謎好きにゃんこの妄想

謎と名のつくものに目がないにゃんこ好きが妄想脳で綴るブログですニャ

まだまだ喋り足りない 世界フィギュア男子FS

ハン・ヤン


このプログラム、ハンやんに合ってると思う。好き。

でもガチガチじゃなかった?顔なんかメチャクチャこわばってるような。尋常じゃないプレッシャーを感じながら滑ってるように見えた。

ハンやんのスケート大好き。見てて心地いい。プレッシャーなかったらもっと伸びやかだったんだろうな。

ルッツ跳ぶ前のステップの入れ方が好き。2本目のルッツの、転倒した後すぐに起き上がって、まるで成功した着氷のように手を広げたポーズ取ったとこも好き😆柔らかさとしなやかさのコレオが好き。演技後の佇まいも良かった。



エイモズ


ホントこの選手のプログラム楽しい。多少のミスなんか気にならない。

繋ぎでいろいろやってるのも、ただ得点稼ぐためというのじゃなく、ちゃんと音楽に合ってるし良いアクセントになってると思う。表現しよう、観てる人を楽しませよう、という意欲を感じる。

あ!エイモズがキスクラで着てたジャンパーにTOKIOなんちゃらって文字が入ってる!なんだ?あとでググろう。



チャ・ジュンファン


そう言えば、ジュンファンもFSはこの曲だったね。昨シーズンからの継続。

ジュンファンの方が先に使ったのに、私の中では既に紀平選手のイメージが強くなってます。でも、これはこれでいいプログラムだと思う。コレオの所のしなやかさなんて、いい意味で男子選手っぽくなくて、持ち味が出てると思いました。

他の多くの選手と同様、枠取りのプレッシャーか調子が良くなかったのか、全体的に固かったしスピードが無かった。あと、トリプルアクセルの助走がちょっと長い。しかも、1本目は跳ぶ前にスピード落としたので勢いがなくなってセカンドジャンプで転倒。でも、代表1人で頑張りました。



ブラウン


エイモズとはタイプが全然違うけど、観てるだけで楽しい、飽きないという意味では同じ。その上スケーティングや所作が伸びやかで美しい。歴代の男子選手の中で1番好きなタイプの選手かも。日本の男子選手だと須本選手のスケートが好みなんだけど、これから力強さや勢いやキレがもっと加わったら、須本選手も今以上にスケーティングだけで観てる人を惹きつけられる選手になると思う。

最初の4回転は回転不足で残念。アクセルの2本目が足を早くついてしまって減点、フライング足替えコンビネーションスピンでVが付いた。

それ以外は良かった。でも、1番良かったのは繋ぎ。ここまで音楽を捉えてる繋ぎは初めて見た気がする。いや、繋ぎ単体で語るのは違うな。繋ぎの部分も要素も含めて全てが・・・もう、なんと表現したらいいかわからないくらい。うまく言葉で説明出来ない。どこにも隙や穴がなく、音楽をあます所なくしっかり拾えていて、それでいてガチャガチャうるさくない、セカセカバタバタしてるわけでもない・・・わたしの語彙力ではやっぱり説明しきれない。

そして、一連の流れの中で思いがけないタイミングで跳ぶ 3フリップ!不意を突かれた。

そして、中盤のスピンの後、ここでコレオかな?と思ったら違うのね。そして再び思いがけないタイミングでフリップ。

ラストにステップと、今度こそコレオを続けて行う。男子選手にあるまじき!?柔軟性を生かした美しすぎるスパイラル!更に得意のまたしても美しすぎるキャメルスピンでダメ押し。

ジェイソンの武器、強みを最大限に効果的にジャッジにアピール出来て、なおかつ、例えばフィギュアを全く知らない人が観たとしても見入ってしまうようなプログラム。技術と美とエンタメの融合、最高じゃないですか。

それなのに、なんでPCSがこんなに低いの?5項目全てで少なくとも9点台が付かないとおかしいと思う。なんでこんなに低いのか説明して貰えないものかな?嫌味で言ってるんじゃなく本当に知りたい、教えて欲しい。

ついでに、同じアメリカの選手なのに、ネイサンとの扱いが違う理由もアメリカスケ連に聞きたい。ジェイソンじゃ五輪のメダルを狙えないという判断なの?それともコーチの権力の差なの?

いずれにしても、一応元締めなんだからISUもっとしっかりして下さい。

楽家の方が書いてるフィギュアのブログを読んで知った話だけど、クラシックの権威あるコンクールでは、審査員の選定を物凄くシビアにやるらしいです。見当違いの審査をされたらコンクールの権威が落ちて優秀な音楽家が参加しなくなり、いずれそのコンクールは無くなってしまう恐れがあるから、なんだとか。

ISUにもそれくらいの緊張感持って欲しい。



宇野


このプログラム、宇野選手に合ってると思う。しかも、ここ数年の宇野選手自身にまつわるあれやこれやを考えると、ますます今の宇野選手にピッタリな気がする。

変に考えすぎて迷走してる(私がそう思っただけで実際どうだったかはわかりません)かな?って時期、とりあえずしばらくコーチ無しでシーズンに入ったもののGPSで信じられないような結果が続き、そして暫定期間を経てランビエールが正式なコーチに就いて。ランビエールと組んでから凄くいい表情になったと思う。伸び伸び楽しそうに滑ってるし、今の自分を客観的に冷静に分析してその上で前向きにスケートと向き合えてるんだな、それもコーチとの信頼関係が出来てるからなんだろうな、とツーショットを見ていて感じる。

今回も、滑り終わった直後にコーチの方を見て、軽くガッツポーズのように拳を握り、大丈夫だった?ボク、頑張れてたかな?これで良かった?と問いかけてるみたいな場面があって、なんだか頬が緩んでしまった。

好きな選手が楽しそうに滑ってるのがまず嬉しい。それも、ただ楽しそうというだけじゃなく、もっと上手くなりたい、とやる気満々なのが嬉しい。

ランビエール先生、やっぱりマスク姿似合う。あと、キスクラで座ってる姿がちょっと内股気味で、お行儀良く手と足を揃えてちょこんという感じで座ってるのがちょっと可愛いゾ!



メッシング


FSも継続ですね。カナダ男子、今回1人だったんだ。あれ?前回そんな成績だったっけ?女子の方ばっかり見てたから、男子の印象があんまり。

家族のため、友情のため。そっか、もうすぐパパになるのか。良かったね。勝手な想像だけど、メッシングみたいなタイプの人って、何か守るものがある時、自分のためだけじゃなくて誰かのためっていうのがある時の方が力を出せるのかも。

トリプルアクセルは頑張って踏ん張った、まあ、あれはしょうがない、最後のフリップだけがもったいなかったね。コレオからの流れでほとんど助走なしで、難しそうな入りだったもんね。あれ、決まってればジェイソンのフリップみたいに、思いがけないタイミングのビックリジャンプになってたのに。

メッシングの得点が出る前に、チラッと映った羽生選手、息苦しかったのかマスクをはずして目を瞑って上を向いて・・・ちょっと苦しそうに見えた。



コリヤダ


いい調子で行ってる!と思ったらトリプルアクセルで転倒。あー、もったいない。でも、全体的には良かった。

姿勢がキレイ、伸ばした手足がキレイ。



ネイサン


この曲、シェルバコワのと一緒の人だよね?なぜか選曲の傾向がカブるシーズンが時々ある。フィリップ・グラスって今流行りの人なのか?



ネイサン、鍵山、羽生各選手の採点チェックは、また別個でやってみたいと思ってます。