謎好きにゃんこの妄想

謎と名のつくものに目がないにゃんこ好きが妄想脳で綴るブログですニャ

木村太郎さんの冷徹な予測を聞いて考えた事

国内外の専門家と言われる人達が悉く見誤ったアメリカ大統領選。評論家、事情通とかいう人達って一体何なのでしょうね。ヒラリーさん勝利を断言し、予想を外して公約の丸坊主になった人もいましたが殆どの人は恥じ入るどころか手の平クル~。
優木まおみの「意外とポンコツ」という指摘、ちょっと笑っちゃいました。同感です。

そんな中で異彩を放っているのが木村太郎さん。このところ連日テレビに出ている感じですね。

ヒラリーでもう決まり!という論調が大勢を占めている時に、トランプさんの勝利を予想していた数少ない方の一人、なのだそうです。



その木村さんが、トランプ新大統領が選挙中に表明していた政策を実際に進める可能性が、かなり高いと予測しています。

TPP交渉破棄、在日米軍の駐留費増額要求。

ただし在日米軍に関しては費用の問題ではなく、トランプさんの本音はアメリカの負担そのものをやめたい、という所にあるんじゃないかというのが木村さんの分析です。当面はとりあえず費用の負担増を要求してくるかもしれないが、いずれ米軍が日本からいなくなる事を前提に日本は安全保障をどうするのか今から考えておかないといけない、というような事をおっしゃってました。

自分の国は自分で守る。
本当は当たり前の事なんですよね。
でも今まではそれが出来ていなかった。アメリカに守ってもらう事が当たり前だとずっと思ってきた、思わされてきたし、日本が自力で国防を考える事=軍国主義復活の兆し、みたいなおかしな空気がありましたもんね。

集団的自衛権の行使容認について議論されていた頃、テレビで街頭インタビューが流れてました。その中で60代位の女性が「私は戦争は嫌い!戦争反対!平和が一番!」と熱く語ってました。インタビュアーが「これまで通りアメリカに守ってもらえばいいと?」と訊くと「そうそう!その通り!」とこれまた熱い調子で頷く。

え~!?何だそれ。
戦争は嫌いだけどアメリカ人が日本を守るために血を流す事はいいの?とテレビに向かって突っ込んでしまいました。言ったご本人は多分そんなつもりじゃなかったろうけど、その女性の言ってる事は結局そういう事です。

怖いのはその女性が自分の言ってる事の意味が分かってない事。アメリカが日本を守るという事は、日本の為にアメリカ人が血を流す可能性を含んでいる事に全く考えが至ってない事。そんな想像力の欠けた人が、恐らくは自分を平和主義者、反戦主義者だと思いこんで、しかもそんな自分に思いっきり満足しているだろう事。だって物凄いドヤ顔でテレビに映ってましたもん。

私はこの世の中で一番恐ろしいのは、想像力の欠けた人だと思っています。
私のように想像力が有りすぎて、アホな妄想に陥りやすいのも困ったものですが。


私も戦争は嫌です。怖いです。
でも「戦争反対、平和バンザイ!」と口で言うだけで済んでいた時期は過ぎたと思っています。見たいものだけを見て、聞きたい話だけを聞いて、信じたい事だけを信じて、それでやり過ごせてきた時期も過ぎたと思っています。
戦争が嫌で怖いからこそ、真面目に、現実的に国防を考えないといけないと思っています。

以前は、たとえ世界でどんな事が起ころうと、現実に何処かの国が日本に攻めてくるなんて事はあり得ないと思っていました。
特に今のような「グローバルな」社会では。

でもクリミアの一件があってから考えが変わりました。
今時こんな事は起こらないだろうという事が現実に起こり、しかも国際社会はロシアを非難するだけで実質何も出来なかった。
経済制裁はしてますし、一応経済面ではそれなりの効力はあったようです。でもそれでロシアが弱体化したかというと全然そんな事はなくて、寧ろ逆に政治的影響力を増した感があります。
そもそも経済制裁にしたって、最初のうちEU諸国は腰が引けてましたよね。普段ごリッパな事を偉そうに口にしてても所詮その程度のものなんだな、とつくづく思いました。




先の事は誰にも分からない。
私達よりはるかに世界の裏の裏を知っているはずのお偉い先生方が、選挙の行方すら読み間違うくらいですから。

トランプ新大統領がこれからどういう政策を行うのか。アメリカがどうなっていくのか。
アメリカ国民にさえ分からない事が日本人の私達に分かる訳がない。増して私達がどうこうできる事じゃない。

だったらアメリカの動向にむやみに右往左往するんじゃなく、日本は日本のやるべき事をやっていく、考えるべき事を考えておくだけだと思います。
これからアメリカがどうなろうと、木村太郎さんの言うように日本は日本の安全保障を独自に現実的に考えていかないといけないと思います。

こういう事を、本当なら日本人自身が自発的にもっと前に気付かないといけなかったのに、アメリカに突き放される可能性が語られはじめてからようやく、否応なく、というのが情けないですね。



私は超がつくネガティブ思考なので、何事もやる前から悲観的になって諦めてしまう悪いクセがあります。これまでの人生でたくさん損をしてきたと思います。

ただ、一つだけネガティブで良かった事があります。それは、常に最悪の事を想定して「これがうまくいかなかったらこうする」という保険を用意しておく習慣がついている事。常に最悪を想定しているお陰で少々悪い事や不運な事があってもそれほどダメージを受けないで済んでいる事です。寧ろ「この程度で済んで良かった!」とホッとする事の方が多いかもしれません。


日本は、大した根拠のないポジティブ思考や他人任せの思考停止から脱け出して、あらゆる事態や最悪を想定して備える普通の国になる時だと思います。

だって選挙予想を外すのとは訳が違うんですから。


あ、木村さんに楯突くつもりはありませんが、TPPはもうない、と断言するのはちょっと早いかな、と思います。まだ30%くらいは可能性あるかな、と思っています。





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トランプ氏がアメリカのバラエティ番組で見せた顔

アメリカの次期大統領に決まったトランプ氏。
名前は知っていたけどどんな人かよく知らない存在だったトランプ氏の事を「なるほど、こういう人なのか」と認識したのはトランプ氏がホストを務める「アプレンティス」という番組を観た時でした。

有名無名に関わらず、応募してきた人達が2チームに分かれて与えられた課題に取り組み、基本的に負けたチームの中で貢献度が低かったメンバーやチームに必要ないと判断されたメンバーが一人ずつ脱落、最後に残った一人が賞金(?)を獲得するか何かご褒美があるという番組。

基本的に脱落メンバーの最終決定はトランプさんが下すのですが、面白かったのは脱落メンバーの予想がなかなかつかなかった所。単に数字を上げればいいとか、チームプレーが出来ればいいとかいう訳ではなく、その時々によって脱落理由が違うんです。でも誰かを贔屓したり不公平な事はありません。課題によって求められるもの、評価ポイントが違ったり、またチームリーダーになった時に負けると、たとえ貢献度が高くても責任を問われて脱落する事もあったと思います。

ほぼ毎回メンバーに「誰が脱落するべきか?」と尋ねて、なぜその人が脱落するべきかその本人の前で理由を言わせたり、逆に脱落するべきと言われた人に反論させたり、日本人の情緒からするとエグいな、と思う場面が多かったです。観てて凄くイヤな気分になる事も。それでも本音と建前が交錯してメンバーそれぞれの個性が浮き彫りになり、一番面白い、興味深い見せ場でもありました。

私が観たのはコメディエンヌのジョーン・リバースが優勝したシーズンを含めて2つか3つのシーズンだけですが、大抵は一番濃いキャラの人が勝ち残っていたような。




3~4年かもっと前くらいに観たので細かい所は覚えてないのですが、一番強く印象に残っているのはやはりトランプさんのキャラクターです。

その中でも特に印象的だったトランプさんの発言を2つ挙げてみます。ただ記憶を頼りに書くので発言そのままではありません。大まかな意味は合ってると思います。



「騙されたお前が悪い」
もし私の娘が誰かに騙されたとしても私は娘に同情しない。騙されたのはお前の責任だ、お前に人を見る目がなかったからだ、と娘を戒めるだろう。


「飲酒運転は絶対に許さない」
(番組のルールで、飲酒運転などで検挙された経験のある人は応募資格がないとあったにも関わらず、飲酒運転の前科を隠していた参加者に対してかなり厳しい口調で。その参加者は「誰も傷つけていない」などと粘りましたが結局失格となり、番組から直ちに追放されました。)
私には飲酒運転の車に轢かれて亡くなった知人がいる。私は事故の悲惨さを知っている。飲酒して車を運転する人間は絶対に許せない!




あまりよく知らずに、暴言失言が多い、傲慢な金持ち、評判が悪い、などのぼんやりしたイメージしかなかったのですが、この番組を観て「意外にまともな人じゃん」と思った事を覚えています。




ドナルド・トランプという人物、アンチの人達が言うようなマヌケで下品なバカなのか、それとも全ては計算なのか?


番組には娘のイヴァンカさんも出演してました。金持ちセレブのお嬢様だから甘やかされたバカ娘かと思いきや、頭の回転の早いしっかりした女性という印象で、やっぱり偏見は駄目だとちょっと反省。

少なくともイヴァンカさんを見る限り、トランプさんをただのバカだとは思えません。




今の所、トランプさんは安倍首相に一目置いているみたいですが、今後日本政府がお家芸の「大人の対応」とやらで外交の場で安易な譲歩をしたりした場合、軽蔑されてまともに相手にされなくなる可能性が高いと思います。
トランプさんは闘志のない人間は多分、いや、きっと嫌いだと思います。








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フィギュアGPSロシア大会 松田悠良選手健闘

アメリカ大会3位の三原選手と同じく、不覚にも名前しか知らなかった今期シニアデビューの選手。スピードと勢いがある所も似てます。三原選手が元気で可憐だとしたら、松田選手はちょっぴり大人っぽくしっとり落ち着いた感じ、という所でしょうか。


武器はセカンドジャンプがループのコンビネーションジャンプ。FSではナント2A-3T-3Loの3連続を着地させました。凄い!セカンドのトゥループが回転不足を取られたのが残念でしたが、SPのコンビネーションで着地が乱れたのを見事に修正してきました。

セカンドがループのコンビネーションが跳べる選手は、他にもジュニアの白岩、青木両選手がいます。白岩選手はケガの影響なのか、今シーズンは今の所封印しているようです。青木選手はジュニアGPSで2試合共挑戦しましたがいずれも失敗、成功率はまだまだ低そうです。
そんな中で一足先にシニアデビューした松田選手の活躍。ジュニア選手の励みになってくれたらいいなと思います。


松田選手のプログラムについては、解説の織田さんが「ただジャンプを跳ぶだけでなく前後に工夫があって、技と技の繋ぎなどよくできている」と誉めてました。これも、松田選手がコーチやスタッフから「これがこなせる選手」と評価されてるという証なんでしょう。


三原選手も松田選手も、シニアに上がって飛躍的に成長した宇野選手のようになってくれたら嬉しいですね。GPSデビュー戦で萎縮する事なく伸び伸びと実力を発揮した二人、その素養は充分あると思います。




次はシニアデビュー組最後の一人、樋口新葉選手が登場しますね。

ジャパンオープンでは後半の得点源3Lz3Tが完全に抜けてしまい点が伸びませんでした。
あの時のような大きなミスさえなければ表彰台は充分に狙えるし、ファイナル進出の可能性も低くないと思います。
外野が勝手に期待してプレッシャーをかけるのは良くないですが、樋口選手はプレッシャーもエネルギーに換える強さがある気がします。あの負けず嫌いなキャラクター、好きですね。










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羽生選手のSP衣装 宇野選手のFS使用曲

羽生選手の今シーズンのSPは、プリンスのLet‘s Go Crazy

なのですが。
あの衣装、羽生選手に合ってますか?
私にはプリンスと言うより氷川きよしに見えてしょうがないんですが。
いや、別に氷川きよしが悪いという訳じゃないんですが。

もう少し見慣れたら違和感がなくなってくるんでしょうか。

あと、あの曲ちょっと卑猥な歌詞だったと思うんですけど、羽生選手は分かってて滑ってるんでしょうか?英語ネイティブの、例えば年輩のお客さんとかが「ユヅルが卑猥な歌詞の曲で滑ってる、ヤダ~!❤」とかなる事ってないんでしょうか?




それから宇野選手のFS。

後半の歌の部分、ボーカルがうるさくないですか?

私はどうも駄目です。
私が気にしすぎてるのかと思ったら、同じように思った人が結構いるみたいです。


それでも何度も見ている内に段々馴染んできた感じがします。
あの歌の鬱陶しさ(歌っている人スミマセン)さえもねじ伏せて、プログラムを自分の物にしていく宇野君。シニア2年目なのに既にトップ選手としての貫禄が出てきたような。

ほんの2年ほどの間に凄まじい勢いで成長した感のある宇野君。
インタビューの受け答えも、以前は消え入りそうな声で遠慮がちに喋っていたのが、今は謙虚ながらも自信に満ちた口調に。
先シーズンまではプニプニしてたほっぺが、ほんの半年でキリッと引き締まったラインに。
そしてスケーティングでは線の細さが消え、男っぽさ、力強さがどんどん増していってます。ジュニアの頃から表現力に定評があったそうですが、今は単に表現力がどうというレベルでなく引き込む力が伴ってると思います。




羽生選手も宇野選手も、演技中とそれ以外の普段の表情が全然違いますよね。

二人のようなフィギュアのトップ選手にとっては当たり前なのかもしれませんが、あの若さで、セリフを喋るでもなく、スケーティングだけで一つのキャラクター、或いは一つの物語を表現するって、よくよく考えると物凄い事だと思います。



シーズンはまだ序盤。これからますます楽しみですね。









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「鼻血出ちゃった🎵」男子&リプちゃん異変 GPSロシア大会

GPシリーズ第3戦ロシア大会が終わり、宇野選手がいち早くファイナル出場を決めました。 おめでとう!

この大会には初戦アメリカ大会を棄権したリプちゃんが登場!期待通り、SPでは相変わらずの美しく独創的なスピンとクリアなジャンプ、伸びやかなステップを、ちょっと大人になった姿で見せてくれました。

ところが!FSで異変が!! フライングキャメルスピンで珍しくぐらつき、アレ?と思ってたら、次のジャンプは全く跳べない状態に。どうも左足が痛いみたい。 コーチと審判団の間を何度か行ったり来たりして何やら話し合っているので棄権するのかなと思っていたら、ステップの所から演技を再開、転倒したけどジャンプにも果敢に挑んだ。最後まで滑りきったリプちゃんは無念そうではあったけど、キリッと顔を上げて悲愴感は見せませんでした。

中断している間に映った、おそらく地元ロシアのファンと思われる女性二人が涙しているのを見て、私も思わずもらい泣きしてしまいました。

でも、キスクラでもリプちゃんは目元が少し赤らんで少し悔しそうではあったけど、最後まで涙を見せる事もうなだれる事もなく、クールにしっかり前を向いていました。あっぱれ!

時と場合によりますが、基本的にやたらと泣くアスリートはあんまり好きじゃない。

男子のハプニングはやはりスウェーデンのマヨロフ選手でしょう。

「鼻血出ちゃった🎵」

最初に観たときはしばらく気づかなかったのですが録画を見直すと最初のジャンプの直後から鼻を気にし始めてました。ジャンプは4回転を狙って跳んだのですが着地が大きく乱れました。その衝撃で鼻血が出た? それか、もしかするとジャンプを跳ぶ前に既に鼻血が出ていて本人は違和感を感じ、ジャンプに集中出来ていなかったのかもしれません。

リプちゃんのように一旦中断しても良かったのかも知れませんが結局そのまま演技を続け、最後は鼻をツマミながら何とか最後まで滑りきりました。 端から見ればちょっと面白い光景ですが、本人は必死だったでしょう。解説の佐野さんが言ってたように息をしづらくなるでしょうし、スピンやジャンプの度に身体に遠心力がかかる事で益々鼻血が出る訳で、本当に大変だったでしょう。

それでも会場のお客さんが温かくて、演技中は励ましの、演技後は滑りきった事に対する称賛の拍手がたくさん送られていました。客席で観戦していたメドベちゃんも拍手してました。

こういうのがスポーツの素晴らしい所ですね。

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いくら何でも極端過ぎニャいかい?GPSカナダ大会採点

フィギュアスケートグランプリシリーズが折り返し地点に来ました。

初戦アメリカ大会でいきなり宇野君が優勝。充分凄い事なのに当然だと思わせる宇野君、本当にスゴい! 女子では三原舞依ちゃんがシニアGPデビュー戦で表彰台、素晴らしい!昨シーズンの終わりの方からようやくジュニアに注目し始めた私は、情けない事に三原選手の存在を全く知りませんでした。 三原選手のスケーティング大好きですね。スピード感があって滑らかで、観ていて気持ちいい。

前回のカナダ大会は何と言っても「えー!ステップ0点!?」これに尽きます。宮原選手大好きなので余計にショック😱 点が出た時の宮原選手の「はァ~?」という控え目なキレ💢が少し混じったガッカリ顔と、コーチの「これは一体どういう事なんでしょう?」という困惑顔が印象的でした。

地元のオズモンド選手を勝たせたくてズルしたでしょ?とは言いません。心の中ではちょっと疑ってますけど。 だってジャパンオープンではちゃんと点がついてたじゃないですか。録画を何度も見比べているのですが、何で、どこで評価が分かれたのかぜんっぜん解りません。 試合毎に審査員が違うのも審査員が代われば点の出方が変わる事も理解しています。それでもおかしくない?

ステップの採点ルールを詳しく説明して下さってるブログが幾つかあったので、一生懸命読んでみました。どうも「氷面を充分に活用する」という規定に抵触したみたいですね。 ルールブックから引用されたと思われる原文だとややこしい表現なので、(ちょっと雑ですが)噛み砕くと、審査員席側から見た場合、縦方向に2回 or 横方向に1回、ステップを踏みながら移動しなければいけないらしいです。

宮原選手は審査員席の少し左前あたりでスピンを回ってからステップシークエンスに入り、一度審査員席側に滑った後、反対側観客席前まで(審査員から見て縦方向)滑り(これで1回)、そこから斜め右下に移動。つまり↘⬆↘こういう軌道で滑ったのですが、最後に右下に移動した時、審査員席側の辺まで再び到達する事なく次のスピンに入ったので、縦方向に2回という規定を満たさなかったと見なされたのではないか、というのがフィギュアに詳しいブロガーさんの解説でした。 (多分この理解で合ってると思うのですが。興味のある方は「宮原 ステップ カナダ大会」で検索してみて下さい。初心者でリンクの貼り方がわからないので、スミマセン)

それにしても0点って・・・。 ジャパンオープンで点が取れてるという事は、もとから明白なルール違反だった訳ではなく微妙なラインだったという事じゃないかと思うんですが。だったら例えばジャンプのアンダーローテーション、ダウングレードみたいに、レベルを1つか2つ落とすペナルティにするとか出来なかったんでしょうか?

いくら何でも極端過ぎないニャいかい?

ジャンプでも同じ種類を跳びすぎて0点になり、ステップと同等かそれ以上の点を損する事がありますが、ステップは40秒位一生懸命滑ってますからね。それが丸々無駄になってしまうのは何だかなあ。

もう一つ極端過ぎると思ったもの。

カナダ選手に甘過ぎ!点数盛りすぎ!

ホームアドバンテージはどのスポーツにもありますし、日本で開催される大会では日本の選手もある程度ホームアドバンテージの恩恵を受けていると思います。

それにしても!ちょっと露骨すぎない?

確かにチャン選手もオズモンド選手も素晴らしかったですよ。特に二人ともFS最初のコンビネーションはキレも高さもあって加点が多いのも納得できます。

問題はその後です。

オズモンド選手の2つ目2A2T、間に思いっきりオーバーターン入ってー0.29?次の3Lz思いっきり踏ん張った着地でー0.20? 宮原選手の3Fはほんのちょっと詰まり気味の着地でー0.50ですよ。

GOEは加点からマイナス要素を引いて算出するとの事なので、元々の加点がオズモンドの方が高かったという事なんでしょうか? 宮原選手はジャンプが低いので、クリアに跳んでも加点が押さえられやすいとは聞いてますけど、それにしてもなあ。

チャン選手も後半の4Tが3Tになったジャンプが+1.30?ジャンプ自体は悪くなかったですよ、着地も綺麗だったし。でも「4回転狙ったけどちょっと抜けちゃった」感がありありでしたよ。1点台は多すぎませんか?次の3A2T、3Aの着地で手をついて流れがちょっと途切れた後に、頑張って2Tつけたコンビネーションがー0.86?

SPでチャンが羽生選手の上に、オズモンドが宮原選手の上に立った時点で、FSで余程の事がない限り、チャンとオズモンドを羽生選手、宮原選手に勝たせるという規定路線が出来上がっていたのではないか、と私の妄想脳は勘繰っています。

何か、因縁付けてるオバチャン状態になってしまいました。

身びいきの部分は置いといても、やはり採点競技はいろいろ勘繰られやすいのは事実。 ならば出来るだけオープンに、積極的に採点の説明をしていった方が、これからのフィギュア界の為にもいいと思います。連盟のホームページを見ろとかそういうんじゃなくて、TV局にも協力を要請してテレビ観戦者にも簡単にわかるように工夫していって欲しいです。

私は全ての技の基礎点が大体頭に入り、ジャンプの見分けが出来るようになってから、格段にフィギュア観戦の楽しみが増しました。加点がどれ位つくかも大体当てられるようになって来たし、後は回転不足、エッジエラーを判断出来るようになりたいと思っています。

ただ観てるだけで美しい、カッコいい、と楽しめるのがフィギュアですが、少しずつ知識を増やしながら観ることで、ドンドン楽しみの幅が拡がるのもまたフィギュアだと思います。

フィギュア専門家の皆様、少しだけ一般フィギュアファンの目線に降りて来て、もう少しだけ寄り添っていただけると嬉しいです。

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メドベちゃんニュース経由で知ったアニメ「ユーリ!!! on ICE 」

外国人経由で日本のアニメを知ることになろうとは・・・
外国のアニメファンは、どうやって日本の新しいアニメの情報を入手しているんでしょうか?
いや、ネットからというのは分かってるんです。分かってるんですが、あまりにも早くないかな?やっぱり私が遅れすぎているんでしょうか?

メドベちゃんが「ユーリ!!! on ICE 」を観ているという記事からこのアニメの存在を知った私、さっそく番組表を漁って「ユーリ」を見つけ出し毎週録画予約しました。

記事にあった通り、スケートのシーンよく描かれてますね。宮本さんと仰る振り付け師の方が監修してるとか、ナルホド納得です。
フィギュアの繊細な動きをアニメで表現するのは相当難しいと思うんですが凄いですね。制作スタッフの皆さんの技量と努力に感謝です。

オープニングを歌っているのは最近よく見るディーンフジオカさんなんですね。この方の事あまりよく知らなかったんですが、これをきっかけにwikiで調べたら、ハーフなのかと思ってたけど違うんですね。

個人的にはエンディングの曲の方が好き。メドベちゃん、エキシビジョンでこの曲演ってくれないかなあ?

そう言えば、グランプリシリーズの紹介Vでメドベちゃんが「月に代わってお仕置きよ!」のセリフを日本語で喋る所が出てきましたが、「お仕置きよ!」の部分、発音が完璧でした🎵滑ってる時のエレガントで大人っぽい感じと違って、素顔は素朴で少女らしくて可愛い。そのギャップも人気の秘訣なんでしょうね。


さて、「ユーリ」ですが。
私は第3話、もとい、第3滑走から見始めました。
ここで描かれてるのがどこまでリアルなのか分かりませんが、選手それぞれが一つのプログラムをコーチやスタッフとどう作り上げていくのか、スケートにどう取り組んでいるのか、心身をどう保っているのかなど、TVでの試合観戦を通して漠然と想像していたものを少し具体的に見せてもらえたようで、フィギュア観戦の楽しみがまた一つ拡がった気がします。

私の住んでいる地域では、先週の放送がお休みだった関係で今週2話連続放送でした。前回の次回予告でその事は知っていたのに、マヌケな事にうっかり録画予約の追加を忘れて寝てしまったので、第5滑走を見逃すハメになってしまいました。
ゆーり君のフリープログラム御披露目の回だったハズなのに・・本当にマヌケだ・・・😅

こうなったら早く第6滑走が観たい!完成したフリープログラムが観たい!

ところで、ゆーり君がヴィクトルのつむじをピッと押さえるシーンがあったけど、あれは何?
私はリボン結びをしている人が目の前にいると、訳もなくその端をピッと引っ張ってリボンを解きたくなる衝動に駆られるんですけど、それと同じ事なのかな?
私は一応いい歳をした大人なので、その衝動は必死に押さえますが。
ゆーり君はまだお子ちゃまだからムリだったのかな?フフフ。





「エクソシスト」より「オーメン」の方が怖いニャ

ホラーの金字塔は?と訊かれたら、一定の世代では多分多くの人が「エクソシスト」をあげるのではないでしょうか?

私はもっと後の世代ですが、それでも「エクソシスト」はホラーの代名詞と言われるほど有名でしたし、初めて観たときは強烈でした。

ですが、強烈がゆえに一回観てしまうと、次からは怖がれない。寧ろ私の場合、二度目から笑ってしまうようになってしまった。

だって描写が凄すぎて。

初めて観たときは「ギャー、怖い!気持ち悪い!」ってなったシーンが、次は首がグルンて回る、この後緑色のゲロを口から出す、とかわかって観ると、何だかホラー映画のパロディを観ているみたいで、ついつい笑っちゃうんですよね。

インパクトのあるシーンって、一旦見馴れてしまうと、インパクトがあればあるほどギャグに見えてしまいます。

日本人には悪魔というものがあまりリアルに感じられない、今いちピンと来ないというのもあるかもしれません。



でも「エクソシスト」はやっぱり偉大です。「エクソシスト」のヒットによって、それ以降面白いホラー映画がどんどん作られるようになったんですから。


エクソシスト」後のホラーブーム期に作られた一連の映画の中で、私が最も怖いと思ったのが「オーメン」です。

悪魔の子ダミアンがアメリカ外交官夫妻の子供として育つが、次第に周囲で不審な死が起こるようになり、ついにダミアンの正体に気づいた父親がダミアンを殺そうとするが・・・というのがあらすじ。

今でも思い出すと怖くて震える トラウマ・ムービー


いやあ、何が怖いって、これが現実の世界で絶対にないとは言い切れないところ。



エクソシスト」のような事例は世界中でたくさん報告されています。悪魔に憑りつかれたと思われる人は非常にわかりやすい。いかにも「私、今悪魔に憑りつかれてます」状態。

でも、「オーメン」のダミアンのように、普通の人間、普通の可愛い子供のような顔をして、私たちの中に紛れ込んでいる、そんな「何者か」が絶対にこの世に存在していない、とは誰にも断言できません。(普通の可愛い子供、という設定ですが、ダミアンは実際には冷めた眼をした子供です。悪魔の子とわかって観ているからそう見えるのかもしれませんが。よくこんな子役を見つけてきたな、と感心します。ちなみにその子役の最近のお姿の画像見たら、ヤンチャな感じのオッサンでした😝)

だから何度観ても「オーメン」は笑えない。


オーメン」以外にも、普通の人間ではない何かが普通の人間のふりをして紛れ込んでる系の映画、結構ありますね。



※以下、ちょっぴりネタバレあり。



古くは、「B級ホラーならオレに任せろ!」ジョン・カーペンター監督の「ゼイリブ」。観たことはありませんが、ある特殊なサングラスをかけると、人間に化けた異星人だか何だかの本当の姿が見える、って話だったと思います。

同じ系統の話だと「メン・イン・ブラック」シリーズ。

ちょっと強引だけど「トランスフォーマー」も。化けているのが人間じゃなく車というだけで構図は同じ。

更に強引に「ターミネーター2」。自在に姿を変えられる特殊金属製の悪玉ターミネーターが、いろんな人に化けて執拗に追いかけてくる。少年の叔母さんに化けた金属ターミさんが、電話で話しながら金属の錐状に変えた指先で叔父さんを殺すシーン、怖かった~!

もっと強引に何かが人間に寄生して、って話なら、映画好きの間で意外に隠れファン(私もその一人です)の多そうな「ヒドゥン」。
ヘビメタとフェラーリ(だったと思う)が大好きな、凶悪だけどちょっと笑えちゃう異星生物が、次々と人間に寄生して殺人を重ねていく、それを追いかけてやはり他の星から来た刑事(的な異星人)が、地球の刑事と共に、犯人(異星生物)を追い詰める、というストーリー。
B級SFホラー。上手く言えないんですけど、何とも言えない味がある。ストーリーはゴリゴリのSFホラーだし、ドンパチは派手だし、刺激的なシーンもあるし・・・でも、どこかユルさがあって、ユーモアがあって、ほわんとしてもいるんですよね。ヒューマン・ドラマ的な要素もあるし。何だか不思議ちゃんな映画。
ここまで来ると、普通の人間のふりをして普通の人間の中に紛れ込んでいるとはもはや言えないのですが。


ちょっと脱線しちゃったけど、普通の人間ではない何かが普通の人間のふりをして私たちの中に紛れ込んでいる、系の映画やドラマが定期的に出てくるのは、やっぱり「有り得ない話ではない」って心のどこかで思ってる人が多いという事なんでしょうか?


私は80%くらいあると思ってます。

幽霊やUFOも自分で見たことはないけど、60%くらいは信じてます。
妖怪は・・・いて欲しい!妖怪大好き!



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幕府VS薩長、もう一つの真実・・・?

幕末の倒幕運動。

一般には「黒船にビビった幕府がアメリカの脅迫に負けて開国、その弱腰ぶりに激怒した各地の武士が尊皇攘夷を掲げて蜂起」「薩長にとっては関ヶ原のリベンジ」的な説で収まっているようです。確かにその通りなんでしょうが、もう一つ表には出なかった対立点があった事をご存知でしょうか?




"つけ毛"の技術が江戸時代にもあった、というのを数年前にテレビで見ました。もっとも今と比べたら技術と呼べる程の物でもなく、糊で毛をくっ付けるだけなんですが。髪結いさんに家に来てもらってチョンマゲを結い直してもらう、という体裁をとって、家族にも内緒でコッソリつけてもらってたみたいです。何だかちょっと可愛いですね。

薄毛の悩み、昔からあったんですね。武士といえども人の子。時代や価値基準が違っても、人間的な悩みは今と大して変わらなかったんじゃないかと思います。

増して日本にはお辞儀の文化があります。お辞儀、それはすなわち頭頂部を相手に向ける行為・・・。礼儀を重んじる武士にとって、年々風通しが良くなっていく頭部を相手に向かって傾ける事がどれ程気まずいものだったか・・・。


しかし、武士の社会にはちゃんと救済システムがありました。
それが月代(さかやき)。そう、あのザビエルスタイルです。

戦国時代、文字通り武士は戦に明け暮れてました。重い鎧を身に付け、重い兜を被って。その状態で弓を射たり刀や槍を振り回すわけです。気候、天候に関わらず。兜の中、暑い日には当然蒸れます。単に汗が溜まって気持ち悪いとか痒いとかでは済みません。のぼせて気が遠くなったりもします。いかに鍛練を積んでいる武士といえども熱中症には勝てません。
戦場で意識が飛ぶということはすなわち死を意味します。そこで頭部の蒸れを防ぐために戦国武将は頭頂部を剃るようになったのです。

江戸時代、戦のない太平の世になってもこのヘアスタイルは受け継がれました。一応勇猛を誇った戦国武将への敬意と憧れから、ということになっているようです。

が、本当にそれだけだったのでしょうか。
男性はほぼ毎日髭を剃りますよね。一日サボっただけでうっすら無精髭状態になりますよね。頭もほぼ同じでしょう。あの美しいツルツル状態を保つ為にはマメに剃る必要があったと思います。
正直面倒な作業だったでしょう。若い内は。

戦国武将への敬意と憧れだけで300年近くあのシステムを続けて来たとはとても思えません。日本人というのは意外とご都合主義かつ合理主義な面があると私は思っているので(正反対の面も持ってますが)。

あのザビエルスタイルが幕末まで続いたのは、それが理にかなっていたからじゃないんでしょうか。

若い頃は面倒だった、髭剃りならぬ頭頂部剃り。でも歳を重ねるにつれ・・・
つくづく「このシステムあって良かったぁ~♪」こう思ったお侍さんは少なくなかっただろうと思います。

もしあのシステムが途絶えていたら・・・歳をとって頭が寂しくなってきた時に、とりわけお城に登ってお殿様にご挨拶をする時に、頭下げづらい・・・お殿様も気を遣う・・・お家大事の武家社会で、主従の間にそんな気まずさが入り込むことは死活問題だったのではないでしょうか。考えようによってはあのヘアスタイルが十五代に渡る徳川の世を築き上げたとも言えるんじゃないでしょうか。



もうお分かりですね。
ザビエルスタイル=徳川十五代の天下の象徴なんです。
幕末のあの動乱は、あのシステムを死守したい幕府側と拘らない薩長との、ヘアスタイルを巡る戦いだったんです。

幕府を倒しそれまでの封建的な政治態勢を終わらせる。土台から日本を作り替える。それはライフスタイルの変化にも繋がる。あのシステムもなくなってしまうかもしれない。

「でも構わない!だって僕達フサフサだも~ん🎵」

そう言えば薩摩や長州って薄毛のイメージあんまりないです。
西郷どんに至っては真逆のイメージ。(もっとも西郷隆盛とされている肖像は、実は本人ではなく親戚だという話もあります。本当の西郷隆盛は割と細身で長身なのだとか。そうそう、隆盛という名も間違えられたのが、本人が「まあ、いいか」ってスルーしたので、そういう事になっちゃったらしいです。大らかなところはイメージ通りですね)。


とまあ、9割おふざけで新説を組み立ててみました。
でも、月代に救われたお侍さんはきっと少なからずいたと思いますよ。ここだけはそれなりに説得力があると自負しています。



ちなみに私は薄毛、並びにスキンヘッドの男性は好きですよ。似合う、似合わないがあるとは思いますが。
外国では薄毛はセクシーなイメージなんだとか。男性ホルモンが多いと薄毛になりやすいと言いますもんね。



何しろエセ歴女なもので、私の知識は偏ってたりいい加減だったりします。筋金入りの歴女の方はどうか西郷どんのように大きな心で見逃してください。






いつもの妄想ですけど何か?信長は光秀の謀反がちょっと嬉しかった説


日本史上最恐の怨霊は誰だ?選手権


今でもムカつく「江~姫たちの戦国~」大河ドラマをなめんなよ


平将門、崇徳天皇に対抗できる怨霊 いるのかニャ?







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