでした。ラブコメで、セリフ回しとか手の振り回し方とか、泣いたり喚いたり独り言を言ったりとかのシーン、そこだけ見るとちょっとやりすぎ?作りすぎ?って感じなんですが、映画を通して観てると違和感がない。くるくる変わる表情がチャーミングで、観てるこっちはいつの間にか親近感や共感を覚えてしまっている。そして、ロザンナやメグが演じるヒロインと一緒に一喜一憂してしまっている。

役者には、感性重視の人と作り込んでいく技巧派とがいると思います。ロザンナはイメージ的に感性の人かな?って私はずっと思ってたんですけど、意外に技巧派なのかも。もしかしたら自分の個性の強さをよくわかっていて、一見大げさ気味な芝居も実はそのさじ加減を緻密に計算し尽くしている・・・のかも。


この映画は配役が凄くハマってたと思います。ロザンナ、マドンナはもちろん、スーザンの恋人ジムにロバート・ジョイ、その友人でロバータと恋に落ちるデズにエイダン・クイン。両者ともタイプ❤特にエイダン・クインwiki先生の所の写真は「アンタ、誰?」ってくらい変わり果ててますけど、昔はカッコ良かったんだよね、いや、今でも。優しく見守るお兄さんキャラが似合うのもポイント高し。最近は「エレメンタリー」の警部役でお馴染み。これもある意味優しく見守るお兄さんキャラと言えなくもない。ちょっと強引か?
更にウィル・パットン(「アルマゲドン」)それと!ジョン・タトゥーロ!出てたっけ?完全に忘れてます。



★「800万の死にざま」(86)

ハードボイルドな原作を映画化。主演はニック・ノルティ、じゃなくてジェフ・ブリッジス。いつの間にか脳内でニック・ノルティ主演に変換されてました。だってこの二人、この頃キャラがそこそこ被ってたんだもん、私の中では。あと、カート・ラッセルも。一見いかにもアメリカンなタフガイ、でも実は意外と繊細だったりするとことか。奥目なせいで目がいつも笑ってるみたいに細く見えるとことか。

この映画、内容はあまり覚えていません。覚えているのは3シーンだけ。

1つ目。
確か、身の危険を感じてジェフ・ブリッジスに保護を求める女性が、全裸になってジェフおじさんを誘惑しようとするシーンだったと思いますが、「素直に守って下さい、でいいのでは?何で色仕掛け?」という女性へのツッコミと、「ヘアまで見せる必要ある?いる?このヌードシーン。ハードボイルドだから男性の観客をターゲットにしてヌードで釣ろうとしてる?」という制作側へのツッコミとを心の中で叫んだ事を覚えています。
まだお子チャマだったんですね、その頃の私。今ならわかります。「このオッサン、普通に頼んでも引き受けてくれそうにねえな。しゃあねえ、好みじゃないけどこうでもしないと・・・。命かかってんだから。」(ガラが悪くなってしまった。この女性はこういうキャラではなかったと思います。)正義感に訴えるより色仕掛けの方が有効・・・って思われてた。ジェフおじさん、完全に見下されてたんですね。と言うより、この女性の男性観がこうだったんでしょうね。
ちなみに、この女性は結局殺されてしまいます。

2つ目。
朝のシーンだったと思いますが、ロザンナが朝ごはんを作ってそれからキッチンを綺麗にして「出来たわ。」と言う。それに対してジェフおじさんが「男たちは君がこういう女性だって知ってる?」と訊くと、ロザンナが「今まで会った男は誰も、私の内面になんか興味を持たない。」みたいなセリフを言う。
確かこんなシーンだったと思います。(もしかしたらキッチンの掃除だけで朝ごはんは作ってなかったかも。)
う~ん、何を伝えたいのかはわかるんだけど・・・ロザンナ演じるヒロインが、これまでの人生で男性からどんな扱いを受けてきたのか。一人の人格を持った女性として見てくれたジェフおじさんと、この後どんどん心が近づいていくんだろうな、ってシーンなんだろうけど。
ちょっとヒロインをバカにしすぎてないかい?朝ごはん作ったり、その後片付けをしてキッチンを綺麗にしたりするのがそんなに特別な事?そんな事ぐらいでジェフおじさんは何でそんなに感心してんの?と違和感持ったので何か印象に残ってます。

3つ目。
アンディ・ガルシア演じる悪人の死にざま。と言っても覚えているのはアンディ・ガルシアを下から撮した、その死に顔だけですけど。
この映画は、アンディ・ガルシアが「アンタッチャブル」でブレイクした後で観たので、ちょっと複雑だったんですよね。「アンタッチャブル」では正義の側だったし、そのイメージが強くて。
でも、その後悪役もそこそこ演じていて、今では「むしろ悪役の方が似合う!悪役の時のアンディの方がセクシー!」って思ってます。



★「グラン・ブルー」(88)

私のいっちばん好きな映画です!今までに何回観たことか。あまりに何回も観ているので、最初に観たのがビデオだったか映画館だったのかすら思い出せません。日本で10回位観て、それからパリ旅行に行った時に、2週間ほどの間に映画館に通って5回くらい観た記憶があります。それも多分ロングバージョンで。さすが本国フランスだけあって、公開されてから3年経ってるのにまだ上映し続けてるんだなあ、って感慨深かった事を覚えています。

ロングバージョンには日本の潜水チームが出て来ます。潜る前にチーム一丸になってスーハースーハー呼吸法で集中力高めているのはいいんだけど、緊張のあまりなのか、潜るはずの選手が呼吸困難に陥って倒れ救急搬送、全く潜らずに棄権する情けない事に。映画館内を笑い声が駆け巡ってました。ちょっとバカにされてるような、でも日本人としても多少納得なような。フランス人から見ると、日本人はあんな感じにクソ真面目で滑稽に見えるのかな?、エンタメなんでまあいいか、と思って一緒に笑っときました。

ただ、要らないよね、あのシーン。何でわざわざあのシーンを撮ったのかな。
「絶対にジャックに負けたくない!」とエンゾが熱くなりすぎて、物語の展開が重苦しくなりすぎたので、ちょっと一息って意図だったのかもしれない。もしそうだったとしても、やっぱ要らない。

日本で公開された最初のバージョンにはなかったと思いますが、正解。ロングバージョンは他にも「?ここいる?」って思うシーンがいくつかあった気がします。日本で2時間くらいのバージョンを何回も観て馴染んでいたからそう感じたのかも知れません。ロングバージョンを長らく観てないので具体的な事は言えませんが、無駄に長くて、余計なシーンを入れたばかりに映画全体が俗っぽくなったな、とちょっとガッカリした記憶があります。

他の映画でもよく思う事なんですが、何でもかんでも描けばいいってもんじゃない。親切に分かりやすく説明すればいいってもんじゃない。
あえて全てを見せずに説明せずに、観客の想像力やそれぞれの解釈に委ねる、私はそんな映画の方が基本的に好きです。(かと言って、説明の無さすぎる、もったいぶって思わせぶりで、芸術作品気取りの映画も鼻につきますけど。)

そういう意味でも、私は最初に観た2時間くらいのバージョンが好き。だって「グラン・ブルー」は、現代の現実の人間の世界を舞台にしてはいるけど、実はおとぎ話だと思うから。ロングバージョンのように描きすぎちゃうと、神秘性や余韻が損なわれる。

ラストシーンについて、いろいろな意見、いろいろな見方があるようです。
ジョアンナの最後のセリフ「Go and see my love」が、日本語字幕の「行って、私の愛を見て」じゃなく、実は「行って見てきて、愛しい人」が本来の意味だという話をいくつかの記事で読みましたが、私は字幕の方の意味で理解してます。その方が、私の中のジャックとジョアンナに合っていると思うから。字幕の翻訳した人も、わかっていてあえてこっちの訳にしたんじゃないかな、と思ったりもする。

そして深い海に潜って行った(沈んだという言い方は何か違う気がする)ジャックは死んでない。死ぬつもりで潜って行ったんじゃない。かぐや姫が最後に月に帰ったように、ジャックも死んだのではなく海に帰って行っただけ。自分の居るべき場所に戻って行っただけ。だからジョアンナは「海に帰らないで、私と一緒にここにいて。」と最初は訴えたけど、最後にはジャックの思いを理解して「行って、私の愛を見て。」と送り出した。「私はあなたと一緒にこれからの人生を築きたい。でもあなたは自分の居るべき場所に戻りたいのね。いいわ、じゃ、行きなさい。深い海の底にも私の愛はあるから。」

そう言えば、大河ドラマ平清盛」にも似たセリフがありましたね。壇之浦で海に身を投じる前に建礼門院(深田恭子)が安徳帝に言う。
「海の底にも都はございましょう。」
平清盛」の場合は海に入るイコール覚悟の自害でしたから、そこは違いますが。でも、幼い安徳帝を怯えさせないための優しい嘘と言うより、むしろ「平家はここで終わらない。現世で平家が滅びたとしても平家が描いた夢は行き続ける。」という清盛の未亡人としての一念のようなものを、あの達観したような静かなセリフの中に感じました。
ただ、あのエンドロールはいただけなかった。演出が「海の底にも都はございましょう。」のセリフに引っ張られ過ぎたのか、海の底の都で平家一門勢揃いで清盛を迎える。止めて~!私の嫌いな安い回想シーンと似た臭いがする。感動を強制するかのような大げさな音楽と共に、走馬灯のようにこれまでの思い出の数々が流れていくアレ。脚本が凄く良くて結構入り込んで観てたのに、何で最後の最後にあんなつまらない演出するかなあ。海の底に沈んだ剣をずっと撮し続けるだけで良かったのに。その方が余韻が残ったと思うのに。


脱線してしまいました。

ラストシーンは、観た人それぞれがそれぞれの解釈をすればいいと思います。多分リュック・ベッソンもそれを狙ってああいうラストシーンにしたんだと思います。そういう慎ましさ、曖昧さを容認できるのがヨーロッパ文化の成熟度かな?日本とヨーロッパが共有できる感性かな?と思います。私は観てないんですが、アメリカ公開版はラストが改悪されてるんだとか。ひぃ~!観たくない!!

ハリウッド映画は一般公開する前に一度、一般の観客を何十人だか何百人だか入れて試写をして、その反応や意見を参考にして最終的に作品を完成させるんだとか。ハリウッド版「呪怨」の場合、ヒロインが、あの家に笑顔で入っていく在りし日の伽耶子さん一家の幻を見る、そして、この後彼らに起こる悲劇を知っているヒロインは彼らに警告しようと必死に叫ぶがその声は届かない、というラストシーンだったらしいんですが、試写で観客の多くがそのシーンについて「意味がわからない」と不評だったためカットしたそうです。
私はこの話を聞いて、アメリカ人に改めて失望しました。アメリカ人は、これでもかというほど分かりやすくしないと理解出来ないのね。

基本的にハリウッドのお偉いさんは「分かりやすく万人受けするエンディング」「ハッピーエンド」と「主人公の正義が勝つ」じゃないとダメって思ってるみたいですね。

その割にはTVドラマはスッキリしない終わり方するの結構ありますよね。中途半端な所で打ち切ったり。視聴率取れなかったら完結しなくても途中で打ち切る、って言うのも分かりやすいと言えば分かりやすいけど。ビジネスに徹しているという意味では潔いと言えるかも。


またまた脱線。

私にとって「グラン・ブルー」は単に一番好きな映画ではありません。ここん所を上手く説明できないんですけど、デジャヴ映画とでも言えば分かりやすいでしょうか。映画の中でジャックやジョアンナが体感しているであろう事、例えば海に入った時の感じ、海面の辺りが暖かくてその下は冷たい、とか、潮の香りとか、潮風が肌を撫でていく感じとか、ジョアンナが初めてジャックに会った時の、あのすれ違う時の感覚とか、仕事にかこつけてジャックを追いかけて再会できた時のジョアンナの心理とか、映画を観てて「ワカル!この感覚!」の連続で、ストーリーがどうとか画が綺麗とかいう以前に、五感で追体験出来る映画なんです。外からジャックやジョアンナの物語を観ているというのではなく、彼らと同じ空気を吸い、同じ香りを嗅ぎ、同じ温度を感じているみたいな・・・不思議な感覚を覚える映画です。

こっ恥ずかしい話ですが、私、昔ヨーロッパ旅行した時に、イギリスのB&B(ベッド&ブレックファスト、一泊朝食付きの民宿。子供が独立して家を出て空いた部屋をゲスト用に改造して、熟年夫婦、老夫婦が経営している所が多い)で、偶然泊まり合わせたフランス人の男の子に一目惚れした事がありまして❤その男の子はアマチュアのテニス選手で、試合のためにイギリスに来てたらしく、コッソリ試合も観に行きました。で、宿帳に記載されてたその彼の住所をコッソリメモし、イギリスをしばらく旅行した後フランスに渡り、その住所を探した経験があります。完全にストーカーですね😅だってだって、スッゴいイケメンだったんだもん。「外国の映画に出てくる、画に描いたような美少年」だったんですもん。それでいて、ツンとした感じとか近寄りがたい感じとかではなく親しみが持てる、しかもちょっとシャイで感じがよかったんですもん、くまモン
家までは探し当てられなかったんですが、住んでる町には行きました。パリ郊外、イル・ド・フランスと呼ばれている地域の一画でした。ついでと言っては何ですが、せっかく近くに来たんだから、とゴッホのお墓に詣でて参りました。弟テオのと仲良く並んだお墓にちょっとウルっ。


そういう経験があるから、「彼にもう一度会いたい!!」一心でジャックを追いかけて行ったジョアンナのザワザワ感、凄くわかります。わかるような気がします。



★「ブラック・レインボウ」(89)

父親と共に旅から旅の日々を送る霊媒師を演じました。
「スーザンを・・・」「グラン・ブルー」から一転、孤独と絶望のヒロイン。神秘的な美しさが際立ってました。こういう役もちゃんとハマるんですね。

これ、書きながら、今気づいた。「ミディアム」のアリソン・デュボアのお姉さんは、「ブラック・レインボウ」の霊媒師。揃ってこういう役が似合うとは、さすが姉妹。
でも、ロザンナとパトリシアってあんまり似てないですよね。顔も、体格も、声もしゃべり方も。特に体格は、ドーンと貫禄のパトリシア、相変わらず細身のロザンナ

デュボアってフランス系っぽい名前。ダンナ様のジョーがフランス系なのか・・・。
アークエットもフランス系かな?と思ってたんですが。フランスの女優でキャロル・ブーケBouquetっていたからArquetteもフランスっぽいなって。wiki先生によるとユダヤ系らしいです。ユダヤ系フランス人の移民の子孫とか、かな?
そう言えば、ロザンナの小柄でコケティッシュな魅力ってパリジェンヌっぽい。

この映画でロザンナは数々の賞を受賞してます。代表作の一本と言ってもいいかもしれません。が、この映画は不運に見舞われたそう。配給会社が経営難で、少しでも早く収益を回収するために、劇場公開もそこそこにビデオ・DVD化されてしまったんだとか。英米に比べれば日本では割とまともに劇場公開されたようなんですが、宣伝も批評もほとんどされず従ってほとんど話題にならなかった。日本人ウケしそうな題材だと思うのになあ。

この映画辺りからどんどん個性的な変わった役どころが増えていった印象。
ただし、これ以降の出演作「パルプ・フィクション」(94)「クラッシュ」(96)など、観てはいるんですがロザンナが出てたという印象がない。私の映画熱がちょっとずつ冷めた事もあり、私の中でロザンナは「昔好きだった女優さん」になりつつありました。

久々に「ロザンナが出てる!!」って思ったのが「ミディアム」。相変わらず魅力的で相変わらず男性を翻弄してました。パトリシアとは9歳も年が違うんだ!なのにロザンナの方が若く見える。パトリシア、ゴメン。
アリソンの夢の中で、若い男性をナンパしては殺すメスカマキリのようなロザンナ。ひゃ~、妹がお姉ちゃんを殺人で告発しちゃうの?と思ったら犯人は別にいました。ほっとしたような残念なような。やっぱりロザンナが殺人犯で、そのロザンナを追い詰めるアリソン=パトリシアっていう姉妹対決も観てみたかった気もします。



いつまでも若々しくコケティッシュロザンナ。きっとお婆ちゃんになっても可愛いままだと思う。

監督作「デブラ・ウィンガーを探して」のテーマ、女優の仕事と家庭生活の両立で悩んだりもしてるみたいですが、マイペースで息長く続けて欲しい、というのがいちファンの願いです。



あ、それとパトリシア。あんまりフェミニスト・マフィアにならないでね。



映画カテゴリーですニャ
「エクソシスト」より「オーメン」の方が怖いニャ

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★「死の接吻」(91)

同じタイトルの映画、2、3本あるみたいですが、私のトラウマ・ムービーは、マット・ディロンが次々と殺人を重ねる男を演じた91年公開のもの。

こ、怖かった~!人の死ぬシーンをこういう描き方したの、初めて見た。



ネタバレ全開でお送りします。

グロい話や怖い話が苦手な方、食事中の方にはお薦めできない内容を含んでいますので、お気をつけ下さい。



ブレードランナー」の美女ショーン・ヤングマット・ディロン演じる、暗い野望を秘めた主人公に屋上から落とされる。
さりげなく屋上の手すりに座らせておいて、楽しく会話していたかと思ったら、突然「君が悪いんだよ」と言うセリフと共に彼女の脚をすくって、バランスを崩したショーン・ヤング扮する金持ち娘が墜ちていく。人が墜落するシーンだと、普通は引きの画になると思うんですが、ここでは墜ちていく人間の驚きと恐怖に満ちた表情をアップで撮したまま、その背景が変化する。そして地面に叩きつけられて血が飛び散る、そこまでずっと墜ちていく人間に焦点を当て続ける。
人が墜落して死ぬ瞬間をアップで撮る。異様な生々しさでした。よくこんな手法を思いついたもんだ、と感心するやら気持ち悪いやら。
残酷なグロいシーンは映画の中にしばしば出て来ますが、その中でもこれは特に生理的嫌悪感を感じました。

「死の接吻」で生理的嫌悪感を感じる怖いシーンはここだけじゃない。

ヒッチハイクで同年代の青年の車に乗せてもらった主人公。青年が自分の身の上を語ると、車内のシーンから車外のシーンに切り替わる。
ここでは、殺害のシーンそのものは確か無かったと思います。
でも、青年の話を聞く主人公の表情と、車内の会話のシーンから外のシーンへと画面が切り替わった事で、主人公が青年を殺害してその青年に成り代わる、という事を暗示しているわけです。
アニメ「信長協奏曲」にも同様のシーンありましたね。後の秀吉が、たまたま出会った男の名を聞いて「いい名前だ」と言う。その後のシーンはないけど、秀吉が男を殺してその身分を奪ったな、というのが観てる人にわかるような描写。

殺害のシーン、本当に無かったっけ?あったっけ?あったとしても車外から撮しているシーンだったと思います。直接的な撮し方じゃないのが逆に怖かったのを覚えています。記憶違いかもしれませんが。

「悪魔のはらわた」でしたっけ?あれもドアをただ延々撮すことで、この閉ざされたドアの向こうでどんな恐ろしい事が行われてるんだろう?と、観ている人の想像力をかきたてる演出をしてた、らしい。私はこの映画観てないので。スプラッター系はダメなんです。

「死の接吻」の怖いシーン、まだまだありますよ。浴室で遺体をバラバラにするシーンとか。これも解体する所とか、バラバラにされた遺体とか、直接撮してはいなかったと思います。血まみれになった浴室を洗い流しているシーンだけで表現していたと記憶してます。
髪が濡れないようにシャワーキャップを被って浴室の掃除をする主人公。そこだけ見たら結構笑えるマヌケな姿です。美容院でパーマかけてる最中のオバサンみたい。でも、そのマヌケな格好とやってる事のおぞましさのギャップが逆に恐怖を倍増させる。

そして、ラスト。自分の双子の姉妹を殺したのがマット・ディロンだと気づいてしまった女性(ショーン・ヤング二役)を、殺そうと追いかける主人公。線路を渡って逃げる女性。行き交う列車。列車が通りすぎるのを待って線路を渡る主人公。通りすぎた、と思った次の瞬間、通りすぎた列車の陰で死角になっていたもう一台の列車が、隣の線路を反対側から・・・。

轢かれた主人公の遺体は、やはり完全には撮していない。遺体がどんな状態になっているのかわからなけど、画面に唯一映っている腕がピクピクしていてゾゾッ。

生理的嫌悪感シーンの連続でした。

でも、一番怖かったのは、線路沿いの家の窓から、行き交う列車をじっと見つめる少年時代の主人公の姿。その暗い悪意の目。ゾゾゾッ。

アメリカ映画に、この手の暗く陰湿なクライム・サスペンスはたくさんあります。でも、数ある同様の作品の中でも「死の接吻」は何か違う。どこか異質な感じがします。
それでいて既視感がある。ナゼだ?


しばらく考えていて思い出しました。
日本映画「謀殺・下山事件」だ!

国鉄総裁・下山何とかさんが、どこかの線路上で列車に轢かれた状態で発見された、昭和の未解決事件を題材にしたものです。
随分昔にテレビでやっているのをたまたま観て、ストーリーとか出演者とか全く覚えていないのに、「政治的な背景があり、大きな陰謀によって起こされた謎の事件」「暗く重苦しい映画」という印象だけは鮮明に残っています。

列車に轢かれる、という共通項があったから、というのもあるでしょうが、暗く陰鬱な雰囲気と後味の悪さが似てる。
もっとも「下山事件」の方は政治が絡んだ事件で話の規模が大きすぎるので、むしろ最近の、広末涼子主演「ゼロの焦点」の方が近いかもしれません。後、小説「黒い家」。
「死の接吻」ってどこか日本的な陰鬱さを感じさせる。

「死の接吻」はアイラ・レヴィン原作。どっかで聞いた名前だなあと思ってwikiを見たら、「ローズマリーの赤ちゃん」「ブラジルから来た少年」「硝子の塔」の原作者。なるほど。
そんなレヴィン先生の処女作なんだそうな。
ローズマリーの赤ちゃん」はストーリーは知ってますが観たことはない。「硝子の塔」はエロシーンが売りなだけの駄作。
でも「ブラジルから来た少年」は凄く面白かった!ヒトラーのクローンの大量生産、怖すぎるわ。
レヴィン先生は目の付け所、アイデアが面白いですね。



ホラー映画は、日本とアメリカでトーンが全然違うのに、クライム・サスペンスには日米で共通項があるように感じる。
ホラー映画の違いは日米の宗教観や死生観の違いが影響してるのかもしれない、と何となく思ったりしてます。
一方で、クライム・サスペンスが似ているのは、「人間の心の闇」に対する恐怖が万国共通だからなのかも。
やっぱり幽霊やらモンスターやらより、生きている人間が一番怖い、のか。



★「ロボコップ」(87)

カテゴリーで言うと、一応SFアクション、娯楽作品という事になるんでしょうけど、娯楽作品と言うには残酷な描写が多くて苦手な映画です。

まず、主人公の警官マーフィが殺される場面。腕を撃ち、足を撃ち、それも1発、2発じゃない。
マーフィが苦しむのを楽しむようになぶり殺しにする悪人。

こういう残酷なシーン、他にもあるけど他のとどっかが違うんだな。人の体を損壊する、という事に対する抵抗感、嫌悪感が、作り手の側にちょっと欠けてる印象を受けてしまうんです。そこが気分悪い。

同じ暴力的で残酷なシーン、或いは性描写でも、アメリカ映画は比較的生々しさやグロさが少ない。ひきかえヨーロッパ映画って結構生々しい。
ロボコップ」の監督がオランダ出身のポール・バーホーベンっていう事もあるのかな?元々この監督は過激な描写が多い人みたいですが。

ずっと前、ルトガー・ハウアーがちょっと好きだった時期があって、その頃にルトガー目当てで「グレート・ウォリアーズ」という映画をテレビで観たら・・・キツかった~!エログロなシーンが多くて。テレビ放映版でアレなので、オリジナルはどんだけエグいのか考えるだけで怖っ。そればかりか、登場人物のほとんどが悪意や欲望むき出しのクズで、観てて不快感しかなかった。まだ若くてウブだった私には刺激が強すぎた。
それ観てからルトガー熱がグッと冷めました。
それもバーホーベン監督の作品でした。

バーホーベン監督の生々しい暴力描写の背景に、監督に戦争体験がある事があるのかもしれない、というのをどこかで読んだ覚えがあります。
もしかしたら、残虐な趣味嗜好とかそういう事じゃなく、むしろ「現実は、ハリウッド映画が描くような、そんな綺麗で秩序だったもんじゃないぞ。本当の暴力とはこんなにグロテスクで、しかもこんなにも無造作に非人間的に行われるもんなんだぞ!」
そんな思いがあるのかもしれませんね。


ロボコップ」の生々しい暴力描写はロボットが暴走するシーンでもありますが、何より怖いのは、人が死んだのに、その場にいる人たちにサラッと扱われる事。人が死んだという事に対するリアクションがほとんど無い。ひたすら自己弁護に走る担当者とか、その失態にほくそえむライバルとか。その無機質さが怖い。

他にも、マーフィの相棒ルイスが撃たれる所とか、悪人の一人が化学物質を被って皮膚がただれたようになり、「助けてくれ~」と言いながらよろめき出て来た所を車に轢かれて・・・とか、もうこれ、ホラーじゃん。

ロボコップ」も、私にとっては生理的嫌悪感満載ムービーです。



★「蜘蛛女」(93)

これ、ゲイリー・オールドマン主演だったのね。全然記憶にない。だって、レナ・オリンが強烈すぎて。邦題の「蜘蛛女」ってレナ・オリン演じる殺し屋の事?

これも観たのが随分昔で、映画館でなくビデオ借りて観ました。正解でした!映画館で観てたら、多分このネタで真っ先に取り上げたのは「死の接吻」ではなく、この映画だったと思います。

ゲイリー・オールドマンの存在だけではありません。ストーリーもほとんど覚えていません。

じゃ、何を覚えているのか?っていうと、たった1つのシーンだけ。

車の後部座席のレナ・オリンが、前の座席の男の首を太ももで挟んで締めながら笑う、その笑い声。
た、楽しいの・・・?
女性の笑い声にしては異様なくらい低い声で、しかも感情の欠けた笑い声なんですよね。

あれ・・・?この笑い声、どっかで聞いたなあ?


思い出した!!
そう、あれあれ、「ヒドゥン」(87)ですよ!

別の星から来た謎の生命体が、次々と人間の体に乗り移って殺人を重ねていくSFホラー。

生命体に寄生されたストリッパーの女性が行きずりの男性を車に引っ張りこんで交尾(?)をするのですが、男性の快感の声に重なって、女性(宇宙人)の「ハハハハ」という笑い声が・・・、そして間もなく男性は静かになります・・・永遠に。
その笑い声と「蜘蛛女」の笑い声が、低音具合といい、感情の欠けた感じといい、ソックリ!だったと思います。私の印象では。

(ちなみに、この殺人生命体を退治するため、やはり他の星からやって来た宇宙人を、TV「ツインピークス」や「ブルーベルベット」などデビッド・リンチ作品常連のカイル・マクラクランが演じてます。)


そう、「蜘蛛女」のレナ・オリンは、もう人間じゃなかったんです。別の星から来た謎の生命体並みだったんです。人間だけど人間じゃない。そう言えば、自分の腕を切り落としたりしなかったっけ?

私は「ノーカントリー」(07)は観てないんですけど、多分あの中でハビエル・バルデムが演じた殺し屋の女性版という感じじゃないのかな?感情というものを持たない殺し屋って聞いたので。
いや、「蜘蛛女」の方が先だから、ハビエル・バルデムの殺し屋が殺し屋レナ・オリンの男性版か。


「蜘蛛女」も残酷な描写が多かった印象がありますが、それでもレナ・オリンの非人間的な笑い声の前では霞んでしまったようで、他のシーンを具体的に思い出せない。「死の接吻」「ロボコップ」とは違った意味で怖かった映画です。



★「オーメン」(76)

ようやく悪魔の登場。悪魔ものより先に3作も頭に浮かぶって、人間ってどれだけ凶悪なんだ?

アメリカのホラーで、私が一番怖いのがこの作品。スプラッターものは元々観ないので。

シュワちゃんの「エンド・オブ・デイズ」の悪魔(ガブリエル・バーン。タイプです❤)を見てもわかる通り、悪魔は何でも出来ちゃいます。ちょっと気まぐれに「オマエ、死んでまえ。」って念じただけで"不運な"事故が起こって簡単に人が死ぬ。

オーメン」でも悪魔の子ダミアンの力なのか、ダミアンの取り巻き・悪魔崇拝者の呪術か何かなのかわかりませんが、ダミアンの正体を知った人間が次々と"不運な"事故で死んでいきます。

中でも一番のトラウマシーンは、カメラマンが死ぬ場面。
坂道に停車していた車のサイドブレーキが「ナゼか」勝手に動いて車がジリジリと動き出す。
「危ない!轢かれる!」
でも大丈夫。車は何とか止まった。と思いきや、何とかの法則で車の後部に積まれていたガラス板が滑って・・・首がスパーンとキレイに飛ぶ!
今考えてみれば、あんな風に首が飛んだら血がドバッと出そうなもんだけど、確かそんなに血は出なかったような。今の映画なら間違いなく血がドバッの描写になるだろうな。あれ?リメーク版どうだったっけ?

血がそんなに出なくても十分トラウマシーンでしたけどね。あのシーン観てから、ガラス板が近くにあると緊張します。ガラスって簡単に凶器になり得るのね。坂道に停まっている車も信用しません!いつ動き出すかわからん!

神父さんが、雷が落ちて折れて落下してきた教会の避雷針に串刺しになる所も、残酷とか何とか言うより「教会にある物で神父さんが死ぬって罰当たりな展開ではないの?」とクリスチャンでない私は引っ掛かりました。


オーメン2」も観ました。ストーリーはあんまり覚えてない。10代前半だか半ばだかに成長したダミアンがなかなかのクールな美少年で、ちょっとトキメいたの覚えてます。幼い頃のダミアンは知識としてではなく本能として自分が悪魔の子だと認識していた感じなのですが、10代のダミアンはよりはっきり自覚していて、しかもその事に苦悩していた、という印象がある。苦悩し迷いながらも、最終的に自分の運命を受け入れて念力で誰かを殺すシーン、ちょっと目元が赤らんでいたような。白い息を吐いてた印象があるので冬の場面だったかな?目元が赤らんでいたのは寒さのせいなのか、力を使ったせいなのか、それとも・・・?1にはない、ちょっと切ない続編だった記憶があります。


ところで、悪魔の子や悪魔崇拝者がやりたい放題やってる時に、神様は何をしてるんでしょうか?「エクソシスト」でも思ったけど、悪魔の存在感や活躍(?)ぶりに比べて神様サボりすぎてません?



★「ジョーズ」(76)

あなたにとってのトラウマ・ムービーって何?と訊かれたら、多くの方がこれ挙げるんじゃないでしょうか。
私、これ観てからしばらく海に入れなくなりました。今でも怖い。浅瀬でチャプチャプしかしないです。

夢もたまに見ます。この映画を初めて観てからだいぶ経つのに、今でも何年かに一回は見ます。
海面の上にナゼか立っていて、足下の、海の中ではサメがうようよ。気を抜いたら海に沈んでしまうので、集中しながら海面の上を向こう岸まで渡っていく。
変な夢。
多分、因幡のシロウサギの話とごっちゃになってるんだと思います。

何と言っても、最初の犠牲者、夜の海に全裸で入っていく女性の襲われるシーンがトラウマ。何かに足を噛まれて海中に引きずり込まれ、それから一旦浮かび上がる。その時の女性のパニックと恐怖に満ちた息づかい。リアルでした。

後半、姿を現してからのサメは怖さ半減。それでも、ロバート・ショウが喰われるシーン、サメに噛まれて口から血を吐く所とかやっぱりなかなか・・・。

トラウマとは関係ないですけど、素朴な疑問。
観光で成り立ってる町だから、遊泳禁止にしたら観光収入が・・・と、人喰いザメの事は解決した事にしようしようとする市長。
いやいや、いくら金儲け優先、エゴの塊でも、さすがに人命軽視はしないでしょう。エゴの塊ならなおさら保身には敏感でしょう。もし遊泳禁止にしないでまた誰かがサメに襲われたら、道義的責任どころじゃない、法的に罪に問われる可能性、十分にありますよ。
映画ではブロディ署長に責任押しつけてましたけど、現実には無理でしょ。どう考えても市長の責任は免れない。
進言を却下された上、責任を丸々押しつけられて、亡くなった子供の母親からビンタ喰らって、それでも黙ってるブロディ署長にイライラしたわ。



他にもトラウマ・ムービーありますけど、何の映画だったかわかりません。子供の時に観たドラキュラ映画で、人がブーメラン型の杭みたいな物でお腹を貫かれ壁に張りつけにされてたシーンとか、他の映画で、女性が毒蛇が何匹も入った袋を頭から被せられて殺されたりとか、思い出しただけでダメです。

じゃあ、思い出さなきゃいいのに、と思うんですけど、何かの拍子にふと思い出してしまう。だからトラウマ・ムービーなんですけど。


リアリティ追求するのも、新しい斬新な手法に挑戦したいというのもわかりますけど、ほどほどにしておいて下さい。世の中には私のようなビビリもいるんですから。



※今回はあえてなるべく記憶だけを頼りに書きました。なので、いろいろ間違ってる所があるかもしれません。




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前は結構好きだったのにニャ・・😿 残念なハリウッドスター その1 ゲイリー・オールドマン

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ツバつ~けた! 「パーソン・オブ・インタレスト」の天才高校生ケイレブ君

知る人ぞ知る?キュートでコケティッシュなハリウッド女優 ロザンナ・アークエット

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ツバつ~けた!「パーソン・オブ・インタレスト」の天才高校生ケイレブ君

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「パーソン・オブ・インタレスト」シーズン2エピソード11「完全なる方程式」の天才高校生ケイレブ役、ルーク・クラインタンク



「パーソン・オブ・インタレスト」は、私の好きな海外ドラマの一つです。

そのシーズン2のうちの1エピソード「完全なる方程式」は、ヘマをやらかして拘留中のリースの代わりに、普段は司令塔のフィンチが自ら動いて"これから起こる事件"を未然に防ごうとする、ちょっと異例の回です。

今回マシンがはじき出した"対象者"は、高校生のケイレブ。
ケイレブの通う高校に代理教師としてまんまと入り込んだフィンチはまもなく、一見普通の高校生であるケイレブが、実は天才少年だという事に気づきます。
ケイレブは"これから起こる事件"の被害者なのか、加害者なのか。そしてどんな事件が起ころうとしているのか。
2年前に電車にはねられて亡くなったケイレブの兄の、その死の真相が謎を解く鍵だと考えたフィンチは、仲間の刑事ファスコのサポートを得て「これからケイレブの身に何が起こるのか」に辿り着きます。


この、繊細な天才少年ケイレブを演じていたのがルーク・クラインタンク。繊細さと大胆さと賢さと、亡くなった兄への思いと、恐らくは息子の死に打ちのめされた事でアルコールが手放せなくなったと思われる母親への労りと。見事にケイレブという複雑なキャラクターを演じきってました。

このドラマでルーク・クラインタンクに目をつけた私。さっそく検索!本当に10代の少年かと思ったら、撮影時既に20歳越えてたみたいです。
ドラマ出演が多いようで、「Bones」には途中からレギュラー出演。私、残念ながら「Bones 」はシーズン1しか観ていません。最近では「高い城の男」に出たそうな。他にも「プリティ・リトル・ライアーズ」とか「ゴシップガール」とか、多分「セックス・アンド・ザ・シティ」系だろう、と勝手に決めつけて全く観る気がしないドラマにも出ているそうです。
CSI」「CSI: マイアミ」にも出てたらしいので、早速録画してあるのを観たけど、ちょっといまいちだった😿
「パーソン・オブ・インタレスト」は役が合ってたんですね、きっと。


そういうわけで、まだファンになるには至ってません。ケイレブ以外の役でも「いいな」と思えたらブックマークします。


ところで「パーソン・オブ・インタレスト」は、途中から視聴率がダダ下がったとかで、シーズン5で終わっています。私はシーズン1と2と、シーズン4の第1話しかまだ観ていないので、これからどうダメになっていくのか、ある意味楽しみです。他の方のブログを読んでたら、リースとフィンチのコンビが無くなっていくらしい。リースとショウ、フィンチとルート、という組み合わせが増えるらしい。私、フィンチとルートの組み合わせは結構好きですけどね。

リースのキャラは好きだけど、演じているジム・カヴィーゼルがあんまりタイプじゃない。でも、ジム・カヴィーゼルが演じているリースは好き。他の俳優が演じるリースなんて考えられない。我ながらややこしいわ。

リースも好きだけど、フィンチはもっと好き。そしてフィンチもマイケル・エマーソン以外考えられない。

で、フィンチと同じくらいファスコが好き。演じているのはケビン・チャップマン。余談ですが、アガサ・クリスティ作品の中では、チャップマンという名前の人物は大体諜報員と相場が決まっています。クリスティあるある。

最初は悪徳刑事として登場、リースを殺そうとする。でも、リースとフィンチに協力する(最初はさせられる)うちにどんどん変わっていく。元々悪人ではなく、結婚生活が破綻し気持ちが弱ってるときに、仲間の悪徳警官(こっちは本物の悪人)につけこまれ、引きずり込まれる形で汚職に手を染めるようになっていったんですね。
シーズン2の「美しき迷い子」で、警護相手のソフィアから「うちの叔父に似てる。叔父は女性に不自由した事がないの。アダ名は"種馬"よ。」と言われ、嬉しくてペロッと舌を出してちょっと照れてたファスコが可愛かった!

可愛いと言えば犬のベア。最初は見た目獰猛そうで怖かったんだけど、リースにアッという間に懐いて甘える甘える、アレ?さっきとは別の犬?と思うくらい。
ベアが加わってからリースとフィンチのやり取りもちょっと変わった気がします。

フィンチが買ってきたドーナツを、フィンチのちょっとした隙をついてベアがペロペロ。
フィンチ「あ~!ベア!それについては話し合っただろう?」
怒られてしょげるベア。そこにリースが出社(?)して来る。そして何も知らず、たった今ベアが舐めたドーナツを手に取る。
フィンチ「あっ・・・」
それ、さっきベアが・・・と注意しようとするが、既にドーナツはリースの口の中へ。間に合わないと見てとったフィンチは諦めて黙る。
ドーナツを一口食べたリース、一瞬の後「・・・」
知らんぷりを決め込むフィンチとベア。

この時のリースの微妙な表情が何とも言えず面白かった。そして一言。
「このドーナツ屋は止めておけ。」
無実のドーナツ屋さん、風評被害に遭いました。


「完全なる方程式」はシーズン1と2、全てのエピソードの中でも特に脚本が秀逸だと思います。

以下ネタバレあり。



授業の中でフィンチが語る円周率の話。そして、最後の方で、フィンチがケイレブに静かに語りかける言葉。

円周率には終わりがない、という事くらいしか知らなかった。円周率の中にあらゆる数字の組み合わせが存在する・・・なんか、壮大だなあ。

「数字をアルファベットに置き換えれば、これまでの全ての言葉、全ての単語がその中に存在する、無限の可能性がその中に含まれている、それをどう役立てるかは君達次第だ。」
正確にこの通りのセリフだったかどうかはちょっと自信がない。今、テレビが見られない状態なので確認できない。他の方のブログと記憶を頼りに、ざっとまとめてみました。

細長い紙の端と端を貼り付けて輪っかを作る、ただし片方の端を裏返して、紙の裏と表が繋がるように貼り付ける。時空の歪みを分かりやすく形に表すと、このねじれた輪っかになる。
ある時少年がその輪っかを作ってみた。すると、その輪っかの中に時空の穴が出現し・・・っていう海外の映画かドラマ、観た記憶があるんですが。
あれ、何だったっけ?
もしかしたら、SFかそれに類するアドベンチャーものを観て、それに影響されて見た夢か、空想した事だったかも。
よくあるんです、何かのきっかけである場面を思い出して、それが空想や夢の中で見た場面なのか、現実に映画やドラマで観た場面なのか、それとも実生活の中で実際に体験した場面なのか判然としない事。妄想や空想ばかりしてるから、頭の中がヤバイ事になって来てるんでしょうか?

何で見たかはともかく、フィンチの円周率の話を聞いていて急に思い出しました。何の変哲もない円の中に全宇宙が存在する、一見完璧に見えても実は全ての円はどれもわずかに歪んでいる、完璧な円は奇跡だ、みたいな哲学的な話。フィンチの円周率の話の壮大さにも通じます。


「世の中に余分なものなどない。一つでも欠けたら円ではなくなる。」
「世界は今のままでいい。我々も存在した方がいい。いなくなるよりもずっといいんだ。」

優しく、静かに、ケイレブに語りかけるフィンチ。マシンが予知したのは、17歳6ヵ月と21日、兄が死んだと同じ年齢、同じ死に方で、ケイレブがこの世界からいなくなる事。

それにしても簡素だけど説得力があっていいセリフだ。

日本のドラマだったら、多分70%くらいの確率で「こんな事をして、死んだ兄さんが喜ぶと思っているのか?」というセリフになってたと思います。

この世からいなくなる事を思い止まったケイレブ、その肩に、一瞬ためらって、それからぎこちなく、いたわるようにそっと触れるフィンチ。ケイレブに対して、かつての自分を見るような、自分の分身のような、そんな気持ちだったのかな?
不思議な絆と共感が二人の間に存在してた気がします。

だから、最後に円周率の数字が書かれた紙をケイレブに渡し、「この中に私の社会保障番号も含まれている、君なら見つけられるだろう。」とフィンチが言った時、あ、これはケイレブ再登場の伏線だ!と思ってしまいました。

円周率の数字の中から、スウィフト先生という仮の姿ではないハロルド・フィンチ(これも本名ではないらしいですが)という存在を見つけ、マシンや監視システムの存在に気づいたケイレブの社会保障番号を、再びマシンがはじき出すのでは?そしてリースとフィンチに救われ、全てを知ったケイレブが、レギュラー又は準レギュラーで仲間に加わるのでは?と予想したのですが・・・。

どうも、ファイナルまで見終わった方々のブログを読んでる限り、それはなさそうで・・・残念。
ただ、シーズン4か5あたりでチラッとケイレブという人が出てきて、このケイレブと同一人物?という事を書いていらっしゃる方がいて、ルーク・クラインタンクの出演作品リストをもう一度見直しました。が、見当たらない。チラッと登場しただけだからリストから省かれてるのか、別のケイレブだったのか。
そもそもルーク・クラインタンクの情報があまりにも少ないんですよね。

※2017.6.28追記 
見つけました!やはり、あのケイレブ君だった!シーズン4の第16話と第22話(最終話)に再登場しているらしいです。
「海外ドラマSpoiler」というサイトにエピソード毎の出演者一覧がありました。このサイトの管理人さん、ありがとう!


長身でイケメンなので、もっと人気になってもいいと思うんですが、人気になったらなったで、またキアヌの時みたいに「ボクだけのアノ子がみんなのアイドルになっちゃった」的な事で、ちょっと熱が冷めたりする。



我ながら面倒くさいヤツだニャ~😽





映画カテゴリーですニャ
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前は結構好きだったのにニャ・・😿 残念なハリウッドスター その1 ゲイリー・オールドマン

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前回の「残念なハリウッドスター」はタイトル詐欺でした(>_<) 今でもキアヌは全然残念なんかじゃない!

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今でも思い出すと怖くて震える トラウマ・ムービー

知る人ぞ知る?キュートでコケティッシュなハリウッド女優 ロザンナ・アークエット

いつの間にイジられキャラに? いい意味で?残念な(≧▽≦)ハリウッドスター 「よく死ぬ俳優」ショーン・ビーン



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ちょっぴりマニアックに 知る人ぞ知る海外スター 女優篇

最近はそうでもないのですが、昔はそこそこの映画マニアでした。リアルタイムで観たもの、ビデオなどで借りて観まくった古いもの、ジャンルも、過激なバイオレンスが売りのもの以外は幅広く観てきたと思います。


いろいろ観てきた中で「何でこの人、こんなに人気があるの?」と不思議に思うスターがいます。トム・クルーズとかトム・クルーズとか、トム・クルーズとか。
逆に「何でこんな素敵な俳優さんが、世の中にあまり知られてないんだろう?」と思う事も多い。残念。

そこで、別の意味で「残念な」海外の俳優さんについて語りたいと思います。



★日本人好みのイギリス美女 リン・フレデリック

この方、「ピンクパンサー」で有名なイギリスの名優ピーター・セラーズの奥さんで、ピーセラの死後莫大な遺産を相続してピーセラの遺児と揉めた、なんて事の方が有名で、女優としてはあまり評価されていない方です。あ、失礼、若くして亡くなっているので、方でした、と言うべきですね。美人薄命。

実は私、リン・フレデリックの出演作、「さすらいの航海」という、豪華キャスト共演の1本しか観ていません。

元々は、映画雑誌に載ってた写真を見て「何て綺麗な人なんだろう!」と、清楚で品のある美貌にすっかり魅了されたのが始まり。単に美しいと言うだけでない、何か古典的でロマンチックな雰囲気を持ってるんですよね。しかも、彫りの深いザ・白人の顔、というのではなくて、比較的凹凸の滑らかな、スッキリあっさり系の顔で、日本人好みの美女だと思います。

なので、日本の映画ファンの間では結構人気がありました。映画雑誌でも巻頭カラーぺージで特集されてたり。ヘアスタイルやメイクが写真によって違うのでその時々で印象が全然違いますが、淡い栗色に見えるセミロングのヘアスタイルで、ナチュラル・メイクの写真の彼女が一番好きです。「さすらいの航海」の時のウェーブのかかったショートはちょっぴりオバサンぽかった。

「さすらいの航海」(76)は第二次大戦の直前、ナチスによるユダヤ人迫害が本格的に始まった頃が舞台。身の危険を感じたユダヤ人達が、迫害を逃れてキューバに渡ろうと客船に乗り込みます。が、実はその裏では政治的な駆け引きが行われていて、結局キューバは彼らの上陸を拒否。アメリカに向かうも追い返され、やむなくヨーロッパに向けて戻る客船。しかし、戦争が始まり各国はいずれも入港を拒否します。行き場を失った船の上で、ユダヤ人の乗客たちは精神的に追い詰められていく・・・ざっとこんな話だったかと思います。実話だそうです。

リン・フレデリックは、両親と共に乗船したアンナという若い女性。私がリン・フレデリックを知ったのはこの映画よりかなり後なのですが、さっきも書いた通り髪型がオバサンぽかったのでちょっとガッカリ。でも、やっぱり綺麗。
アンナは、絶望のあまり、船員のマックス(「時計仕掛けのオレンジ」とか「カリギュラ」とかエキセントリックな役が多かった俳優、マルコム・マクダウェル。最近も「CSI:マイアミ」の悪徳弁護士役とか相変わらず悪ぅ~い感じ。)と心中してしまいます。こういう純粋で悲劇的な役、似合います。

私は基本的に、上手い役者、演技派と言われる俳優が好きではありません。アカデミー賞常連みたいな俳優が苦手(ロバート・デニーロは例外)。もちろん、ド下手で見るに耐えないのは論外ですが、上手い・下手よりも、その映画の雰囲気に合っている、役に合っている、というのが重要だと思っています。どんなに芸達者であっても、スクリーンの中の世界から浮いてる役者は嫌い。観ていて気が散って、映画を楽しめません。

「さすらいの航海」を観たのはリン・フレデリックが出ていたからで、最初から贔屓目で観ていたので、彼女の演技力がどうなのか私にはわかりません。でも役にはとっても合ってると思いました。それで充分です。
リン・フレデリックの女優としての評価があまり高くないとしても、それはそれ。
私にとって、リン・フレデリックはただ美しいだけの女優ではない。こういう、雰囲気を持った女優さん、どんどん少なくなっている気がします。いわゆる「器用で上手い」人はたくさんいますけど。それも、最近私が映画を熱心に観なくなった一因かもしれません。


リン・フレデリックはアルコール中毒になって40歳目前で亡くなっています。

一般には、うんと年上のスター俳優と金目当てで結婚したかのように言われているそうですが、私は、彼女は本当にピーセラが好きで結婚したんだと思っています。ピーセラがパッとしない俳優だったら、それでも結婚したか?そこはわかりませんが。

あくまで想像ですが、リン・フレデリックという女性は、もともとちょっとファザコンの気があったんじゃないか?年配の男性の包容力や優しさを求めて、それともしかしたら英雄崇拝的な気持ちもあって、ピーセラに惹かれたんじゃないか?
こんな想像をしてしまうのは、ピーセラと写ってる写真の彼女の、幸せそうなまばゆいばかりの笑顔と、私のアガサ・クリスティ好きのせいかな。クリスティ作品によく出てくるんです、大金持ちの年寄りと結婚する若くて美しい女性。完全に金目当てで夫にかけらほどの愛情も持っていない女性もいますが、愛とまではいかなくても好意は持っていて、何不自由ない暮らしをさせてくれている事に感謝している女性も出て来ます。本当の愛情で結ばれている年の差カップルもいます。

て言うか、金目当てで結婚するのはそんなに悪い事なのか?安定した暮らしを求めて、或いは穏やかな家庭を求めている女性が、裕福な年配の男性との結婚を望んだとしても、それが悪い事や汚ないやり方だと言えるのか。
大事なのは結婚そのものじゃなく、その後の結婚生活でしょう。たとえ金目当てだったとしても、妻として夫に誠実であったら、夫がそれで幸せだったらそれでいいんじゃないか、他人がとやかく言うことではないんじゃないか。そう思います。

ピーセラの死去からわずか6ヶ月で彼女は再婚したそうです。それも「ピーセラと金目当てで・・・」の風評を強めたみたいですが、最愛の夫を失って寂しさのあまり、という解釈だって出来ますよね。本当のところは本人にしかわからない。

でも結局再婚によってもその寂しさは埋まらなかったのかも。ピーセラの遺産を廻る争いや世間の噂や、そんないろいろな事が、彼女をアルコールに依存するような精神状態に追い込んだんでしょうか?

また私、感傷的な妄想に耽っちゃってますかね?

いずれにしても、若くして哀しい最期を遂げてしまった事もあって余計に、私の中で忘れられない女優さんになっています。



★透明感のある不思議な魅力 シシー・スペイセク

この人を「知る人ぞ知る」で括るのは不適当なんですけど。オスカーも取っているし、有名な作品にたくさん出てるし、映画好きなら誰でも知っている名女優なので。
でも語りたかったので、無理に入れちゃいました。


「キャリー」(76)

最近クロエちゃん主演でリメークもされたホラーの名作。いじめられっ子のキャリーが、プロムでベストカップルに選ばれて皆から喝采を受け・・・というのは、実はいじめっ子たちの作戦で、冠を受けてはにかみながら喜びを噛みしめる舞台上のキャリー、その頭上から大量の豚の血が・・・。豚の血を頭からぶっかけられ、笑い者にされ、ついにキャリーの怒りの炎が放たれる。

いじめっ子に無名時代のジョン・トラボルタや後に「キャリー」の監督ブライアン・デ・パルマ作品の常連となるナンシー・アレン。いじめっ子じゃないクラスメートにやはり無名時代のエイミー・アーヴィングやウィリアム・カット。デ・パルマの眼力、恐るべし。

超能力少女キャリーを演じたシシー・スペイセクは、撮影時20代後半だったんじゃなかったかな、確か。全く違和感なかったです。小柄で華奢で、こういう表現していいのかわからないけど、ちょっと栄養失調の子供みたいな感じがするシシー。その弱々しい風貌とそばかすの目立つ小さな作りの顔。いかにもいじめられっ子というルックスです。

でも、他の映画だと、意思の強い大人の女性に見えたり、ブロンドの髪が美しいエレガントな女性に見えたりするから不思議。美人という顔立ちではありませんが、透明感のある美しさがあり、年齢にわずらわされない、不思議に魅力的な女優さんです。

シシー・スペイセクの凄さは、一作毎に違って見えるのが、役作りの成果、演技力の賜物、と感じさせない所。頑張って役作りしました、という感じが全くしない。本当に、素顔もこのまんまの人なんじゃないかって思ってしまう。


家でも学校でも、いつもオドオド、ビクビク、臆病な小動物のようなキャリー。

その、弱々しい風情が一転、怒りによって解き放たれた「力」でプロム会場を火の海にするシーンの表情、恐いです!本当に超能力ありそうに見えた。
ももっと恐かったのは、宗教に凝り固まってキャリーを抑圧するママだったりする。不気味。

そのママ役パイパー・ローリーと共に、シシーはアカデミー賞にノミネートされました。ホラー映画での演技でアカデミー賞にノミネートされるのは、この当時は珍しかったんじゃないかと思います、多分。

余談ですが、リメーク版、クロエちゃんが冴えないいじめられっ子キャリー役って、どうなの?


「ミッシング」(82)

これ、私のベスト・ムービー・トップ10の1本です。この映画のシシーが一番好き。

南米チリで暮らすアメリカ人夫婦。地元に溶け込み、貧しくも自由で平和な日々を楽しんでいた二人は、突然起こった軍事クーデターに巻き込まれる。
友人の家を訪れた帰り、クーデターの影響で帰宅の足を奪われた妻ベスは、戒厳令下の街で恐怖の一夜を過ごす。朝になって外出禁止令が解かれようやく帰宅したベス。しかし、家に夫チャールズの姿はない。近所の人が、軍に連れていかれるチャールズの姿を目撃していた。ベスはアメリカ大使館に助けを求めるが、彼らは慇懃無礼な対応に終始し何故か非協力的。やがて息子失踪の連絡を受けたチャールズの父エドがアメリカから駆けつけ、二人はチャールズの行方を捜し始める・・・。

これ、実話に基づいています。それを知った上でこの映画を観て、ラストに衝撃を受けました。あの先進国、民主主義・自由の国のアメリカがこんな事を本当にするのか?と。当時は私も若かったのでウブだったんですね。今なら全く驚きません。

「ああ、アメリカならそれくらい平気でやるでしょうね」

この映画公開時、アメリカ国務省が「この映画に描かれている事は事実ではない」といった主旨の公式コメントを出したそうです。それに対して監督のコスタ・ガブラスは「たかが映画なのに、そんなにムキになっておかしいよ。」と言ったとか。ただ、元俳優のレーガン大統領は、後にエド役のジャック・レモンに会ったとき、「ジャックの演技が良かった」と話したそうです。

私はこの映画の内容に衝撃を受けて、ここで描かれた事のどこまでが本当なのか知りたくて、関連の本をいくつか読みました。その結果は7:3ぐらいで「アメリカならあり得るかな~?」でした。
でも、アメリカ国務省が公式に否定のコメントを出したという話を知って、ガブラス監督の言うように「たかが映画」にそんなに反応するという事は、逆に、その内容が事実なんだな、と思った記憶があります。

この映画でシシーは、夫と強い愛情と信頼で結ばれている、芯の強い女性ベスを演じています。異国の地で、しかも軍事クーデターという異様な状況下で、頼りになるどころか神経を逆撫でしてくるアメリカ大使館員や関係者とやり合い、価値観の違う義理の父エドとぶつかりながらも協力して必死に夫の行方を捜すベス。不安と恐怖と怒りと哀しみとで、時々爆発したり崩れそうになったり。その表情が本当にリアルでした。

あ、これを書くのに、この映画のパンフレットを引っ張り出して読んでいて「!」ってなった。

この、チリの軍事クーデターが起こったのが、1973年9月11日・・・

ちょっとゾゾッとしました。


JFK」(91)

ケネディ大統領暗殺事件を題材にした大作。シシーは、事件の真相を追う、ケビン・コスナー演じるギャリソン検事の妻役。出演シーンは多くないです。そのため他の作品に比べて極端に印象は薄い。そもそも豪華キャスト共演作とは言え、オスカー女優シシーをこんな出番の少ない役で使うなんて贅沢過ぎますよ、オリバー・ストーン監督。
あ、これにもジャック・レモン出てる!



★見るたび違う顔に見える個性的美人 ビバリー・ダンジェロ

この女優さんを知ったのは「ヘアー」(79)という映画で。ブロードウェイの大ヒットミュージカルを映画化したものです。
ブロードウェイで上演された時は出演者が全員全裸で演じた、とどこかで読んだ記憶があります。その時は「やっぱりアメリカ、ブッ飛んでるなあ」と思ったものです。
改めて考えてみると、それって法律的にどうなの?表現の自由ってやつでお咎めなしなの?法的にセーフだとしても、出演者も観てる人も気にならないの?ユサユサ、ブラブラしてるのが気になって内容が頭に入ってこないんじゃないの?
こんな事が気になるのは私が俗物だからなんでしょうかね?

ところで、何で全裸?タイトルが「ヘアー」だから?
違うと思います。

ここでの「ヘアー」はヒッピーの代名詞、長髪の事。ベトナム戦争時徴兵を拒否し、髪を伸ばしてラブ&ピースなヒッピーになった若者たち。反戦の象徴なわけですね。
この映画もそうですが、この頃のアメリカ映画は反戦ものが多いです。ベトナム戦争の影響ですね。
反戦が主題とは言え、全然堅苦しくも重苦しくもない、エンタメ・ロックミュージカルです。

繊細な個性が持ち味のジョン・サベージ演じる主人公クロードは、召集令状を受け、軍に入る前の期間をニューヨーク見物に充てようと田舎から出て来ます。そこでヒッピーグループと知り合いになり、良家の令嬢シーラに出会って恋もします。徴兵を拒否した反戦思想のヒッピーたちはクロードを止めようとしますが、クロードの意思は揺るがず義務を果たすために入隊。そして・・・皮肉なラスト。

でもこれを観た当時の私には、ストーリーとかほとんどどうでも良かった。

私は舞台が苦手です。大声でがなりたてるセリフ、大袈裟な芝居、派手な動き。広い劇場で隅っこや後ろの方の観客にまで伝えないといけないから、舞台ではそうなるのも当然、と言うかそうしないと伝わらないから仕方ないんですけど。
でも、「今、我々は精一杯芝居してます」って全身全霊でアピールされてる感じがして、やっぱり苦手。
特にミュージカル!舞台上の役者さんたちが熱演すればするほど何か滑稽で笑えてきちゃって。それも普段感情をあまり表に出さない、表現が地味な国民性の日本人がやると、無理してる感じがして不自然で見ててツライ。タモリさんもミュージカル苦手って言ってましたよね。

でも、この映画「ヘアー」は凄く良かった!
まず音楽がいいです。ロックと言ってもギンギンのやつじゃなくて割とポップな感じ。多分オーケストラが入っていて、クラシックぽさもあります。
演出もいい。ミロシュ・フォアマン監督はこの後、あの「アマデウス」を手掛ける事になります。「アマデウス」はミュージカルではないけれど、主人公モーツァルトの曲を効果的に使っていて、その音楽の使い方やモーツァルトの破天荒なキャラクターもあって、何となく「ヘアー」に通じるロックミュージカル感がありました。

ビバリー・ダンジェロは令嬢シーラ役。大人っぽい顔立ちの割に歌声が若々しくて透き通っていて、歌声だけ聴いたらもっと少女っぽい女優を想像してたと思います。
ビバリーの顔に対する私のイメージは「ちょっとエラが張ってて、整ってるけど目鼻口が顔の中央によりぎみで、個性的な美人」。リン・フレデリックもそうなんですけど、写真によって全然違う顔に見える。不思議。

そう言えばビバリーは、前出のシシー・スペイセクと「歌え!ロレッタ 愛のために」(この邦題何なんだろ)で共演しています。実在のカントリー歌手の人生を描いた映画で、主人公ロレッタ・リンをシシーが、カントリーの女王パッツィ・クラインをビバリーが演じてます。私はこれ観てないです。近いうちに観たいな。ちなみにロレッタの夫役は、缶コーヒー好きの宇宙人、トミー・リー・ジョーンズです。

ビバリーの出てる映画、私は結構観てるみたいです。「アニー・ホール」「ファースト・ラブ」「結婚しない男」「星に願いを」「プランケット城からの招待状」「パシフィック・ハイツ」・・・でもあんまりビバリーの印象がないんですよね。そうだ!ビバリー出てた、出てた!って覚えているのは「ファースト・ラブ」「結婚しない男」くらいかな?

それだけ「ヘアー」の印象が強かったという事かな?
「ヘアー」の中で、最もビバリーの印象深いシーンは、確かマリファナか何かを吸ってトリップしたクロードの空想の中で、妊婦になったシーラが飛ぶシーン。飛び上がる前に、鳥が羽ばたくみたいに腕をパタパタしてるところ。子供みたいな一生懸命さでちょっとコミカルで可愛かった!記憶を頼りに書いたのでいろいろ間違ってるかもしれませんが。

ビバリーは一時期アル・パチーノと付き合っていて子供ももうけたみたいです。そう言えばそういう話、どこかで読んだような気も。最近のお姿の画像も見ましたけど、相変わらず綺麗。良かった!まとめサイトなどの、劣化したハリウッドセレブ仲間に入ってなくて。

最近はそれほど精力的な女優活動をしてないみたいですけど、これからも陰ながら応援していますよ。



語りたい、知る人ぞ知る女優さんはもっともっといます。また、機会があれば。




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まずはお詫びから。
キアヌの事を「残念なハリウッドスター」なんてタイトルで書いてしまった事。
世界中のキアヌ・ファンに、そしてキアヌ自身にお詫びします。
何をトチくるったんでしょうね、私めは。

キアヌは今でも全然残念なんかじゃない!


前回「スピード」以前の所まで書きました。
幾つか抜けていた事に気がついたので追加しときます。


91年にキアヌはポーラ・アブドゥルの"Rush Rush"というPVに出ています。
PVのコンセプトはジェームズ・ディーンの「理由なき反抗」のイメージで、キアヌの起用はポーラ自身の希望だったようです。
これ、残念ながら私はちゃんと見たことがありません。一部をチラッと見ただけなような気がします。もしかしたら、見たのに忘れてるだけかもしれませんが。何しろずいぶん昔の事なので。

それから、多分この頃に、日本のCMにも出てました。ウィスキーか何か、とにかくお酒ののCMだったと思います。※調べたらサントリーリザーブでした。
確か、猫から人間に変身した美女に迫られて、ソファーからでんぐり返って身をかわす、みたいな、ちょっと変わった演出だったと記憶してます。「スピード」でブレイクする前なので、日本ではまだ知る人ぞ知る存在だったキアヌを、アクションスターという認識でそういう演出にしたのかなあ、と当時の私は感じてました。


もう一つ。カナダで買ったキアヌのミニ・ブックに日本の事がちょっと載ってたのでご報告。

「『ハートブルー』が日本で公開された時、キアヌはJapanese Oscar Award for Best Actorを取った」という記述がありました。文字通り読めば、日本アカデミー賞主演男優賞を獲った、という事になりますが、これは多分「スクリーン」「ロードショー」「キネマ旬報」あたりの映画雑誌の、読者選出の男優賞か、人気投票で1位になったか、どちらかの事を勘違いして書いたものと思われます。

キアヌは英語圏以外の国でもこの頃から既にそこそこ人気があったと思いますが、日本向けでもないのに、日本での人気ぶりにわざわざ言及してくれてるのが一日本人としてちょっと嬉しかった!


前回「スピード」前までの出演作について語ったので、その続き。


94年公開の「スピード」
この映画で演じたジャック、キアヌが演じたキャラクターの中で、私のベスト3に入っています。
残り2つは、「ハートブルー」のジョニー・ユタ、「マイ・プライベート・アイダホ」のスコットです。

もう、何がどうカッコいいって、語ろうと思っても語れません。言葉にしてしまうとどうしても陳腐になってしまう。
ご覧になった方はわかりますよね?あのカッコよさ。だから今さら言葉にする必要もないと思います。
なので、他の出演者と映画について。


サンドラ・ブロック、可愛かった。
キアヌの相手役、しかも最後にディープなブチュー!他の女優さんだったら「許さん!」てなったかもしれないけど、サバサバ、パキッと明るいサンドラだったから「まあ、いいか」って思えました。
そう言えば、サンドラが「キアヌはキスが上手」と言っていた、とどこかで見た覚えがあります。ミニ・ブックにも、「ハートブルー」の共演者ロリ・ペティが同様の発言をしていた、とありました。一人ならお世辞の可能性もありますけど、私の知ってるだけでも二人が証言。本当に上手いんでしょう。


相棒のハリー。最後までコンビで活躍するのかと思いきや、途中であっさり死んじゃって。それも序盤で、人質に取られ、指で鼻クイされ、相棒のジャックに足を撃たれ、という酷い扱い。
演じるジェフ・ダニエルズは、この映画が製作された頃は多分キアヌより格上の俳優だったと思うのに、よくこんな扱いの酷い役を受けましたねえ。主役も脇役もこなし、悪役も結構演ってます。テレビドラマ「ニュースルーム」にも出てました。いい俳優さんだと思いますが、似た感じの俳優さんが多いせいか、他の俳優さんとごっちゃになりやすい。最近あんまり見ない気がします。
「スピード」以外で一番印象的だったのはクリント・イーストウッド主演の「ブラッド・ワーク」。

余談ですが、クリント・イーストウッドって誰かから狙われたりつきまとわれたり、ひどい目に遭う役が多い、という印象があります。「ダーティ・ハリー」のイメージが強いせいかな。自身の監督作でも多いので、そういうのが好きなのかも。マゾっ気がちょっとあるんじゃないか、しかも女性に痛めつけられたい願望があるんじゃないかって、映画評論家か誰かが指摘してたの読んだことがあります。確かに「白い肌の異常な夜」とかまんまですもんね。あ、なんか誤解を招きそうなタイトルですけど、エロ映画ではありませんので。71年頃の映画だったかな?

私、70年代前半頃の映画やドラマの雰囲気が好きなんですよね。あの、映像のチープで粗い感じが。私の目にはちょっとオレンジがかって見えます。(今から見れば)ダサいファッションやヘアメイク、(みんながみんなではないですけど)素人くさい演技やユルいアクション、全体的に雑な作り、あの雰囲気、二流感が何でかわからないけど好き。何でだろう?

・・・多分、今の洗練され過ぎた映画界・ドラマ界が失ってしまった、荒削りなエネルギーに惹き付けられるのかも。
一時期ハマって、この時代の名作と言われるもの、片っ端から借りて観まくりました。


爆弾魔デニス・ホッパー、似合ってました。いや、似合いすぎ(≧▽≦)
ジェームズ・ディーンの「理由なき反抗」「ジャイアンツ」などにも出演、69年に監督・脚本・主演した「イージーライダー」という、アメリカン・ニュー・シネマの代表作と言われている作品でブレイクした人です。
私にとっては「地獄の黙示録」のカメラマン役が一番印象が強いです。おっと忘れてた、「ブルーベルベット」と「ハートに火をつけて」のヘンタイおじさんもありましたね。同じヘンタイおじさんでも「ブルーベルベット」は本当にアブない人、一方の「ハートに火をつけて」ではちょっと可愛かった。こんな風にバリエーション豊かにヘンタイおじさんを演じられるのは、デニスおじさんとロバート・デニーロぐらいか?
写真家としても高い評価を受けていて、いわゆる芸術家肌の人みたいです。素顔は意外に繊細な人なのかも。失礼、故人なので「だったかも」ですね。

マクマホン警部補役のジョーモートンは何と言っても「ターミネーター2」の技術者役。ちなみに「ターミネーター2」は、私のベストムービー・トップ10の一作です。


もしかしたら、これは有名な話なのかもしれませんが、○キロ以下にスピードが落ちたら爆発するっていうの、日本映画で既にやってました。「新幹線大爆破」という作品で、高倉健さん主演の75年の映画。映画そのものは観てませんが、古本屋で手に入れた「キネマ旬報」のバックナンバーで読んだ記憶があります。
ちなみに、現代のアメリカ海軍が演習中に、真珠湾攻撃直前の時代にタイムスリップする「ファイナル・カウントダウン」を観た時は、「戦国自衛隊」のアイデアパクった?って一瞬思いました。


「スピード」についてはもっともっと語りたい事がたくさんあるのですが、キリがないので止めときます。


ここからちょっと、いや、かなりテンション下がります。「スピード」以降の作品、観ている率も低いですし、観た作品も個人的にはどれも今一つ。「マトリックス」も含めてです。以下、観た作品のみ。


95年「JM」。
何でこの映画に出た?

96年「チェーン・リアクション」。
大分前に観たきりで、内容がほとんど思い出せません。

97年「ディアボロス」。
これも大分前に観た作品。これはさすがに覚えてます。アル・パチーノシャーリーズ・セロン共演の悪魔ものでしたね。雑なくくりですみません。
キアヌは野心家の弁護士。ですが、欲深な役は似合わん。


99年「マトリックス」。
「スピード」以降迷走していた感のあるキアヌが、華々しい復活を遂げた作品。なのでしょうが、私には高尚すぎて入り込めませんでした。ちょっと哲学的な内容と斬新な映像で、新しいジャンルを切り開いたとは言えるのかもしれません。
役柄は「スピード」以後の作品の中では一番キアヌに合ってると思います。確かにカッコよかったしアクションも凄かった。でも今一つ萌えなかったのは、キアヌの魅力が衰えたと言うより、やっぱり「ハリウッドスターらしくなってしまった」キアヌに私が不満を感じていたから、かな?

「スピード」でスターの仲間入りをするまで、私のキアヌに対するイメージは「ハリウッドのアウトサイダー」でした。ハリウッドの中にいるけど、決して染まったり馴染んだりしていない異質な存在。そんな風に感じてました。こういう言い方は誤解を招くかもしれませんが、アチラ側の人、ではなく、コチラ側の人、っていう感じがしてました。アジアの血が入っていて親近感があったせいかもしれません。どことなく不器用な人、という印象があったからかもしれません。「スピード」前までは、インタビュー記事を見ても、不器用で慣れてない感じでした。シャイでメディア対応が苦手なイメージでした。そんな不器用さが愛おしかった。かっこいいルックスやアクションとのギャップに萌えた。

それが、「スピード」以降、ハリウッドスターらしい雰囲気に変わった、取材での立ち居振舞いも堂々として洗練されてきた。一方的で偏った見方かもしれませんが、私にはそういう風に感じられました。それは全然悪い事じゃないのに、私には不満、と言うか、寂しく感じられた。勝手なもんですね。

そんなわけで「マトリックス」で更なるブレイクを果たした後は、私にとって更に遠い人になってしまったキアヌ。


00年「ザ・ウォッチャー」。
殺人鬼かあ・・・いろんな役に挑戦しようという意欲はわかりますが・・・。でも、不気味な感じはそれなりに出てましたね。

01年「スウィート・ノベンバー」。
シャーリーズ・セロンと再共演。キアヌとシャーリーズって似合ってるんだか似合ってないんだか、今一つ結論が出せません。同時に、キアヌとラブストーリーというのも、合ってるんだか合ってないんだかよくわかりません。そのせいか、この映画の印象と言えばエンヤの曲だけ。この曲、大好きです。エンヤの楽曲使用はキアヌの希望だったらしいですね。

03年「マトリックス」三部作の2、3作目。テレビで観ましたが、途中から集中できなくなって何か他の事をしながら観たので、一応最後まで観たのに内容が全くわかっていません。やっぱり私の知性では追い付けなかった!

同年「恋愛適齢期」。
ダイアン・キートンジャック・ニコルソン主演の大人のラブストーリー。ダイアン・キートン演じる年上女性に惹かれるイケメンドクター役です。
キアヌ自身も、まあ結構な歳なのに、更に年上の女性って・・・と思いましたが、ダイアン・キートンなら納得!
美人でもなんでもないのに何故か魅力的。知的でおしゃれでそれでいて庶民的。歳を重ねてもその魅力は衰えず、美魔女のような若作りではなくナチュラルに若々しい。元々美貌が売りの女優さんじゃないから、歳をとる事がハンデにならない。若い頃こんなに綺麗だったのに何でこうなった?っていう女優さんが多い中で稀有な存在です。

ジャック・ニコルソンと言うと、「カッコーの巣の上で」「シャイニング」「バットマン」と、狂気じみたイメージが強いですが、この手の「もう若くない、でもまだ女性としての魅力を失っていないヒロイン」の恋の相手となるチョイ悪オジサンの役も多いです。「愛と追憶の日々」「恋愛小説家」「恋愛適齢期」ってなんか似たパターンに思えてしまう。
キアヌに恋のレースで勝つ。失礼ながらアノ歳でアノ顔で。でも、こちらも納得!あの、悪がキがそのまま大人になったような、どこか母性本能をくすぐるような可愛さ。日本の「レオン」だっけ?が掲げたような、気取りや気負いのこもったチョイ悪ではなく、天然でガキっぽい、憎めないチョイ悪。不思議な魅力のある俳優さん。アカデミー賞常連って所だけが気にくわなかったけど。

05年「コンスタンティン」。
これも悪魔がどうたらって映画でしたよね。違ったっけ?覚えてるのは水に沈んでるシーンだけ。よくあんなに息止めてられるなあ、役者さんって大変だなあ、と思いました。

06年「イルマーレ」。
サンドラ・ブロックと久々の共演。ロマンチックでファンタジックなラブストーリー。でも、最後のクライマックスのあたりがもたついてて、ちょっと興が削がれた。クライマックスはテンポが大事。

08年「地球が静止する日」。
いや、もう人類なんか滅亡させちゃってもいいですよ、と観てる間中ずっと思ってました。


ここまでしか観てません。「47Ronin」も「ジョン・ウィック」も。こんなんではファンなんておこがましくて名乗れませんね。



ハリウッドスターらしくなってしまった事で、キアヌ熱がちょっと冷めていた私。でも私が思ったハリウッドスターらしさって、立ち居振舞いとかインタビューでの受け答えとか表面的な所だけ。キアヌの中身はずっと変わっていないのかもしれません。
ボロボロの靴をガムテープか何かでグルグル巻きにして履いてたり、ぼっち飯の姿がフィギュアになったり。日本では、小池さん以来のラーメン大好きキャラになってたり。

やっぱりどこか不器用感がつきまとう。そんなキアヌがやっぱり愛おしい。





ところで。

ヤフーニュース!
ラーメンネタ以外のキアヌの記事はないんかい?



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今でも好きだけど前ほど入れ込めない 残念なハリウッドスター その2 キアヌ・リーブス

私のキアヌ熱のピークは「ハートブルー」('91)から「スピード」('94)まででした。
もちろん今でも好きです。でも、以前ほど萌えない。特に何かあって幻滅したとかいう覚えもないんですが。


キアヌ・チャールズ・リーブスは1964年9月2日レバノンベイルート生まれ。お父さんはハワイアン、中国人の血が入ってて、お母さんはイギリス人。私はずっとお母さんはカナダ人だと思い違いをしてました。

昔カナダ旅行した際、キアヌのミニ・ブックを見つけて購入。このネタを書くにあたり再確認したら、アメリカドルでもカナダドルでも1.49ドルになってました。アメリカドルとカナダドルはレートが違うはずなのに。大体1カナダドルは0.8アメリカドルだと思います。
表紙には"Who's Hot!"と"Keanu Reaves"とあるので、多分"Who's Hot!"シリーズのキアヌ・リーブス編という事だと思います。
このミニ・ブックですが、当然英語です。あまり英語が出来ない上、いちいち辞書をひくのも面倒な私はざっと流し読みしかしてないので、細かいところは理解できていません。

その、ざっと把握したミニ・ブックの記述に基づいて以下を書きます。wikiなど他の情報を書き写してもしょうがないので。


8歳の時にカナダのトロントに移り、10代のほとんどを過ごす。アイスホッケーのキーパーをやっていて、チームメイトから「壁」と呼ばれたり、最優秀選手に選ばれたりと有望だったらしい。キアヌ自身も、アイスホッケーのカナダ代表でオリンピックに出るのが夢だったが、ケガで断念。
他にカーレーサーやオーケストラの指揮者などになる夢もあったそうです。

音楽も好きで、ラジオのロック系の番組を聴きまくった。特に好きなのはラモーンズや昔のブルース。

お母さんの再婚相手が舞台俳優で演出家だった事から舞台に興味を持つようになり、9歳頃からお芝居を始め、10代半ばの頃には、アーサー・ミラー(マリリン・モンローの元旦那さんですね)のThe Crucibleという舞台に立つ。
その舞台をキアヌのママが観に行った時、キアヌの「What am I?」というセリフに対して、ママの近くに座っていた女の子が呟いた。「A hunk」。
これは辞書で調べたんですが、パンや肉の厚切りとかの意味しか載ってなくてよくわかりませんでした。キアヌが「僕は自分をハンサムだとは思わない。僕はhunkじゃないよ。」と言った、という記述があったので、多分ハンサムやイケメンを意味するスラング的な言葉なんじゃないかと思います。と書いた後でネットで調べたら、たくましくセクシーな男性を指すスラングでした。当たらずとも遠からず。


15歳の時にトロント・シアター・アート・ハイ・スクールに入るも劣等生だったようで、16歳の時に退学されられる。そこの先生はキアヌの事を「集中力がなく質問が多すぎる。seriousな俳優になるのは無理」と評したとか。

でも、その後もトロントセカンド・シティやペンシルバニアのヘッジロウ・シアターといった所で演技の勉強をしたり舞台に立ったりした。

コカ・コーラのCMに出て、初めてギャラを得る。
この辺りで既に、地元(トロント限定かカナダ全土の意味かは不明)の10代の女の子にはそこそこ人気があったみたいです。

でも、まだまだ俳優で食べていく事は出来なくて、パスタ・ショップでアルバイトをして稼ぎ、そのうちmanager(=店長?)を任されるように。ただ定職にする気はなく、早く俳優で食べていけるようになってお店を辞めたいと思っていたよう。


この頃カナダ政府は、映画などの撮影に関する税の優遇政策を取っていて、ハリウッド映画やアメリカのドラマの多くがコストの安いカナダで撮影されていた。

これは映画好きの間では結構有名な話ですね。ニューヨークやシカゴが舞台の設定の、この頃の映画の多くがトロントで撮影されてたっていうのは。マイケル・J・フォックス主演の「摩天楼はバラ色に」とか、ニューヨークが舞台なのに、スクリーンに映る車のナンバーがほとんどトロントナンバーだとか。


あるハリウッドの製作チームが、アイスホッケー選手を主人公にした映画をカナダで撮ることになり、カナダの若い俳優を募集。このオーディションに合格したキアヌは、1986年「栄光のエンブレム」という映画に出演、もちろんアイスホッケー選手役、しかもキーパー。セリフは少なかったものの、クレジットでは11番目に名前が載る。これがきっかけでハリウッド行きを決意。
オリンピックの夢はケガで潰えたけど、俳優のキャリアに活かせて良かったね、キアヌ。



ハリウッドで成功できるのはほんの一握り。成功した人も長~い下積みがあって・・・という話は珍しくない。そんな中でキアヌは出世が早かったスターの一人と言えるのではないかと思います。


87年「リバース・エッジ」。ほとんど無名の出演者ばかりとは言え、早くも準主役級。

88年「危険な関係」。何度も映画やドラマになっているこの作品。共演者が凄い!グレン・クロース、ジョン・マルコビッチミシェル・ファイファー・・・、キアヌのフィアンセ役は"キルビル"ユマ・サーマン。豪華です。
この映画での美青年ぶりが評判になり、テレビのトークショーや雑誌のカバーなどのオファーが増えたりしたそう。



この年88年には「危険な関係」を含めて4本の作品に出演していて、早くも売れっ子になっているのですが、ミニ・ブックによれば、88年冬にキアヌは演技のクラスを取ってるようなのです。それもNYやLAなどにある有名どころではなく、マサチューセッツ州レノックスという小さな町にあるシェイクスピア&カンパニーという劇団のクラス。忙しいキアヌは映画やテレビの仕事をこなした後再びここに戻り、「テンペスト」という舞台にも立ったそうです。

かつて劣等生と烙印を押され演劇学校を退学になったキアヌ。でも、この劇団では「キアヌならいつでも大歓迎」とみんなに愛されたみたいです。



89年「ビルとテッドの大冒険」。おバカ高校生コンビのコメディ。アメリカでは大ヒットしたそうで、91年に続編も作られました。ちなみにキアヌはテッド役。


私がキアヌ・リーブスを知ったのは多分この頃だったと思います。映画雑誌の「注目の新人」特集かなんかのページで初めて写真を見た記憶があります。その写真ではロン毛に腰パンで、ちょっとチャラそうだったので第一印象は「こういうタイプのバカ男は嫌い!」でした。そこからいつ好きに転じたのか、よく覚えていません。出演作も年代順に観たわけではなく、どの映画を観て好きになったのか、そもそも映画がきっかけなのかもはっきりしません。もしかしたら、映画雑誌の写真を見て「あれ?あのロン毛のチャラ男、髪切ったらこんなにかっこいいんだ!」ってなったのかもしれません。気づいたら好きになっていて、レンタルビデオ借りて観まくったのだけ覚えています。

90年「殺したいほどアイラブユー」。親友リバー・フェニックスとの初共演作。前年に出演したロン・ハワード監督の「バックマン家の人々」で、恋人役のマーサ・プリンプトン(ドラマ「グッドワイフ」の赤ちゃん同伴弁護士)の実生活での恋人がリバー・フェニックスだった、という関係で知り合い、いつか共演しようと約束していたのが早くも実現。
これは映画館でなくビデオを借りて観た作品で、リバー目当てで借りた覚えがあるので、この時はまだキアヌ❤Loveではなかったと思います。
この作品もケビン・クラインウィリアム・ハートなど豪華キャスト。キアヌはジャンキー・コンビの片割れで、劇中ずっとラリってて話が全く噛み合わない、その噛み合わないやり取りが面白かったです。



そして、91年「ハートブルー」!
原題はPoint Break。分岐点、と訳せばいいのでしょうか?銀行強盗を繰り返すサーファーグループに潜入するFBI捜査官の役。
この時はもう間違いなくキアヌ❤Loveでした。
サーファーグループのリーダー役は「栄光のエンブレム」にも出ていたパトリック・スウェイジ。「ゴースト/ニューヨークの幻」の、あのゴーストになった人です。
キアヌ演じるジョニー・ユタは大学のアメフトスター選手だったという経歴を持ち、その事がサーファーグループの仲間入りをするのに一役買います。サーフィンのシーンもノースタントでこなし運動神経の良さを発揮してますが、キアヌは走り方がちょっと変、もとい、個性的だというのもこの映画で発見しました。
原題の意味がわかるラスト、切ないです。

同じ年「マイ・プライベート・アイダホ」。ガス・ヴァン・サント監督の初期の代表作。リバー・フェニックスと再共演。ナルコレプシーという、ストレスを感じると突然眠ってしまう病を持った、親に捨てられた少年マイク(リバー)と、市長の父親に反発して家出中のスコット(キアヌ)。男娼をして暮らしていた二人は、マイクの母親を探す旅に出る。
これも切ないお話ですが、救いのない出来事の連続の割に、湿っぽいエンディングじゃなかったのが興味深かった。ラストのカラッと乾いた風景とあっさりサバサバしたリバーの表情のせいかな?
ヴァン・サント監督が来日した時に、この映画のエンディングについて「ラストシーンで、青空に大きなスマイルマークを浮かべようか、というアイデアもあったけど、ふざけすぎてる!と言われそうで止めた。でも、日本の観客になら理解してもらえたかもしれない。」って言ってた事思い出しました。
この映画のキアヌ、よっぽどリアリティがあったのか、この後しばらくゲイ疑惑が。私、ちょっと信じてました。こんな魅力的な男性がゲイなんて、女性の立場からすれば「もったいない!こんないい男、何で男に取られちゃうの?」でしょうね。
今でも、もしかしたら・・・?というのはちょっとだけあります。次から次へ浮き名を流す典型的なハリウッドスタータイプじゃないからかも。ファンの一人としては、ゲイだろうが何だろうが、俳優として輝いていてくれれば別にどっちでもいいっす。

92年「ドラキュラ」。前のゲイリー・オールドマンのネタでも書きましたが、今一つでした。コッポラ監督作品で、題材がドラキュラで、ゲイリー・オールドマン、キアヌ、そして、全盛期のウィノナ・ライダー、と来れば期待するなと言う方がムリ。
何が悪かったのかなあ。衣装は美しかったし映像も凝ってたし。ゲイリー・オールドマンはこれまた凝りに凝った役作りをしてたし。
力が入ってるのはよくわかったんですが、何だか気合いが空回りしてるみたいに感じました。
それと、ドラキュラ伯爵が血に飢えた魔人と化したのは愛する女性を失ったため、なんですが、その深い哀しみがあまり伝わって来なかった、感情移入できなかったんですよね。
監督は映像美に拘り、ドラキュラ俳優は役作りに拘った。様式美に拘りすぎて中味が置き去りになったってとこかな?策士、策に溺れたか。

あ、そうそう、ドラキュラのモデルであるヴラド伯爵は趣味が編物だったらしいです。ぷぷっ。串刺し公と呼ばれ恐れられていた伯爵、串がよほどお気に召したんでしょう。


93年「から騒ぎ」。シェイクスピアものです。全然面白くなかった。元々シェイクスピア嫌いなので。デンゼル・ワシントンエマ・トンプソン、え?初代バットマンマイケル・キートンも出てたっけ?と、これまた豪華な顔触れ。しかも監督は、主演も兼ねたイギリスの名優ケネス・ブラナー。でも、ごめんなさい、この人もあまり好きじゃない。
あまり好きじゃない俳優の監督・主演で、嫌いなシェイクスピアもの、という時点で拒否反応が起こってしまって、作品に対してフェアな評価が出来ません。キアヌが出てなければ観ようとさえ思わなかったと思います。
キアヌは悪役のドン・ジョン役。髭生やして悪そうな感じのビジュアルにはしてましたが、やっぱりどうしても人の良さがそこここに滲み出てしまってた気がします。キアヌの事を知らず、先入観無しで観てたら、悪くて嫌なヤツ!って思えたんでしょうか?


94年「スピード」。カッコよかった!前からカッコいいと思ってましたけど、ここまでカッコいいとは思わなかった!! 




「スピード」でスターの仲間入りをしたキアヌ。でもその事が、私のテンションを下げたのかもしれません。
「ボクだけのあのコがみんなのアイドルになっちゃった」的な事なのかも。



前ほど入れ込めないと言いながら、書き始めると熱が入って止まらなくなってしまいました。長くなったので、続きは次回に回します。


同じ「残念なハリウッドスター」のくくりなのに、前のゲイリー・オールドマンのネタの淡白さに比べてこの差は何?

同じタイトルで書いたのが間違いでした。
私にとって、キアヌは今でも全然残念じゃない。



これ書いてる途中に知りました。
今キアヌ、来日中なんですね。
私としたことが・・・不覚!



「残念なのはオマエじゃ!!」

・・・返す言葉もございません。




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★「そこのけ、そこのけ!オレ様のパフォーマンスを見ろ!」
主演二人を押し退けて己の演技に酔っちゃった「レオン」のゲイリー・オールドマン




「ドラキュラ」の頃からちょっと気になり始めてました。

「芝居、ちょっとやりすぎじゃね?」

シド・アンド・ナンシー」という映画で注目されたゲイリー・オールドマン。映画そのものは観ていないのですが、雑誌などでシド・ヴィシャスになりきってる写真を見て「カッコイイ~!」と思ってました。


「ドラキュラ」には、やはりひいきのキアヌ・リーブスも出ていたので、ワクワクしながら観たけど。作品の出来は今いち。キアヌの役も今いち。衣装や映像は凝った作りでそれなりに楽しめましたが。

ヒロインのウイノナ・ライダーが美しかった!映画の雰囲気にとても合っていたし、神秘的な美しさが際立ってました。

ゲイリー・オールドマンも良かった。ただ、「楽しんで演じてるなあ。でもちょっと楽しみすぎてるなあ。」という印象は否めませんでした。
それでもここまではセーフ。

「イギリスの俳優さんって役作りに凝りまくる人多いもんねぇ。ま、しょうがないか。」




「レオン」

ジャン・レノナタリー・ポートマンが演じる主人公2人の、孤独な魂と孤独な魂の間に芽生えた純粋な愛、を描いた作品ですよね。

ゲイリー・オールドマンは仇役。仇役が憎々しければ憎々しいほど主人公は輝く。とは言え・・・


「やりすぎ!ノリすぎ!!」


ゲイリー・オールドマンが出てくるたびに、それまでの映画の流れが止まる。せっかくその世界に入り込んで観ていたのに、シラケて冷める。


はっきり言って浮いてたよ、ゲイリー。

ノリノリで、本人は楽しくてしょうがないんだろうけど、観てるこっちからすると「やりすぎててジャマ!」
アンタが主役じゃないんだから。スタンドプレーは止めてほしい!
映画は役者の演技ショーじゃない!
作品は、アンタたちのエゴを満足させるために作られてるんじゃない!!



マーティ・フリードマンが、日本の歌手の好きな所は、自分の歌唱力を見せつける事よりも曲を聴かせる事を優先している所、曲を大事にしている所、と言っていたのをテレビで見たことがあります。
アメリカの歌手は、曲は自分の歌唱力をアピールするためのツールぐらいにしか思っていないようだ、みたいな事も。(正確にどう言ったか覚えてないんですけど、こういう意味の事を言ってたと思います。)


欧米のアーティストは自己顕示欲が強すぎる?


大好きなアガサ・クリスティのドラマにしても、謎解きやストーリーそっちのけで「英国名俳優によるThe・演技ショー!」と化しているようなのがチラホラ見受けられて、クリスティの一ファンとしては腹立たしい限り。
役者さんがどんな名演技をしたとしても、作品を台無しにしてしまったら意味ないでしょう!


早くから、業界の中でも演技力は高く評価されていたらしいオールドマンですが、長い間アカデミー賞には縁がなかった。2011年の「裏切りのサーカス」でようやく、初めて、主演男優賞にノミネート。
もしかして、アカデミー賞の会員も「アイツ、上手いけどあざといな。」って思ってた?



オールドマンの出演作、それほどたくさんは観ていないのですが、観た中では「JFK」のオズワルド役が一番良かった。本物のオズワルドに雰囲気凄く似てたし、利用されてハメられて大統領暗殺犯にされて、あげく殺される、そんな男の哀れさがリアルで、物語の悲劇性を更に高めていたと思います。


やり過ぎてなかったし。


あ、「JFK」観たくなっちゃった。久しぶりに。
確か3時間近い長さだったと思うけど、全く長いと感じなかった。
良かった頃のオリバー・ストーン作品ですね。



そう言えば最近、こんな風に食らいついて観れる映画、あんまりないな。

映画界のレベルが落ちてるのか、それとも私の感受性が鈍ってきてるんでしょうか?




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今でも好きだけど前ほど入れ込めない 残念なハリウッドスター その2 キアヌ・リーブス

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正邪を裁くものー毒薬に魅せられたアガサ・クリスティ

大戦中、看護婦として働いた経験から薬に対する知識を得たクリスティ。

特に毒薬に魅せられたみたいで、詩まで書いています。

とは言っても、クリスティに物騒な志向があったとは言えません。
ほとんどの作品で殺人を扱っている推理小説ですが、推理小説を書いているから、或いは推理小説が好きだから、殺人願望があるとは言えないのと同じです。



では、クリスティは毒薬のどこに魅せられたのか?




単純に、色つきの半透明のガラス容器に入った液体が、光を反射してキラキラ輝いて綺麗だった、っていうのもあったでしょう。クリスティの書いた詩にそんな風な記述がありましたし。

その美しさと、毒薬という物の性質とのギャップに魅了されたのかもしれません。





薬品というものは、取り扱いが難しい物質です。使い方次第で毒にも薬にもなる。

例えば、クリスティの処女作「スタイルズ荘の怪事件」に出てくるストリキニーネ。毒薬として知られ、この作品の中でも、サインをしないと購入できない劇薬、と説明されています。

富豪の老婦人、イングルソープ夫人殺害に使われたストリキニーネですが、夫人が常用していた薬にもストリキニーネが含まれていました。
つまり、同じストリキニーネでも、医者の適格な処方によって調合されたものは薬となり、一定の量を越えると人の命を奪う、という事です。

使い方一つで、人を癒すことも殺す事も出来る毒薬。

そこに、クリスティは神秘の力のようなものを感じたのではないでしょうか。




「スタイルズ荘の怪事件」は、クリスティの処女作であり、ベルギーから戦争難民としてやって来たエルキュール・ポアロが、イギリスで初めて手掛けた事件でもあります。生涯の友、相棒のヘイスティングスと一緒に謎に挑んだ最初の事件でもあります。

ポアロヘイスティングスにとって、思い出深いスタイルズ荘。

「スタイルズ荘の怪事件」から数十年が経ち、初老の紳士となったヘイスティングスの元に、ポアロからの手紙が届きます。
「私は今、スタイルズ荘にいる。君も来ないかね?」
こうした導入で始まるのが、ポアロ最後の事件「カーテン」です。

スタイルズ荘は今では高級下宿となっており、ポアロ以外にヘイスティングスの娘ジュディスも逗留していました。

ジュディスは医学博士の助手として、カラバル豆なるものから抽出されるアルカロイド系物質の研究をしていました。

このカラバル豆は、西アフリカのある部族の間で「正邪を裁く豆」と呼ばれていました。その豆を噛むと、罪ある者は死に、罪なき者は助かる、そう信じられていたのです。

実は、よく似ていてほとんど見分けがつかないものの、カラバル豆には二種類あり、一方には致死性のアルカロイドが含まれ、一方には害のない、逆に風土病に効く成分が含まれていた、という、科学的に説明のつく話で、神秘の力でも何でもなかったのですが。




ただ、この「正邪を裁く豆」を「カーテン」で使ったところに、私はクリスティの特別な意図を感じました。



スタイルズ荘という同じ舞台。

ポアロヘイスティングスの最初の事件「スタイルズ荘の怪事件」で使われたストリキニーネ
二人の最後の事件「カーテン」で使われたカラバル豆。

どちらも、毒としても薬としても使われるもの。

これは、偶然などではないと思います。



私は「カーテン」を、クリスティ作品の中で比較的あとの方に読みました。

前々から、クリスティが書いた毒薬についての詩を読んで、何でそんなに毒薬にこだわっているのか、どこにそんなに魅了されているのか、不思議に思っていました。

ずっと不思議に思っていた、その答えを「カーテン」を読んだ時に見つけた気がしました。





人間には二面性があります。
完全な善人、完全な悪人はいない。


妖怪人間ベム」が描いた本質。

「人間は善と悪で出来ている」


そんな人間の姿は、クリスティが魅せられた毒薬にどこか重なる。

それも、クリスティが毒薬に魅せられた一因かもしれません。





ミステリーカテゴリーですニャ
アガサ・クリスティ大好きニャ!中でも何故かクセになる「もの言えぬ証人」

推理小説 しかも短編 なのに読み返す度に泣いてしまう「教会で死んだ男」

本当に処女作?完成度の高いクリスティ「スタイルズ荘の怪事件」

久々に読んだ「シックスセンス」小説版 あれ?涙腺弱くなってる?



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久々に読んだ「シックスセンス」小説版 あれ?涙腺弱くなってる?

最近の私の読書量ハンパないです。
読みまくっております。

手持ちの推理小説を再読し終え、古本屋で特価で買った「金田一少年の事件簿」と「名探偵コナン」合わせて10冊ほども再読破。読むものが無くなり、ミステリーからスパイスリラーものに移行。スパイスリラーものはほんの数冊しか無かったのであっという間に終わり、そして「シックスセンス」を手に取る事になりました。

ちなみに今は「Xーファイル」に取りかかっております。


以下、「シックスセンス」及び他のホラーのネタバレちょっとあります。



映画「シックスセンス」を観てから随分になります。と言っても映画館では観てなくて、テレビで放映されたのを観ただけです。当然吹き替え版です。

小説を読んで、改めて字幕で見直したいな、と思いました。

あとがきを読んで知ったのですが、これ、原作があったわけではなく映画オリジナルの脚本だったんですね。映画になかったシーンなどを若干補完して小説化したみたいです。映画を観て随分経つので記憶が定かではないのですが、「このシーン、映画で出てきたっけ?」とか「あっ、ここ、映画とちょっと違う」とか、記憶の中の映画と比べながら読みました。



それにしてもホラーで泣くなんて。
短編の推理小説アガサ・クリスティの「教会で死んだ男」でも読み返す度に鼻水垂らして泣いてしまうのですが、もしかして涙腺が弱くなってるのか?歳のせいなのか?


いやいや、やはり物語が秀逸だからでしょう。

あとがきで翻訳者も指摘してましたが、「シックスセンス」って従来のアメリカン・ホラーっぽくないですよね。従来のアメリカのホラーって、例えるならビックリ箱みたいなもの。
「出るぞ、出るぞ、出るぞ・・・ホラ出た~!!」って感じで大味と言うか分かりやすいと言うか。

でも「シックスセンス」は違う。
脚本・監督を手掛けたM・ナイト・シャマランがインド系だからなんでしょうか。

アメリカのホラーでは、霊、特に悪霊はただ退治されるだけ、というのが多い印象。
対して東洋のホラーでは、霊にも人格がある、そんな気がします。
ここら辺の知識やはっきりした根拠があるわけではないのですが、キリスト教ベースの欧米と仏教なとがベースのアジアとは死生観が違い、それが霊というものの捉え方、向き合い方の違いになってるのかなあ、と漠然と考えています。

「リング」呪怨」「仄暗い水の底から」など、ハリウッドでリメークもされた日本のホラー。いずれも「悪霊を退治する」というより、その怨み、無念、哀しみを理解しようとする視点があり、更に「仄暗い・・・」では寄り添い癒す事で霊を鎮めようという、「悪霊とは退治するもの」というアメリカのホラーとは決定的に違うアプローチがあったと思います。

「仄暗い・・・」に関しては、映画化されたのをきっかけに、その結末に「あれは母親としてあり得ない。主人公の娘さんが可哀想」とか異論が多くあった事を覚えています。私も最初は同じ感想でした。でも、少し経ってから「主人公のお母さんはああする事で霊を癒し、同時に我が子を守ろうとしたんだな」と理解するようになりました。ちょっとネタバレでごめんなさい。


シックスセンス」には、こうしたJホラーに通じる、情とか癒しのエッセンスがある。



アメリカ ーもしかしたら欧米ー の多くの人々にとって、霊とは生きている自分達とは違う異質なもの、別の世界のもの、映画やドラマを見る限りそういう印象が強い。(もちろん例外もありますが。)対して日本 ーもしかしたらアジアー の多くの人々にとって霊とは、あの世に逝ってしまってはいるけど、完全に自分達とは違う異質なもの、とは見なしていない気がします。


ちなみに、私の本箱にも「リング」の原作本がありますが、恐くて読み返す気になれません。買った時に読んで以来、多分一度も読み返してないと思います。
読まないなら古本屋に持ってこうか、とも思うのですが、なかなか手放す決心がつかない。あんまりあっさり手放すと何だか粗末に扱ってる感じがして、何かばちみたいなものがあたる気がして、ずっと本箱の奥に並べたままになっています。
こんな風に感じるなんて、ある意味ちょっとばかし貞子ちゃんに憑りつかれてるのかもしれませんニャ。



シックスセンス」で私が一番グッとくる所はやはり、コール少年が渋滞にはまった車の中でママに秘密を打ち明ける所。多分、多くの方がそうなんじゃないかと思います。


大人でも抱えきれないほどの「秘密」を抱え、誰かに助けてほしい、理解してほしい、と心の中で叫びながら、でも自分の事を無条件に愛してくれる大好きなママにさえ打ち明ける事ができないコール。

コールの不可解な言動に混乱し悩み「離婚のせいでは・・私のせいでは・・」と自分を責める母親の姿にコールは何を思っていたんでしょう。

「このままでは、いつかママはボクの事が嫌いになるかもしれない。」
そんな風に思った事が何度もあったのでは?

それでも「ママに嫌われる」事より「ママに化け物と思われる」事を怖れたコール。

その心情を想像すると堪らなくなります。ええ、ええ、わかってますよ、フィクションだという事は。でも、こういういじらしい心情、ケースは違ってもほとんどの子供が持ってると思うんですよね。

ちょっと感傷的になりすぎてますかね。




あと、出てくるたびにゲロる少女の霊のエビソード。あれで気になったのが「何で母親は我が子を殺したのか」。

映画では無かったと記憶してますが、小説ではあの母親は昔女優志望だった、という描写が出てきます。
これは、もしかして「代理ミュンヒハウゼン症候群」を仄めかしているのか?と思ってしまいました。

ミュンヒハウゼンとは、「ホラ吹き男爵」として知られる物語の主人公。「バロン(男爵の意)」という映画にもなりました。(私はチョイ役で出てたスティング目当てに観に行きました。)

ミュンヒハウゼン症候群というのはここから名づけられたもので、周囲の同情や関心を得るため自らを実際に傷つけてまでも病気やケガを装う心の病、みたいです。

代理ミュンヒハウゼン症候群とは、その変形版とでも言えばいいのでしょうか。ミュンヒハウゼン症候群と違うのは、傷つける対象が自分ではなく身近な人間。母親が子供を、というケースが多いみたいです。

元女優志望だったから、で疑ったら世界中の役者さん達から怒られそうですね。

でも、小説版がわざわざそこに触れたのは、映画を観た人の中で「なぜ母親が・・・?」という疑問を持った人が多かったから、そしてその問いにある程度答えておくべきだ、とシャマラン監督や小説の著者が考えたからじゃないのかな?と想像しています。

親が自分の子供に手をかける、哀しい事ですが現実にはよく目にし耳にする話です。
でも、監督も小説の著者も「世間ではよくある話」として片付けたくなかった、簡単に流してしまいたくなかったんじゃないかな?と。
だから、観客、読者の想像に任せてもストーリー上支障がないにも関わらず、あえてわざわざ仄めかしたのかな?と。

そんな気がしています。

考えすぎですかね。

またまた感傷的になってるかな?





助けを求めてコールの前に現れた少女カイラの霊。それに応えたコール。この一件をきっかけにコールは大きく変わります。

コールが変わるきっかけとなるエピソードに、この少女の一件を持ってきたのは、コールとリンの母子と対比させる目的もあったのかな?


残酷な異常な絵を描いて教師たちを驚かせ、リンが学校に呼び出されるような事をしたり、挙動不審、情緒不安定だったり。そんなコールの事が理解できず、心配と不安と哀しみと、そして掛け持ちしている仕事と家事とで疲れ果てているリン。
それでも、リンのコールに対する愛情は一瞬たりとも揺らがない。強く深い無償の愛。


揺らがない強く深い愛は、マルコムと妻アンナの間にも存在しています。


シックスセンス」の真のテーマはここにあるのかもしれません。




そして、最後のオチについてですが。

私はオチを知らずに映画を観ました。
公開された時に映画雑誌などを読んで「驚きのラスト!」なるものがある事は承知していました。ただ、さすがにどの媒体も最低限のマナーはきっちり守っていたので、オチの中味は知りませんでした。

その頃からずっとどんなオチなんだろう?と想像してました。

映画を観ながらも、あれこれオチを推理しながら観ていたんですが・・・



ラスト。

「え~!?そ、そうなの!?あ、そうか、それで・・・あ~、そこは全然考えなかった!そういう事か!」

こういう状態でした。

全く想像していなかったオチでした。
気持ちよく騙されたわ。

ただ、そうとわかってみれば、いろいろ腑に落ちるシーンがいくつもありましたね。
と言うか、何でわからなかったんだ、と己の鈍さに驚き!ショック😣

途中でオチが読めた人、結構たくさんいた事を知って更にショック😣

こんなんでよくもまあ、ポアロさんみたいな名探偵になりたい!なんて大それた夢を抱いたもんだ😿






ところで、この小説版、本国アメリカでは、発刊から数年で刊行中止になったそうなんですが、どうしてかな?

も、もしかして、な、なんか怖い事があった?




オカルトカテゴリーですニャ
「エクソシスト」より「オーメン」の方が怖いニャ

実は幽霊の方も生きてる人間が怖い?

日本史上最恐の怨霊は誰だ?選手権

平将門 崇徳天皇に対抗できる怨霊 いるのかニャ?



ミステリーカテゴリーですニャ
アガサ・クリスティ大好きニャ!中でも何故かクセになる「もの言えぬ証人」

推理小説 しかも短編 なのに読み返す度に泣いてしまう「教会で死んだ男」

本当に処女作?完成度の高いクリスティ「スタイルズ荘の怪事件」

正邪を裁くものー毒薬に魅せられたアガサ・クリスティ



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今でも好きだけど前ほど入れ込めない 残念なハリウッドスター その2 キアヌ・リーブス

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