謎好きにゃんこの妄想

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世界フィギュア なんだかモヤモヤしたので羽生選手のSPを自己流採点してみたら

なんだかモヤモヤしたので、最近お遊びでやってる「勝手に自己流採点」をやってみました。
今回のジャッジの採点に納得できるのかどうか、一部分を取り上げて感覚的にツッコむのではなく、素人ファンなりに出来るだけ論理的に、具体的に全体を分析してみたいと思います。
 
数字の並びが揃わなくて見づらくてごめんなさい。
左から、基礎点、ジャッジの付けたGOE、基礎点とGOEの合計、私の付けたGOE、基礎点とGOEの合計、です。
 
 
      BV      GOE      計   GOE     計
 
4S               9.70     2.22   11.92      2.43   12.13
4T3T         13.70    2.99   16.69      3.33   17.03
FCSp4         3.20    1.01     4.21      0.96    4.16
3A               8.80x  3.54   12.34      3.60  12.40
CSSp4        3.00     1.20    4.20      1.20    4.20
StSq3          3.30     1.41    4.71       1.32    4.62
CCOSp4     3.50     1.45    4.95       1.40    4.90
 
合計    45.20   13.82   59.02    14.24  59.44
 
 
調子に乗ってPCSも。
 
SS                                      9.61                 9.50
TR                                     9.39                  9.25
PE                                      9.71                 9.75
CH                                     9.54                 9.50
IN                                       9.71                 9.75
 
合計              47.96                47.75
 
ジャッジの採点
 TES  59.02    PCS  47.96    D  0.00
      TOT  106.98
私の勝手に自己流採点
 TES  59.44    PCS  47.75    D  0.00
      TOT  107.19
 
分析の前に、先にお断りしておきます。
私の付けた数字は、「あえて辛めに付けた」ものです。羽生選手はまだまだこんなもんじゃない、羽生選手ならもっとやれる、というフィギュアファンの欲張り根性丸出しで「辛めに採点」しています。大事な事だからしつこくもう一度言います。
わざと「辛めに採点」しています。
ちなみに、私は羽生ファンではありません。好きなスケーターですが、いわゆるヲタではありません。しつこくしつこく言いますが、「特に羽生ファンではない」私が「辛めに付けた」点が107.19です。
※GOEは0.5刻み、5コンポーネンツはジャッジと同じ0.25刻みで付けています。
 
ご覧の通り、それでも私の辛め採点よりジャッジの採点はわずかとは言えさらに低くなっています。これではやはり、ゲスの勘ぐり極み乙女としては納得出来ません。
 
 
個別に見ていきましょう。
 
まず、最初の4サルコウにJ1とJ2が0を付けています。
これは、テクニカルはセーフと判定したものの、J1とJ2の目にはわずかな回転不足ありと映ったからではないかと思われます。これはルール上認められてる事だし、私もこの着氷は微妙だと思ったので、これについては異論はありません。
ジャンプ自体はとても美しかったので、微妙な着氷(ちょっと回転不足かも?という点と羽生選手にしてはちょっと詰まってたねという点、両方の意味で)マイナスを加味してGOE2.5としました。
残り7人のジャッジの判定は、2が2人、4が1人、後は3でした。
 
問題は、次のコンビネーションです。
ステップからの入り、高さと幅、助走から着氷までの流れ、着氷姿勢、申し分無いと思います。
私はGOE3.5としました。4でもいいと思ったのですが、最初の4トゥループの着氷が若干前のめりで、そこから溜め直して若干力でセカンドジャンプを跳んだように見えたので少し下げました。本当に若干そう見えたという程度です。
ジャッジは、2が1人、4が2人、残りが3です。3が多いのは意外でした。マイルールで3.5を付けましたが、ジャッジと同じ1刻みで付けるなら私なら迷わず4を付けるので。
そして、ただ1人2を付けたのはJ1でした。
 
最後のジャンプ、トリプルアクセル
ここで遂にJ1が馬脚を現します。
3を付けたJ5を除いて4と5が並ぶ中、またしてもただ1人2を付けています。どうせカットされるんだから、せめて3にしとけばここまで悪目立ちしなくて済んだものを。頭悪い。結局、このJ1、ステップとコンビネーションスピンにのみ3、後は0〜2しか付けてません。何がなんでもハニュウをネイサンに勝たせたくない筋の人かしら?ホント分かりやすい、アホやな。
バックカウンターとかいうやつだっけ?ブラケットとかいうやつだっけ?それとも何か他のだっけ?なんというステップか忘れましたが、そのステップを踏んだ足でそのまま跳んでいます。軸がしっかりしていて回転が速く美しく、着氷がピタッと音楽に合ってました。着氷後も着氷した右足のままステップからのビュン!と足上げ!カッコいい。
私はGOE4.5としました。5が相応しいジャンプですが、5はまだ大事に大事に取っておきたい。
 
後半のエレメンツ、トリプルアクセル、足替えシットスピン、ステップシークエンス、足替えコンビネーションスピンにはほとんど4と5が並んでいます。
その中で、やはりJ1は2、2、3、3と目立ってます。カットされるのはわかってるのに。単に頭が悪いのか、構ってちゃんなのか、それとも独自路線を行くオレ(私?)カッケー!とかいう種族の方ですか?
 
プログラムを通して見ると、前半はやっぱり多少固くなってたのかな?最後のジャンプ、トリプルアクセルを決めてからは緊張感から解放されてドンドン気分が乗っていったのかな?という印象です。
GOEの付き方も大体のジャッジがそれを反映した数字を付けており、分析前に抱いてた印象ほど不審な採点ではなかったように思います。
 
J1!オマエは別だゾ!!
 
ただ、私のあえて辛めの採点よりも低い得点という事実は変わらないので、一部報道などで言われてる「羽生選手は過小評価されている」という意見には賛成票を投じたいと思います。ここは人によって見方が違うでしょうが。
 
 
それよりもっとモヤモヤしてるのは、実はネイサンに対する得点だったりします。次はそこを分析してみたいと思っています。
その前に女子の結果にも文句言いたい!
あ〜、忙しい。