謎好きにゃんこの妄想

謎と名のつくものに目がないにゃんこ好きが妄想脳で綴るブログですニャ

ウィルがぁぁぁ!「グッドワイフ」シーズン5 15話「張り詰めた法廷」

「グッドワイフ」は、海外ドラマの中で特に好きというわけではないけど、TVで(無料チャンネルで)やってたら必ず観る程度にはハマってるドラマではある。

面白いかつまらないかと言えば、面白い方だと思う。

じゃ、なんで今一つ好きになれないか、録画を保存しておくまでにはハマれずに、なぜ観終わったら消去してしまうかと言うと、主役の女優ジュリアナ・マルグリーズが「ER」の頃からあまり好きじゃないから。いや、はっきり言うと嫌いな部類の女優だから。

で、なんで嫌いなんだろう?と自己分析したら、そこまで美人というわけでもなく、特に個性的でもなく、大して愛嬌や魅力があるわけでもないのに、「ER 」という群像劇の中でヒロイン的ポジションに居てやたら出番が多いのが邪魔くさかったから、という結論に行き着いた。

「ER」にレギュラーで出てた女優さんって、シェリー・ストリングフィールド、モーラ・ティアニー、リンダ・カーディリーニなど他に魅力的な人多かったのに、なんでこの人が歴代女優陣の中でもイチオシみたいな扱いだったの?ってずっと不思議に思ってた。
アメリカ人には、こういうタイプの人の方が魅力的に映るんかしら?

ジュリアナ・マルグリーズも多分美人の部類だとは思うんだけど、なんかちょっと下品で自堕落な感じがするんだよね。特に口元が。口が大きいからか、口角が下がっているせいか、よくわからないんだけど、なんか厚かましくてだらしなさそうなイメージ。しかも、「ER」の時と違って「グッドワイフ」ではきっちりばっちりメイクで化粧臭そうだし。香りのキツい香水つけてそうなイメージ。

で、そんなイメージ(あくまで私にとって)のジュリアナですが、「グッドワイフ」では良妻賢母とはいかないまでも、割と控え目(あくまでアメリカ基準で)な主人公アリシアを演じている。(日本基準で言うと、「グッドワイフ」というタイトルのドラマの主人公にあるまじき、十二分にえげつないキャラなんだけど)

アメリカのドラマの登場人物、しかも弁護士、にしては珍しいタイプのキャラ。どちらかと言えば日本人寄りの性格に思える。
自分の性格を「押しが弱くて・・・」と言うシーンもあったし、人の弱味につけこんだり強かに駆け引きしたり、というのが苦手で「こういうの、うんざりだわ」みたいな愚痴をこぼして、同僚の調査員・カリンダ(超有能)から「あなたのそういう所に人はつけこむんです」と指摘されたりする。(・・・日本人としては耳が痛い)
でも、そういう良識人発言した舌の根も乾かぬうちに、平気で割と汚い手を使ったりもするw


結婚出産を機に家庭に入ったアリシアだけど、その前の弁護士時代の評価は「有能だけど、優しすぎて事務所を解雇される寸前」(カリンダの調査で判明)だった。
成果主義・激しい競争社会のアメリカで、その中でも一際厳しく成果を求められる法曹界では、「優し過ぎる」は(人としてはともかく)弁護士としては致命的な弱点みたい。まあ、依頼人の立場からすれば、優しくていい人だけど無能、よりは、えげつないけど有能、な弁護士の方が好ましいんだろうな。自分の人生かかってるから、綺麗事は言ってられない。


夫のスキャンダル&逮捕によって、長年の専業主婦生活から弁護士に復帰した当初は、その優しさや押しの弱さ、それからおそらくは無自覚だろうけどどこかに甘えみたいなものがあって、バリバリ叩き上げのやり手ウーマン、ダイアンにそういう所を見透かされて不信を買ったり、ライバルのケイリーに出し抜かれたり、リストラ一歩手前まで追い詰められたりする。
その、セレブ主婦上がりの甘ちゃんアリシアが、弁護士としても人としてもどんどん強く逞しくズル賢く成長していく(しつこいけど、日本人の感覚からすれば、元から結構ズル賢く逞しい)所もこのドラマの面白さの1つ。



※ネタバレちょっとあります。



シーズン5では、アリシアが弁護士に復帰した頃の事も含めてやたらと回想シーンが出てくる。
何でかって言うと、これはもうネタバレというほどの事ではないと思うので書いちゃうけど、多分ウィルを演じている俳優さんが降板するシーズンだから。
もっと言うとウィルが死んじゃうから。

シーズン5は、ケイリーや他のアソシエイトと共に独立して新しい事務所を立ち上げたり、夫が知事になったり、とアリシアを取り巻く環境がガラッと変わって、その前(シーズン3とか4あたり)のダラダラグダグダ中だるみ感を一気に吹きとばして、物語がやっとシャキっと動き出す感じ。



15話「張り詰めた法廷」で、裁判中に依頼人に撃たれてウィルは死んでしまう。
15話はテンポ良く、物語がサクサク進んで面白い。アメリカドラマの好きな所。ストーリー上無意味なシーンは極力省いて展開が早い。

対して、次の16話はなんか話がもたついてる印象。
ウィルはドラマの最初からいるメインキャラの一人だし、アメリカでは(日本でも?)人気だったらしいし、アリシアの恋の相手だし、とにかく重要人物だからっていう事で、これでもかというくらいアリシアの脳内に現れるウィルを画面に映し倒す。最初は、そりゃそうだよね、アリシア、ショックだよね、辛いよね、ウィルの事で頭一杯で他の事考えられないよね、と思いながら観てたんだけど、途中から、さすがにちょっと引っ張りすぎだな、いや、アリシアや事務所の仲間のショックや辛さを描きたいのはわかるんだけどぉ・・・話がなかなか先に進んでいかなくてちょっとイライラ。

契約か何か、大人の事情で、例えば○○分以上ウィルを画面に登場させないといけない、みたいな縛りでもあるんすか?って穿った見方をしてしまうほど、死んで降板したはずのウィルがしつこくしつこく現れる。病院の受付でアリシアが待たされてるシーンのウィルの幻影とか、ウィルの姿は出てこないけどアリシアが娘のグレースに慰められたり宗教の話をするシーンとか、いちいちそんなの描く必要ある?そこら辺はしょってもっと話を進めて欲しいわ。


お涙頂戴大好きな日本のドラマ並にこれでもかと亡くなった人の追想に浸りまくるのって、アメリカのドラマでは普段あまり見かけない。ちょっとそっけなさ過ぎない?というくらい、主要登場人物の死がサラッと扱われ、こちらの気持ちが追い付かないくらい話が進んでいく事が多い。
最初は戸惑ったけど、ずっと海外ドラマを観ている内にすっかりそのペースに慣れてしまった。そして、むしろそれをリアルだと感じるようになった。「そうなんだよね、どんなに大切な人が死のうが何があろうが、世界は何事もなかったようにいつも通り動いていくんだよね」って。

だから、この16話のもたつきにはイラッと来て、余計に17話が待ち遠しくなった。
あれ?もしかしてこれって製作側の狙いだったりする?





一通り文句を吐き出した所で、具体的な内容の感想。


※ここからはネタバレ全開です。





現在ウィルが手掛けている裁判の依頼人は、女子学生ダニーの殺人容疑をかけられた大学生ジェフリー。
ダニーの爪にジェフリーのDNAが残っていた事が起訴の決め手らしい。争点は、ジェフリーとダニーが、事件の前に学内の何処かで接触した可能性があるかないか。もし接触していたなら、DNAは殺人の決定的証拠にはならない、という事。
ウィルはジェフリーの無実を前提に戦略を立てているが、ダイアンとカリンダは「本当にジェフリーが犯人なのかもしれない」と釘を刺す。

ジェフリー、本当は無罪?有罪?どっち?
本人はキッパリやってないと言ってるし、ウィルも無実を信じてるっぽいけど、ドラマを観てる限りではどっちともわからない。

ジェフリー役の俳優さんがナイスキャスティング。一見お育ちのいい好青年だけど、多分お金持ちであろう両親に大切に大切に守られて生きてきたお坊っちゃん感アリアリで、そのため、ちょっとでも追い込まれると精神的に一気に崩れて何しでかすかわからない、そんな脆さ危うさが漂っている。


アメリカ始め海外のドラマ観ていてよく感じる事なんだけど、向こうの親って親バカ多い?もちろん日本にも親バカはいるし、ドラマにも出てくるけど、海外ドラマでは「これが普通の親、親ならどんな手使ってでも子供を守るのが当たり前」って感じで、日本の親バカほど否定的に描かれない気がする。
CSI :NY」で、罪を犯した息子を苦渋の決断で両親が告発して、それを恨んだ息子が・・・っていうのが動機のエピソードがあり、主人公が両親に「あなた方は正しい事をした」ってセリフがあったので、愛する我が子だからこそきちんと罪を償わせる、それが真の親の愛という概念は一応アメリカにもあるらしい。
でも、そういうのは少なくともドラマの世界ではレアケースで、あの手この手で罪から逃れた我が子に「よくやった!誇りに思う」と、日本人の感覚からすればエッ?と思うような場面が出てきて、それでも最後までバレる事も天罰が下る事もなく終わったりする。
日本のドラマにそういうのがないとは言わないけど、少なくとも後ろめたさは付きまとう。肯定的に「良かった良かった」になる事は少ない。たとえ建前だけであっても。
やっぱこの辺の倫理観や価値観が違うのかしら?それともドラマの中だから極端な描き方をしてるだけ?



話を戻します。


ダニー殺人事件は、元々はアリシアが担当していた案件らしく、でもアリシアが事務所辞めた(正確には辞める前に独立計画がバレてクビ)ので、今はウィルが担当しているらしい。

事件当日にダニーとジェフリーが図書館で同じ本を借りていた事から、本を経由してDNAが移った可能性を提示していたウィル。ところが、学内の監視カメラから、ダニーが図書館の後プールを利用していた事がわかり、たとえ本から移っていたとしても、塩素を含むプールの水でジェフリーのDNAは洗い流されてしまうはず、と検事に反証されてしまう。
ウィルは改めて、ジェフリーとダニーの事件前の行動を洗い直し、2人が学内の何処かで接触した可能性を探るようカリンダらに指示する。

一方、裁判の不利な展開に不安になったジェフリーの両親はアリシアに電話をかけてくる。アリシアは「ウィルは有能だから彼に任せておけば大丈夫」と宥める。

ジェフリーの両親、ウィルに内緒でアリシアに相談しようとするって、完全にマナー違反だよ。弁護士だけが頼りなのに、弁護士と依頼人の信頼関係崩しちゃってどうすんの?

アリシアから事の次第を聞いたウィルは、不快感を抑えてジェフリーの両親を問いただす。
「私がご不満なら他をご紹介しますが、公判中です。裏で動かないで下さい。・・・僕を変えますか?」

私がウィルだったら、ここで降りるけどな。ルール違反、マナー違反、失礼にも程がある!アホらしくてやってられない!
ここで降りとけば死なずに済んだのにな・・・。結果論だけど。
この両親といい、息子のいかにもひ弱で不安定な様子といい、この家族ヤバそう、とここで気づければ良かったのに。結果論だけど。

この非常識親バカな両親、今後もウィルやその周りの人への配慮も謝罪もなく、親バカ丸出しでひたすら我が子を擁護してダイアンやカリンダ、アリシアたちの感情を逆撫でしてきそうな気がする。それとも、最低限の良識は見せるかな?



カリンダは学内のカフェで聞き込み。ここでジェフリーとダニーが接触した可能性があれば・・・。でも、聞き込みの結果は思わしくない。

これ、完全に勘なんだけど、カリンダが聞き込みしてたカフェの男性店員が真犯人だったりしないかな?勘ぐりすぎ?
店員役の俳優さんに見覚えがあるので、割と売れっ子のチョイ役俳優さんかな?と思ったんだよね。こういう俳優さん使ってる場合、後から「ただの目撃者や証人かと思ってたら、実はあの人が犯人だった!」って事が海外ドラマではちょいちょいあるので。
あと、当日の記憶がはっきりし過ぎてるような気がして。大学内のカフェなんて毎日大勢が出入りしてるはずだから、特定の人が来てたかどうか、その人と他の誰かがカフェ内でかち合ってたかとうかなんて、いちいち覚えてるかな?
考えすぎかなあ?ミステリー好きなもんで、普段から登場人物を片っ端から疑いながらドラマを観てしまうクセがある。やたらめったら疑いすぎて、逆に推理力がまともに働かずに犯人を外しまくる羽目になるんだけど。
今回も勘ぐりすぎで終わるかな?




別の法廷にいるダイアン。そこに大きな銃声が響く。一斉に身を伏せる法廷内の人たちの中で、無表情で呆然と立っているダイアン。虫の知らせなのか。しばらく呆然とした後法廷から出て、同じく銃声を聞いてウィルのいる法廷へ駆けつける途中のカリンダに「何なの?ウィルの所?」と訊ねる。

ウィルの法廷のドアの外から、警備員の制止を降りきって中を覗きこむカリンダ。そこには脱げて転がってる片方の靴と片方靴が脱げてる男性の足が・・・。
ゆっくり中に入ると、空になった銃をアゴにあててカチカチと何度も引き金を引くジェフリーの姿が。

そして、片方の靴が脱げた足の方へ・・・。

ウィルが血まみれで倒れている。一目見て、瀕死の状態。

ウィルが死ぬ事をわかって観てるので「救急車を!早く!」と叫んでるカリンダの緊迫感は共有出来ず。

ただ、依頼人に撃たれるのは意外だったな。
撃たれて死ぬのは知ってたので、多分裁判で負かした相手とか、負けた裁判の依頼人とか、逆恨みされて・・・ってパターンだと思ってたから。


こういう時、日本のドラマだと最後に感涙必至(皮肉だす)の渾身の一言を何か言わせるんだろうけど、そういうベタな事やらない海外ドラマ好き。
日本のドラマだと誰かの腕の中で感動的(を狙った)なセリフを言わせがちなんだよね。酷い時には「こんな瀕死の状態でどっからそんな元気が出てくんの?」ってくらい延々と。いや、もう、そんな元気があるなら黙って体力温存してれば助かるんじゃね?って思うくらい。ってか、抱き締めてる方も、泣きながら話聞いてる間があったらさっさと救急車呼んでやれよ、って思う。(だんだん口が悪くなってきてゴメンナサイ)
で、感動的(皮肉)な最後の言葉を延々喋ってなかなか死なないの見てて、しまいにはショックとか悲しいとかはどっかに行ってダルくなってきて「わかったからもうさっさと死んでくれないかな?」ってなっちゃう。
日本ドラマあるある。


ウィルが運ばれた病院に駆けつけるカリンダとダイアン。アリシアに連絡取ろうと電話をかけるが、アリシアは知事夫人として記者クラブの昼食会に出席中のため繋がらない。

ウィルがどこで治療を受けてるのかわからないカリンダとダイアンはおろおろウロウロ。

すると、近くの一角からカーテンがシャッと開いて、スーツ姿の男性が電話で話しながら出てくる。

「死亡者は2人目・・・裁判所の被害者だ・・・乱射事件の」

おそるおそるカーテンで区切られた一角に入るダイアンとカリンダ。

片方靴が脱げた男性の足・・・近づいてシーツをめくると・・・

目を閉じて眠るように横たわっているウィル。


カリンダの泣くところ初めて見たかも。
ダイアンはどうだっけ?


アリシアには直接繋がらないので、カリンダはイーライに電話し、アリシアに取り次いでもらう。

アリシア、お電話てす」

イーライのただならぬ様子に、不審そうな面持ちで席を離れ、イーライのスマホを受け取るアリシア


ここで、次回に続く。


イーライ結構好き。このドラマの登場人物の中では。時々イライラもさせられるけど。



実は、アリシアアリシアの夫もウィルも全員嫌い。とにかく演じてる役者さん3人に全く魅力を感じない。
なので、この3人の三角関係とかどうでもいい。邪魔くさい。あってもいいけど、もう少し簡素化して描いて欲しい。
弁護士が主役のドラマにそういうの求めてないんだよね。事件や裁判やそれにまつわるやりとりや顛末、結末が楽しみで観てる。


だいたい、ウィルのどこがいいのか全くわからん。特にイケメンでもないし、何より陰気臭い。特に目つきが。アリシアの弟が「悩ましげな目」と表現してた事あったけど、悩ましげと言うより陰険な感じ。



まあ、そういうわけで、ウィルがぁぁぁ!というタイトル書きましたが、ウィルの降板は特に私にとってはどうって事なくて。
死なせなくても良かったのに、くらいかな。
マンネリ化してたドラマを盛り返すために死なせたのかな?
まあ、4シーズン半お疲れさまでしたって事で。

ただ、この先アリシアがウィルの事を引きずって引きずって、事あるごとに悲劇のヒロイン描写が出てくるんだろうな、って思うとウンザリ。
2人が嫌いというのもあるけど、あの2人が純粋な愛情で結ばれてるとはとても思えなかったので。不倫というのを抜きにしても。


このドラマやアリシア、ウィルのファンからめっちゃ怒られそうだけど💦



ドラマ自体は面白い。あの、法律を駆使した丁々発止の戦い、表や裏での出し抜き合戦、陥れ合戦とか、やり口が汚い事が多いとは言え一応頭脳戦だから。時に権力を振りかざしたり、力業で押しきったり、かと思えば心理戦もあったり。
日本のドラマではなかなか見られない。
日本のドラマでは、(極端な言い方すれば)土下座したら相手に誠意が通じて大抵のトラブルは解決・・・とか、非現実的で都合のいい展開が多くて。捻りもアイデアも工夫もない。

あと、こういう海外ドラマ観てると、いつも思う。甘ちゃんの日本人(私も含めて)には生きていけない世界だな、と。もちろん、ドラマなんで誇張はあるだろうけど。


それにしても、海外ドラマの脚本家スゴいと思う。よくこんな筋書き思いつけるなって思う。
もっとも、数観てると、さすがに内容かぶった話が出てくるけど。



ところで、ダニー殺したの誰?今後明らかになるのかな?

あの繊細なイケメン君があのオジサンになるの!?主任警部モース&新米刑事モース

今、プチはまりしている海外ドラマ、NHKで毎週土曜日に放送中の「主任警部モース」。


本国イギリスでは、86年に放映が始まり2000年まで続いた人気ドラマで、主人公のモースおじさんは、イギリスの人気投票であのシャーロック・ホームズを抑えて一位になった事もあるらしい。

気難しいけど天才のシャーロックに対して、刑事として有能ではあるけど欠点だらけで失敗もいっぱいする人間臭いモースおじさん。
小6から中1くらいの時にシャーロックの原作読みまくった私は、キザで鼻持ちならない自惚れ屋のシャーロックのキャラと、彼の推理が的中し過ぎるご都合主義な展開にイマイチ入り込めなかったので、モースおじさんの方により共感する人が多かったのはなんとなくわかる。

まあ、ベネディクト・カンバーバッチ版の「シャーロック」、ジョニー・リー・ミラーアメリカ版「エレメンタリー」が出てきた今なら、多分シャーロックの圧勝になると思いますが。

もはやミステリーの古典的名作として、何度も映画やドラマになり続け、「時代を越えて生き続けるシャーロック・ホームズ」には太刀打ち出来ないか。

いやいや、実はそうでもない。
モースも時代を越えて生き続けるステージに入りつつあるようです。

パイロット版が作られた段階で、既に中年、と言うよりモシャモシャ白髪で初老の域に達していたモースおじさんが、21世紀に入って復活!
若かりし頃を描いた「オックスフォード事件簿~新米刑事モース~」が作られています。



実は私、イギリスのミステリー好きを自称している割に、つい最近まで「モース」をよく知りませんでした。

NHKで、まずは青年版モースのドラマ「オックスフォード事件簿~新米刑事モース~」を観て初めてしっかり認識しました。

青年モース君って、繊細で頼りなげで女性に弱くてちょっとダメっぽくて。
イギリスの映画やドラマで度々見かける「お育ちが良くてインテリでナイーブでヒョロヒョロとひ弱そうで、青白い顔したまあまあのイケメン君」。

初登場のパイロット版からして、現役の警察官のくせに死体を見ていきなりウッて気分悪くなってるし。解剖に立ち会って気絶しちゃってるし。
だいたいが、警察官の仕事に嫌気がさして退職願をタイプしている所から物語が始まってるし。
見た目もメンタルもひ弱そうな、イギリスの映画やドラマで本当に本当にお馴染みの「お育ちが良くてインテリでナイーブでヒョロヒョロとひ弱そうで、青白い顔したまあまあのイケメン君」そのまんま。
イギリスドラマの登場人物としては珍しくもなんともない。

・・・と思わせておいて。
話が進むうちに段々と「あれ?ただのひ弱なヒョロヒョロ君じゃない・・・かも?」となってくるのがこのドラマの面白い所。

まあまあのイケメン君と書きましたが決して私の好みではなく、最初の印象は「地味でどうと言う事もない俳優さんだな、イギリスではこういうタイプがウケるのかな?」で、特にイケメンとは思わなかった。
でも、観てる内にじわじわと魅力的に見えてきて、更におじさんモースのお姿を拝見してからはどうしても新旧比べてしまい、「好みによるけど、まあ、イケメンの部類だよね」という認識に落ち着いたわけで。
常日頃から思ってる事ですが、人の感覚なんていい加減なもんです。

それにしても、あのナイーブで純朴なヒョロヒョロイケメン君が、あのオジサンになるって・・・。いかに年齢を重ねたとは言え、ビジュアルもキャラも繋がらない。
私は先に青年モースを観てからおじさんバージョンを観たので、当初はおじさんモースに違和感が。(おじさんモースの方が先なので、違和感あるなら本来なら青年モースの方に文句つけるべきなんでしょうが)
だってぇ、おじさんモースにはナイーブさの欠片も無いんだもん。

あ、ちなみにナイーブという言葉、日本人は「繊細で感受性が強い」的に、割と誉め言葉っぽいニュアンスで使ってると思いますが、英語圏での感覚ではどちらかと言うとネガティブなニュアンスらしい。多分ですけど、「メンタル弱い、ひ弱、世間知らず、ウブ」みたいな感じじゃないかと。いずれにしても英語ネイティブの人には面と向かって使わない方がいい言葉だそうです。

この、ネガティブなニュアンスのナイーブという言葉がピッタリくる青年モース。

女性に弱くて惚れっぽくて、そしてなかなかモテます。

見た目草食っぽいのに女性に対してそこそこ積極的だし、また女性の方からのお誘いも多い。
でも、ナゼか決して本命にはなれない。

女性の方から積極的に近づいてくるのでモース君に気があるのかなー?モース君もまんざらではなさそうだし、このままいい感じになっていくのかな?と思って観てたら、他に本命がちゃんといたりとか。

そこのところは青年版もおじさん版も同じです。

そして、どちらも第1話から哀しい失恋を経験します。

青年版では、捜査の過程で出会った事件関係者の奥さんが、モース君がずっと憧れていた元オペラ歌手で、どんどん思いを募らせたモース君は遂に人妻の彼女にキスをしようとまでしちゃいます。彼女もモース君に好意を持ってる様子で、一瞬モース君の思いを受け入れそうな表情になりますが、結局「ごめんなさい、主人を愛しているの」と優しく断ります。

おじさん版では、好意を持ってる教会のコーラス仲間の女性に「今、誰か思っている人がいる?」とストレートに聞いて、「ええ、いるわ」とストレートに答えられてしまいます。

で、青年モース君もモースおじさんも、それでその女性に対して冷たくなるとか態度が変わったりする事もなく、相変わらず優しく紳士的に接し続けるんですよね。
むしろ、その女性の誠実さに触れてますます好きになってしまってるんじゃないかと思うくらい。
その優しさが切なくて泣ける・・・こういうのが本物の紳士。

青年版で元オペラ歌手を演じていた女優さん、同性の私から見ても超魅力的でした。エレガントで美しくて、で、どっかで見たことあるな?って気がして。
一応ググってフローラ・モンゴメリーという女優さんと判明。で、どっかで見たことある、の「どっか」を探すべくフィルモグラフィーを見てみたのですが、どれも観た覚えのない作品ばかりで。

で、つい最近になって、大好きな「名探偵ポアロ」(デビッド・スーシェ版)シリーズを一挙に観返してたら・・・。

見つけました!
どっかで見たことあるな、の「どっか」!!

クリスティの作品の中でも特に有名な「アクロイド殺し」。
被害者である大金持ちアクロイドの姪っ子で、アクロイド叔父さんに頼って生活しているフロラ。同じ名前の役を演じてました。
青年版モースを遡ること何年かはわかりませんが、多分20代で出演したと思われる「アクロイド殺し」では、さほど印象に残リませんでした。感じのいい若くて上品な女優さんってくらいかな。品の良さは若い頃からだったんですね。もちろん美人の部類だとは思うけど、飛び抜けて美女というほどでもなく、イギリスの映画やドラマではよく見かけるタイプの美人女優という感じ。

おそらく30代になってると思われる「モース」では、本当に美しくエレガント。歳を重ねて魅力を増してくるってヨーロッパの女優さんらしいですね。


青年版モースはシーズン毎のエピソード順に放映されてたみたいなんですが、おじさん版モースは飛ばし飛ばしで放映されてるみたいです。
良く言えばマイぺース、ありていに言うと自己中なモースおじさんに、時にウンザリしたり、時にイラっと来たりしながら共に捜査を続けていく部下のルイスが「なんか急に老けた?」と思ってたらエピソードを飛ばしてたからなんですね。


この前放映されたエピソード「死はわが隣人」では、容疑者の一人の大学教授役で「青年版モース」のサーズデイ警部役・ロジャー・アラムが出てました。
サーズデイ警部大好き!刑事ドラマで良く出てくる、同僚刑事たちから陰で「おやじさん」と呼ばれてそうな、有能で懐深くて厳しいけど温かい、部下にとって頼もしいタイプ。
将来作られるドラマで自分の部下になるモースに取り調べを受けてる、ってなんか不思議な感じ。

そう言えば、モースのファーストネームエンデバーだと言うのが、このエピソードで遂にバレちゃいます。
モースの父親がキャプテン・クックを無条件に尊敬していて、そのクックが乗っていた船の名前から取ったというエピソードも語られます。日本で言えば、○○丸みたいな感じなんでしょうか。
ファーストネームを明かした後、ルイスともう一人、その場にいる女性に「なんで2人とも笑わないんだ?」と尋ねるモース。「・・・お気の毒すぎて」と答えるルイス、ナイス返しです😺



「モース」は、謎解き云々より人間ドラマとしての面白さが肝だと思います。小説もドラマも推理ものが好きな私ですが、「モース」に関してはミステリーと言うより刑事が主人公の人間ドラマとして観ています。

あと、音楽がいいです。クラシック好きなモースは家でも車の中でも大音量で聴いてます。電話がかかってきても音量を下げない。で、「何?何だって?聴こえないぞ!」と電話に向かって怒鳴ってる。いやいやいや、そりゃ聴こえるはずないでしょ、レコード(又はラジオ)の音量がああじゃ・・・って毎回ツッコんでます。
劇中使われるクラシックの選曲もそうですし、特にエンディングに流れるテーマ曲がいい。ピーピッピ、ピピピッピという音で始まるんですが、これ、モースの綴りをモールス信号にした音だそうです。モースMorseがモールス信号のモールスと同じ綴りだから、らしいです。なるほど。
ギターが紡ぐメロディが哀愁を漂わせていてとても美しくて、この曲のおかげで5割増くらい名作度が上がってると思います。

音楽の力ってほんと大事。「アンナチュラル」も米津さんの「Lemon 」のおかげでかなり割増高評価されてると思います。
(証人に過ぎない監察医が、法廷で検事ばりに最終弁論ぶって被告を挑発して自白させる展開なんてあり得ない!裁判官も弁護人も止めずに黙って聞いてるって無理がありすぎ!いくらドラマと言ってもご都合主義が過ぎます。)



私の大好きなアガサ・クリスティのドラマもそうですが、英国ミステリーはストーリーも犯人もトリックも全てわかった上でそれでも何度でも観返したくなるような独特の味わいがあります。
アメリカのミステリードラマも面白いですが、何度も観返すというのはあまりない。
10代の頃にホームズシリーズ、クリスティ作品を読みまくり、強く影響を受けて、ベースにイギリスの風俗、文化や生活への憧れがあるからなのかもしれません。


古き良きイギリスの暮らし、憧れます。
一度でいいから、数日でいいから、ガッチリ堅固に作られた古いお屋敷で、暖炉のそばに座りゆったり紅茶を飲みながらクリスティの小説を読み耽ってみたい。
でも、そういう暮らしをしたら、今以上に出不精の引きこもりになってしまいそう。

ツバつ~けた!「パーソン・オブ・インタレスト」の天才高校生ケイレブ君

ツバつ~けた! 
「パーソン・オブ・インタレスト」シーズン2エピソード11「完全なる方程式」の天才高校生ケイレブ役、ルーク・クラインタンク



「パーソン・オブ・インタレスト」は、私の好きな海外ドラマの一つです。

そのシーズン2のうちの1エピソード「完全なる方程式」は、ヘマをやらかして拘留中のリースの代わりに、普段は司令塔のフィンチが自ら動いて"これから起こる事件"を未然に防ごうとする、ちょっと異例の回です。

今回マシンがはじき出した"対象者"は、高校生のケイレブ。
ケイレブの通う高校に代理教師としてまんまと入り込んだフィンチはまもなく、一見普通の高校生であるケイレブが、実は天才少年だという事に気づきます。
ケイレブは"これから起こる事件"の被害者なのか、加害者なのか。そしてどんな事件が起ころうとしているのか。
2年前に電車にはねられて亡くなったケイレブの兄の、その死の真相が謎を解く鍵だと考えたフィンチは、仲間の刑事ファスコのサポートを得て「これからケイレブの身に何が起こるのか」に辿り着きます。


この、繊細な天才少年ケイレブを演じていたのがルーク・クラインタンク。繊細さと大胆さと賢さと、亡くなった兄への思いと、恐らくは息子の死に打ちのめされた事でアルコールが手放せなくなったと思われる母親への労りと。見事にケイレブという複雑なキャラクターを演じきってました。

このドラマでルーク・クラインタンクに目をつけた私。さっそく検索!本当に10代の少年かと思ったら、撮影時既に20歳越えてたみたいです。
ドラマ出演が多いようで、「Bones」には途中からレギュラー出演。私、残念ながら「Bones 」はシーズン1しか観ていません。最近では「高い城の男」に出たそうな。他にも「プリティ・リトル・ライアーズ」とか「ゴシップガール」とか、多分「セックス・アンド・ザ・シティ」系だろう、と勝手に決めつけて全く観る気がしないドラマにも出ているそうです。
CSI」「CSI: マイアミ」にも出てたらしいので、早速録画してあるのを観たけど、ちょっといまいちだった😿
「パーソン・オブ・インタレスト」は役が合ってたんですね、きっと。


そういうわけで、まだファンになるには至ってません。ケイレブ以外の役でも「いいな」と思えたらブックマークします。


ところで「パーソン・オブ・インタレスト」は、途中から視聴率がダダ下がったとかで、シーズン5で終わっています。私はシーズン1と2と、シーズン4の第1話しかまだ観ていないので、これからどうダメになっていくのか、ある意味楽しみです。他の方のブログを読んでたら、リースとフィンチのコンビが無くなっていくらしい。リースとショウ、フィンチとルート、という組み合わせが増えるらしい。私、フィンチとルートの組み合わせは結構好きですけどね。

リースのキャラは好きだけど、演じているジム・カヴィーゼルがあんまりタイプじゃない。でも、ジム・カヴィーゼルが演じているリースは好き。他の俳優が演じるリースなんて考えられない。我ながらややこしいわ。

リースも好きだけど、フィンチはもっと好き。そしてフィンチもマイケル・エマーソン以外考えられない。

で、フィンチと同じくらいファスコが好き。演じているのはケビン・チャップマン。余談ですが、アガサ・クリスティ作品の中では、チャップマンという名前の人物は大体諜報員と相場が決まっています。クリスティあるある。

最初は悪徳刑事として登場、リースを殺そうとする。でも、リースとフィンチに協力する(最初はさせられる)うちにどんどん変わっていく。元々悪人ではなく、結婚生活が破綻し気持ちが弱ってるときに、仲間の悪徳警官(こっちは本物の悪人)につけこまれ、引きずり込まれる形で汚職に手を染めるようになっていったんですね。
シーズン2の「美しき迷い子」で、警護相手のソフィアから「うちの叔父に似てる。叔父は女性に不自由した事がないの。アダ名は"種馬"よ。」と言われ、嬉しくてペロッと舌を出してちょっと照れてたファスコが可愛かった!

可愛いと言えば犬のベア。最初は見た目獰猛そうで怖かったんだけど、リースにアッという間に懐いて甘える甘える、アレ?さっきとは別の犬?と思うくらい。
ベアが加わってからリースとフィンチのやり取りもちょっと変わった気がします。

フィンチが買ってきたドーナツを、フィンチのちょっとした隙をついてベアがペロペロ。
フィンチ「あ~!ベア!それについては話し合っただろう?」
怒られてしょげるベア。そこにリースが出社(?)して来る。そして何も知らず、たった今ベアが舐めたドーナツを手に取る。
フィンチ「あっ・・・」
それ、さっきベアが・・・と注意しようとするが、既にドーナツはリースの口の中へ。間に合わないと見てとったフィンチは諦めて黙る。
ドーナツを一口食べたリース、一瞬の後「・・・」
知らんぷりを決め込むフィンチとベア。

この時のリースの微妙な表情が何とも言えず面白かった。そして一言。
「このドーナツ屋は止めておけ。」
無実のドーナツ屋さん、風評被害に遭いました。


「完全なる方程式」はシーズン1と2、全てのエピソードの中でも特に脚本が秀逸だと思います。

以下ネタバレあり。



授業の中でフィンチが語る円周率の話。そして、最後の方で、フィンチがケイレブに静かに語りかける言葉。

円周率には終わりがない、という事くらいしか知らなかった。円周率の中にあらゆる数字の組み合わせが存在する・・・なんか、壮大だなあ。

「数字をアルファベットに置き換えれば、これまでの全ての言葉、全ての単語がその中に存在する、無限の可能性がその中に含まれている、それをどう役立てるかは君達次第だ。」
正確にこの通りのセリフだったかどうかはちょっと自信がない。今、テレビが見られない状態なので確認できない。他の方のブログと記憶を頼りに、ざっとまとめてみました。

細長い紙の端と端を貼り付けて輪っかを作る、ただし片方の端を裏返して、紙の裏と表が繋がるように貼り付ける。時空の歪みを分かりやすく形に表すと、このねじれた輪っかになる。
ある時少年がその輪っかを作ってみた。すると、その輪っかの中に時空の穴が出現し・・・っていう海外の映画かドラマ、観た記憶があるんですが。
あれ、何だったっけ?
もしかしたら、SFかそれに類するアドベンチャーものを観て、それに影響されて見た夢か、空想した事だったかも。
よくあるんです、何かのきっかけである場面を思い出して、それが空想や夢の中で見た場面なのか、現実に映画やドラマで観た場面なのか、それとも実生活の中で実際に体験した場面なのか判然としない事。妄想や空想ばかりしてるから、頭の中がヤバイ事になって来てるんでしょうか?

何で見たかはともかく、フィンチの円周率の話を聞いていて急に思い出しました。何の変哲もない円の中に全宇宙が存在する、一見完璧に見えても実は全ての円はどれもわずかに歪んでいる、完璧な円は奇跡だ、みたいな哲学的な話。フィンチの円周率の話の壮大さにも通じます。


「世の中に余分なものなどない。一つでも欠けたら円ではなくなる。」
「世界は今のままでいい。我々も存在した方がいい。いなくなるよりもずっといいんだ。」

優しく、静かに、ケイレブに語りかけるフィンチ。マシンが予知したのは、17歳6ヵ月と21日、兄が死んだと同じ年齢、同じ死に方で、ケイレブがこの世界からいなくなる事。

それにしても簡素だけど説得力があっていいセリフだ。

日本のドラマだったら、多分70%くらいの確率で「こんな事をして、死んだ兄さんが喜ぶと思っているのか?」というセリフになってたと思います。

この世からいなくなる事を思い止まったケイレブ、その肩に、一瞬ためらって、それからぎこちなく、いたわるようにそっと触れるフィンチ。ケイレブに対して、かつての自分を見るような、自分の分身のような、そんな気持ちだったのかな?
不思議な絆と共感が二人の間に存在してた気がします。

だから、最後に円周率の数字が書かれた紙をケイレブに渡し、「この中に私の社会保障番号も含まれている、君なら見つけられるだろう。」とフィンチが言った時、あ、これはケイレブ再登場の伏線だ!と思ってしまいました。

円周率の数字の中から、スウィフト先生という仮の姿ではないハロルド・フィンチ(これも本名ではないらしいですが)という存在を見つけ、マシンや監視システムの存在に気づいたケイレブの社会保障番号を、再びマシンがはじき出すのでは?そしてリースとフィンチに救われ、全てを知ったケイレブが、レギュラー又は準レギュラーで仲間に加わるのでは?と予想したのですが・・・。

どうも、ファイナルまで見終わった方々のブログを読んでる限り、それはなさそうで・・・残念。
ただ、シーズン4か5あたりでチラッとケイレブという人が出てきて、このケイレブと同一人物?という事を書いていらっしゃる方がいて、ルーク・クラインタンクの出演作品リストをもう一度見直しました。が、見当たらない。チラッと登場しただけだからリストから省かれてるのか、別のケイレブだったのか。
そもそもルーク・クラインタンクの情報があまりにも少ないんですよね。

※2017.6.28追記 
見つけました!やはり、あのケイレブ君だった!シーズン4の第16話と第22話(最終話)に再登場しているらしいです。
「海外ドラマSpoiler」というサイトにエピソード毎の出演者一覧がありました。このサイトの管理人さん、ありがとう!


長身でイケメンなので、もっと人気になってもいいと思うんですが、人気になったらなったで、またキアヌの時みたいに「ボクだけのアノ子がみんなのアイドルになっちゃった」的な事で、ちょっと熱が冷めたりする。



我ながら面倒くさいヤツだニャ~😽





映画カテゴリーですニャ
「エクソシスト」より「オーメン」の方が怖いニャ

久しぶりに読んだ「シックスセンス」小説版 あれ?涙腺弱くなってる?

前は結構好きだったのにニャ・・😿 残念なハリウッドスター その1 ゲイリー・オールドマン

今でも好きだけど前ほど入れ込めない 残念なハリウッドスター その2 キアヌ・リーブス

前回の「残念なハリウッドスター」はタイトル詐欺でした(>_<) 今でもキアヌは全然残念なんかじゃない!

ちょっぴりマニアックに 知る人ぞ知る海外スター 女優篇

今でも思い出すと怖くて震える トラウマ・ムービー

知る人ぞ知る?キュートでコケティッシュなハリウッド女優 ロザンナ・アークエット

いつの間にイジられキャラに? いい意味で?残念な(≧▽≦)ハリウッドスター 「よく死ぬ俳優」ショーン・ビーン



ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村